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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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幼い頃から妖怪と呼ばれるものの類を目にしてきた夏目貴志は身寄りがなく、自分にしか見えないそれらのために親戚のもとを転々とする日々を送っていた。心優しい藤原夫妻に引き取られた夏目は、祖母レイコの遺品である「友人帳」を手に入れたことで、祖母と関わりのあったあやかしたちをはじめとした、彼らと人々の事件に遭遇する。すべては心優しい友人たちのために。

原作が好きなのでアニメは一期だけを見て終わっていたんですが、最近アニメの新シリーズ制作決定の話を聞いたので、せっかくだからおさらいを兼ねて見始めました。
第三期はシリーズ屈指の名場面であろう、夏目が藤原夫妻のもとに行きたいと言うまでの話が入っています。そんな切ない話の後に、できなかった影踏み鬼をしてあやかしみんなで遊ぶのが、泣ける……。
原作になかなか新規の女子キャラが登場せず多軌が出てくるまで間があった影響か、早々に離脱する笹田が残っているオリジナル展開。また原作で謎めいていた藤原さんがだいぶ初期から登場して結構よく話しているので、原作でしか知らなかった身としては意外でした。どんな人かわからない、からの、めちゃくちゃいい人……というあれがよかったものだから。
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リオネス王国の聖騎士たちの横暴とそれを主導していた聖騎士長ヘンドリクセンの魔人族復活を阻止したメリオダスたち七つの大罪と第三王女エリザベス。しかし平和な時間はそう長くは続かず、魔人王の近衛部隊である魔人族・十戒の者たちが目醒める。バンの離脱を始め仲間同士が思いをぶつけ合い、ついに七つの大罪最後の一人も合流し、仲間たちは絆を深めていく……このすべての戦いの始まりは三千年前、とある種族違いの恋人たちの運命とともにあった。

第1期の後、少し間が空いたり、放送時間や局が変わったりして、最後まで追いかけられていなかったやつ。第2期から最後まで一気に視聴しました。
本当に! 最高のファンタジーでした! ここまでど直球にファンタジーをやってくれるとは思わなかった。まさしく「これはいまだ人と人ならざるものの世界が分かたれていなかった古の物語」でした。神と魔と妖精と巨人と人と、その世界が区切りをつけ、次の世界が始まるための物語。
一人ひとりのエピソードが濃すぎてびっくりする。別のメインキャラクターに焦点を当てたらそれだけでちゃんと物語が出来上がるようになっているのがすごい。さらにすごいのは、メリオダスがそれを尊重して、ぶつかるときにはぶつかり、可能な限りは手助けしたり応援したりするところ。譲れないものは譲れないと戦えるところにぐっとくる。
めちゃくちゃすごいのはバンで、いやもうなんなんだよあの献身の塊は!! めちゃくちゃ泣いた。たった一人の愛した女のために不死を生きて、仲間たちと決別もして、けれど大事なときは絶対にそれを選べるやつ。恩人のために煉獄という時間の流れが違う場所で何百年と過ごして、とんでもない力を身につけて、その果てに愛する女を救っちゃうやつ。聖人か……?
情報をまったく入れていなかったのでもう一つめちゃくちゃ泣いたのはメリオダスとエリザベスの運命でした。なんなんだよそれ。永遠に別れ続ける恋人同士とか泣いちゃうだろ!! 最後まで見た後つい第1期第1話に戻っちゃったよ。エリザベスが必死になって七つの大罪を探しに来たときに、メリオダスはもう助けるって決めていたんだろうなあ……。何を思っていたか想像すると泣いちゃう。何度も出会って見送って、それでも出会ってしまう喜びと痛みが……もう……。
上記のエピソードを表現した第4期前期OPの「光あれ」、めちゃくちゃいい曲に最高の歌詞に素晴らしい歌声で。歌詞読んですごく泣いた。メリオダスとエリザベス、登場する他の恋人たちやきょうだいたちのことだよなあ……。
本当に素晴らしい大作ファンタジーでした。これで続編シリーズに触れる下地は作ったぞ!
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平凡な高校生である泉新一は、ある日謎の宇宙生物に襲撃される。その生物は人間を捕食し、寄生してその人間に成り代わる種であり、乗っ取られることは阻止したものの新一の右腕にその寄生生物が同居することとなった。右手ゆえに「ミギー」と名付けたパラサイトだが、人間という種を理解しない彼らは新一の周辺で次々に事件を起こし始めていた。

原作既読。原作よりも現代に合わせた描写に変更されているものが多くて、別の作品を見ている気分になりました。しかしやっぱり、面白い。
一番いい変更点は新一のビジュアルが変わっていくところが、彼の心や立ち位置の変化をわかりやすく表していてよかったな。何かあったと一目でわかる、周囲が彼を警戒し始める理由づけにもなっていて。
そしてやっぱりミギーがかわいい! 感情なんて理解していないようでいて、人間からしてみればその言葉や行動の端々から「もしかしてこうなんじゃないか?」と想像させられてしまうのがなんとも憎らしい。
ラストの清々しさもよかった。面白かったです。
「GAMERA -Rebirth-」
夏休みを迎えて遊びまわるボコ、ジョー、ジュンイチの三人は、アメリカ軍に所属する家族のいるブロディらとやりあい、仕返しを計画していたところ、謎の飛行怪獣の襲撃を受けてしまう。各地を襲うこの怪獣はギャオスと呼ばれており、四人は捕食されそうになったところを新たな怪獣に救われる。カメの姿をした怪獣を、彼らはやがてガメラと呼ぶようになるが……。

小さな勇者たちを描くアニメ作品。
ガメラシリーズはほとんど見たことがないので、オリジナルを見てみたいと思いました。
怪獣の侵略を受ける地球、その意味と、出現したガメラの真意。SFなストーリーで、醜い大人の争いと、目の前の難事に仲間たちと必死に立ち向かう子どもたちの対比が面白かった。終盤に関わってくるのが自衛隊と日本の研究者たちなのが、なんというか、すごく意味深というかそういうあるあるネタなんだろうなというか……。
しかしガメラが放ったビームが祝杯を挙げるやつらを一瞬にして吹き飛ばしたのは笑っちゃった。総辞職ビームかよ。
脱落者が出たのでうっそぉと叫んだんですが、最後まで見てみるとこれ、続編あるー? もう少し成長してからとか大人になってからの再会を期待したい。
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U-17の日本代表合宿に参加していた越前リョーマ。とある事情で合宿所の退去を命じられたが、兄のリョーガの誘いを受けてU-17W杯のアメリカ代表として参加することになる。一方順当に日本代表に選ばれた面々の他、ドイツに移っていた手塚国光もまたドイツ代表として参戦。日本と世界の選手を相手にしたリョーマの戦いが始まる。

「ちょっ…………と、意味がわからないな……」の連続です。五感を奪われる、とか、ラケットの持ち込み制限がないから全部、とか、とりあえず考えるな感じの世界が続くのですが、テニプリってこういうのだよね! というのを久しぶりに浴びて楽しかったです。もし十代だったら確実にリョーガの夢女になってた。
最後にのらくらしている兄が、しっかり弟を気にかけて、昔から変わらないことがわかるエピソードがすごくよかった。
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惚れっぽくてお調子者の桜木花道は入学した高校の同級生の赤木晴子にバスケットボール部に誘われる。一目惚れした晴子にいいところを見せようと初心者にもかかわらず下心ありきで入部。同じ一年ながら入部したスーパールーキーと称される流川楓や他のメンバー、他校のライバルたちと競い合ううち、長身とタフさに恵まれ努力を怠らない花道はみるみるうちに才能を開花させていく。

子どもの頃に履修できなかったものを一度見てみようの回。めちゃくちゃ面白くて、人気が出るのも当然だなあと思いました。チーム競技だからこそ選手たちはみんな魅力的である必要があるんだよな。
本放送当時に見ていたら誰を好きになるかは想像がつかないのですが、いまの私は赤木と木暮が好きですね。バスケを心から愛し、後輩たちを導き、しっかり勉強もして礼儀正しいって高校生にして最高じゃない? そのまま大人になってほしい。
彩子さんもめちゃくちゃ大人っぽくて、バスケ部のマネージャーらしくさばさばしていてかっこよかったなあ! 彼女もまた周りをよく見て導ける人ですよね。選手ばかりにスポットライトが当たりがちだけれど、彩子さんや、花道の友達、応援団のみんなとバスケ部を支えて応援する人たちにも恵まれているよなあと思いました。
アニメでは最後の公式試合となるインターハイ予選が一番アツかった。ぞわぞわ鳥肌が立ってめちゃくちゃ感動しました。
それから個人的にほろりときたのが、花道が安西先生が倒れたときに適切な行動を取ったという話。父親のその後はわからないみたいだけれど、あのときの後悔があるから動けたんだよなあ。お調子者なのにそういうことを一切言わないところが、本当に花道らしい。
「髑髏島」
未確認生物を探して南太平洋へと船を出した冒険家たちは、ある日漂着した少女を助けたことで謎めいた島の存在を知る。その島にたどり着いたマイクとチャーリーは独自の生態系とその過酷さに直面することに……。

話的にキングコングか? と思っていたら、その外伝的エピソードですかね?
コングが生き、巨大な動植物が存在する髑髏島。そこに迷い込む冒険者たちという侵略者。そう、がっつり島の平穏を乱す不届きものなんだよなあ人間って……。
物語もキャラクターのビジュアルもなんとなく有名なあの会社の作品を意識している印象なので、「キングコング」がリアルタイムでない世代の入り口としては入りやすいものなのかなと思いました。
そしてコング、やっぱりいいやつなんだよな……。ほろりとしてしまった。
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ある日人には見えないものが見えるようになった女子高生のみこ。もちろん周りには見えていないため、どんなに恐ろしくても耐えるしかない。だが身近な人に害が及びそうになるとそうもいかず……。

突然心霊系のものが見えるようになり、大混乱しながら必死に見えないふりをして日常を守りつつ、見えてしまうゆえに結果的に周りを助けてしまう女子高生のオカルトコメディ……なんですが善いものも悪いものもだいぶ怖い感じに描かれていて、先が気になりすぎて一気見してしまった。
本人的には必死なのに周りから見れば奇行になるのが切ない、かつ怖い。だって誰も助けてくれないってことだもんね!?
しかし一番怖いのは神様だという、だいぶ気になるところで終わってしまい、続きが気になります。
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中学生ながらMITレベルの論文を理解できてしまう高嶺清麿は、高い学力が原因でクラスに馴染めずに不登校になっていた。それでいいと思っていた清麿のもとへある日父親が遣わしたという謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。記憶を失っている彼は不可思議な言語で書かれた赤い本と、清麿に「友達を作る」目標を携えていた。それは魔界の王を決める、魔物たちの戦いのはじめりとなった。

リアルタイムで見たり見なかったりを繰り返していたものをちゃんと見てみようの巻。このアニメ、もしかして完結までやってないんですね? ブラゴとシェリーと決着をつけずに終わったぞ。
清麿とガッシュがパートナーとして絆を強める初期の楽しい話から、それぞれの魔物とパートナーの話、世界の危機に結びつく魔物とそれを利用しようとする敵対勢力との決戦と、話が進むにつれて深みが増していって、とても面白かった。ガッシュの心の強さに周りが感化されていく展開が熱く、王の座を巡って戦いながら本当に大事なものを守って協力し合う魔物たちがとてもいい。
一番泣いたのはナゾナゾ博士とキッドのエピソード。博士の過去が辛すぎるよぉ……。そんな博士がキッドと一緒に色々なところへ行って戦って、人と出会って、協力し合っていたのは最高に楽しかったんだろうなあ。心が空っぽになって、けれど立ち上がって、最後まで協力してくれるっていうのはアポロもそうだけれど本当に、本当に良い出会いだったんだなあと思えて……。
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高校二年生の梓川咲太は有名女優であり学校の先輩でもある桜島麻衣がバニーガール姿で街を歩いているところを目撃する。だが周囲はこんな奇妙な姿の麻衣が見えていないようなのだ。これは都市伝説的に語られている思春期症候群の影響だと判断した咲太は、彼女の存在をこの世から消滅させないために行動を始め……。

あるけれどないものとして扱われている、不可思議な現象を起こす思春期症候群を起こす彼ら彼女たち。主人公の咲太はのらくらとしながらも情に厚く、適切な人を頼りながら、大事な人たちを助けようと動く。
助ける対象が女の子たちなのでハーレムっぽくなるのかと思いきや、咲太自身は恋人一筋なのでかなり好感度高い。煙に巻くような言動をしながら、しっかり自分を持って、頼るべきときは頼って人に相談するのは人間力が高いわ……。
ちょっとした不思議な現象を解決する独特なお話ながら、ああなるほどなあと思う解決法に至ったり、未成年の無力さを痛感させられたりもする、まさに青春もの。あまりに面白くて一気見しましたが、花楓の話は辛かったなあ……よくがんばったなあ……みんなが思いやってくれて本当によかった……と思いました。
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Author:月子
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