読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad」
戦時中のユール連邦で騎士候補生のレオは幼馴染のセリアと教官リゼットとともに任務のため、国境付近の街リュンヌを訪れる。だが同じくしてリュンヌに入り込んだ敵国ジルドラの兵士たち、そのなかにはもう一人の幼馴染で裏切り者のユーゴの姿もあった。
スマホゲームのアニメ化作品。一つのエピソードを前後編でちょっとだけですが、キャラクターの関係性が素晴らしくてうおおおと身悶えしました。
幼馴染の三人組レオ、セリア、ユーゴ。ユーゴは祖国を裏切って帝国へ。幼馴染の前に敵として立ち塞がる。
レオたちの教官リゼットは妖艶な美女で実力のある戦士。それに対するは帝国で白狼将と渾名される貴族出身の高潔な軍人アレクサンドラ。なおこの二名、自分たちが教え導く対象としてレオとセリア、ユーゴをそれぞれ大事に見守っている様子。
そして何より私が落ちたのはリュシアンですよ。リュシアン。すべての能力に秀でた精鋭部隊の筆頭という身分ながら、ちょっと何考えてるかわからないふわふわな言動をしつつ、どうもセリアに気がある様子。もちろん時と場合によっては顔つきや口調も厳しくなるよ! という……こういう内面を隠したキャラクターが本心をのぞかせるところが美味しくて美味しくて……。
そして術を使うときのエンブリオへの呼びかけがかっこいい……。RPGのストーリーの良さを表現した作品だと思うんですが、前後編で原作がソシャゲなのが残念すぎる。ソシャゲはなあ、なかなかできないんだよな……。
戦時中のユール連邦で騎士候補生のレオは幼馴染のセリアと教官リゼットとともに任務のため、国境付近の街リュンヌを訪れる。だが同じくしてリュンヌに入り込んだ敵国ジルドラの兵士たち、そのなかにはもう一人の幼馴染で裏切り者のユーゴの姿もあった。
スマホゲームのアニメ化作品。一つのエピソードを前後編でちょっとだけですが、キャラクターの関係性が素晴らしくてうおおおと身悶えしました。
幼馴染の三人組レオ、セリア、ユーゴ。ユーゴは祖国を裏切って帝国へ。幼馴染の前に敵として立ち塞がる。
レオたちの教官リゼットは妖艶な美女で実力のある戦士。それに対するは帝国で白狼将と渾名される貴族出身の高潔な軍人アレクサンドラ。なおこの二名、自分たちが教え導く対象としてレオとセリア、ユーゴをそれぞれ大事に見守っている様子。
そして何より私が落ちたのはリュシアンですよ。リュシアン。すべての能力に秀でた精鋭部隊の筆頭という身分ながら、ちょっと何考えてるかわからないふわふわな言動をしつつ、どうもセリアに気がある様子。もちろん時と場合によっては顔つきや口調も厳しくなるよ! という……こういう内面を隠したキャラクターが本心をのぞかせるところが美味しくて美味しくて……。
そして術を使うときのエンブリオへの呼びかけがかっこいい……。RPGのストーリーの良さを表現した作品だと思うんですが、前後編で原作がソシャゲなのが残念すぎる。ソシャゲはなあ、なかなかできないんだよな……。
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「ペルソナ5 『Dark Sun…/Stars and Ours』」
怪盗団の主犯格として逮捕された雨宮蓮は取調室で射殺され、自殺したと報道される……だが怪盗団の仲間たちとの連携により、パレスを利用して無事に逃亡していた。すべての黒幕を改心させるべく行動を開始した心の怪盗団は最後のミッションに挑むが……。
アニメシリーズに続く完結編。ゲーム的に言うと全員と心の絆を結んでベストエンディングに向かう隠しストーリーってところでしょうか。裏切り者と戦い、ラスボスに勝利したものの最後の最後に真の敵が姿を現す。
人の心をテーマにした作品ならではの、集団心理の恐ろしさや人の心の弱みを描いたストーリーが面白く、いちいちおしゃれでかっこいい、ペルソナの世界観が詰まった作品だったなあ。女性キャラクターも全員かっこかわいいで大好きだ。
怪盗団の主犯格として逮捕された雨宮蓮は取調室で射殺され、自殺したと報道される……だが怪盗団の仲間たちとの連携により、パレスを利用して無事に逃亡していた。すべての黒幕を改心させるべく行動を開始した心の怪盗団は最後のミッションに挑むが……。
アニメシリーズに続く完結編。ゲーム的に言うと全員と心の絆を結んでベストエンディングに向かう隠しストーリーってところでしょうか。裏切り者と戦い、ラスボスに勝利したものの最後の最後に真の敵が姿を現す。
人の心をテーマにした作品ならではの、集団心理の恐ろしさや人の心の弱みを描いたストーリーが面白く、いちいちおしゃれでかっこいい、ペルソナの世界観が詰まった作品だったなあ。女性キャラクターも全員かっこかわいいで大好きだ。
「ヲタクに恋は難しい OAD」
成海と宏嵩の会社の先輩、樺倉と小柳はよく言い争っているが実は恋人同士。二人は同じ高校に通っていた先輩と後輩で長い付き合いだ。仕事終わりに二人で舞台を見に行くという小柳に遭遇した成海たちは、樺倉を待つ間、二人の馴れ初めを聞く。
素直になれないケンカップル、樺倉さんと花ちゃんの高校時代の話。
ツンツンツンデレな花ちゃんをありがとう! ちょろいように見えてかっこいいときはかっこいい樺倉先輩をありがとう!
こうして見てみると、周りは絶対あの二人はいつ付き合うんだと思っていたと思うんですよね……。どこから見てもお互いに矢印を出し合っているむずきゅんな先輩と後輩。さぞ周囲はじれじれしたことだろうなあ。そして本人たちも相手の気持ちを察していたよね……できる人たちだからね……素直じゃないだけで……。
成海と宏嵩の会社の先輩、樺倉と小柳はよく言い争っているが実は恋人同士。二人は同じ高校に通っていた先輩と後輩で長い付き合いだ。仕事終わりに二人で舞台を見に行くという小柳に遭遇した成海たちは、樺倉を待つ間、二人の馴れ初めを聞く。
素直になれないケンカップル、樺倉さんと花ちゃんの高校時代の話。
ツンツンツンデレな花ちゃんをありがとう! ちょろいように見えてかっこいいときはかっこいい樺倉先輩をありがとう!
こうして見てみると、周りは絶対あの二人はいつ付き合うんだと思っていたと思うんですよね……。どこから見てもお互いに矢印を出し合っているむずきゅんな先輩と後輩。さぞ周囲はじれじれしたことだろうなあ。そして本人たちも相手の気持ちを察していたよね……できる人たちだからね……素直じゃないだけで……。
ロンドンの裏側に存在する魔女や魔法使いたちの世界、リバース・ロンドン。異形の存在ドラゴンを保護管理するウイング・バインドに所属する魔女であるニニーとのえるとして日々表と裏を行き来している。だがある日裏ロンドンにドラゴンが出現し、邪竜指定とされる『童話竜』と遭遇することとなり……。
現代×ロンドン×魔女という、久保帯人先生が描くならかっこよくないわけがない……という組み合わせの作品。原作は未読。
「好き」「かっこいい」を詰め込んだ設定の数々でめちゃくちゃ楽しい。元アイドルの口の悪い魔女? 見た目日本人のイギリス人のちょっと変わった性格の美少女魔女? ドラゴン? 童話竜と書いてメルヒェンズと読む? 大好きですありがとう!!!!!!!
魔法を使う際の呪文、「BLEACH」の鬼道が好きならときめく。言葉の並びがかっこいいぃいいい。こうした呪文から、動きなり風景なりアニメとして可愛らしくもかっこよく、もっとこの世界の物語を知りたいと思わせるものが随所に散りばめられていて、今後の展開に期待したい……とっても……。
「魔法使いの嫁 星待つひと」
この世ならざるものたちを惹きつけるがゆえに自らをオークションにかけたチセ。それを買ったのは魔法使いのエリアス。花嫁とすると言われつつも、魔法使いの師と弟子、あるいは家族として少しずつ距離を縮める二人……ある日チセのもとに届いた一冊の本は彼女の悲しい過去と優しい記憶に結びついていて……。
アニメ本放送に先んじた、コミックスの特典として製作されたOADの前中後編。エリアスと出会う前、母親と死に別れ、様々な家族のもとを転々としていたチセが出会ったある魔法使いと不思議な図書館の話。
まほよめはわりとむごい形で誰かの望みが断たれるエピソードが多いので構えていたんですが、辛かった、ですよね……わかってましたけど、わかっていたけれど辛かった! チセの境遇が辛いだけに! 何故こんな幼子に託すのかと!
本の持ち主であった真弓さんが抱きしめてくれたのが一番の救いでした。できれば私も抱きしめてあげたい……。そして理一のくれたかすかな光がチセをここまで導いてくれたことに感謝しました。その後の展開を考えると手放しによかったと言ってあげられなくはあるんですが……目とか腕とか……。
しかし本編よりもエリアスのチセに対する執着が強くて可愛かったな! 異種間結婚ありがとう!
この世ならざるものたちを惹きつけるがゆえに自らをオークションにかけたチセ。それを買ったのは魔法使いのエリアス。花嫁とすると言われつつも、魔法使いの師と弟子、あるいは家族として少しずつ距離を縮める二人……ある日チセのもとに届いた一冊の本は彼女の悲しい過去と優しい記憶に結びついていて……。
アニメ本放送に先んじた、コミックスの特典として製作されたOADの前中後編。エリアスと出会う前、母親と死に別れ、様々な家族のもとを転々としていたチセが出会ったある魔法使いと不思議な図書館の話。
まほよめはわりとむごい形で誰かの望みが断たれるエピソードが多いので構えていたんですが、辛かった、ですよね……わかってましたけど、わかっていたけれど辛かった! チセの境遇が辛いだけに! 何故こんな幼子に託すのかと!
本の持ち主であった真弓さんが抱きしめてくれたのが一番の救いでした。できれば私も抱きしめてあげたい……。そして理一のくれたかすかな光がチセをここまで導いてくれたことに感謝しました。その後の展開を考えると手放しによかったと言ってあげられなくはあるんですが……目とか腕とか……。
しかし本編よりもエリアスのチセに対する執着が強くて可愛かったな! 異種間結婚ありがとう!
1986年、ドイツ。日本人の脳外科医ドクター・テンマは、天才的な技術に加え、院長の娘エヴァとの婚約も決まり、未来を約束されたも同然だった。しかし本人は真面目で正義感が強く、患者たちに慕われる性格で、出世のために他人を蹴落とすことに忌避感を覚えていた。そのため院長命令を無視し、重要人物の手術よりも緊急性の高い少年の処置に当たったことでテンマの人生は転落を始める。同時にテンマを蹴落としたライバルたちが次々に惨殺されるという事件が起こるが、それはここから始まる怪物との長い戦いの始まりでもあった。
めちゃくちゃ暗いし長いし面白かった! この時代のドイツ周辺の状況、思想、文化、そういったものを綿密に調べた上で描かれたんだろうなあ。面白くないはずがなかった。
ある医者が事件に巻き込まれるだけの話かと思いきや、謎の連続殺人事件と、犯人と思しき少年の謎、人体実験と、ミステリーとサスペンスが盛り沢山で、次々に登場する人々と情報が少しずつ関わりをもって最後の局面で集結していく様は見事としか言いようがない。ストーリーが進むごとにぞくぞくして見るのを止められなくて大変でした。
生き残れるか、逃れることができるのかというはらはらもよかったですが、脱落していく人たちの悲哀もまたいいんだよなあ。グリマーのこと、好きになっていたから切なかった……。マルティンも、エヴァに振り回されていたのに好意を抱いていた話、よかったなあ。
全体的にはルンゲ警部な! あの人が「すまなかった」と言ったシーン、万感の思いがありました。ここにたどりつけたんだ、と思って。
多くの人の人生が狂わされたけれども、それぞれに決めた道を進んで、人生を終えることを願わずにはいられない。面白かった。
ALOで水中クエストに挑むことになったキリトたちだが、リーファが水は苦手だというので泳ぐ練習をすることに。アスナ、リーファ、シリカ、リズベットは現実世界で顔を合わせ、学校のプールで練習に励む一方、キリトは菊岡に呼び出されこれまでの出来事を報告させられていた。
ALO編までのまとめ。水着できゃっきゃする女子たちの光景を挟みつつ、SAO、ALOでの出来事を振り返る内容。
アリシゼーション編まで見ているとSAO時代のことが懐かしい。そういえば二人はそこまで進んでいましたね……。
女子たちのきゃっきゃしたシーンのあと、キリトと菊岡が接近しているシーンを挟むのにものすごく製作の意図を感じて苦笑いしてしまった。まあいい人ですけどね、色々暗躍しているけれども。
「終末のワルキューレ」
進歩の兆しがない人類を見限った神々は終末を与えることにした。だが戦乙女のブリュンヒルデが異議を唱え、神と人との戦いによって行く末を決めることを提案する。かくして神々と、人類と戦乙女が戦うラグナロクが始まった。
神話、伝説から強いやつを集めて戦わせようぜ! というバトル作品。絵が濃いし登場する神側の人選がちょっと外している感もあり、見ていてなんだかちょっと妙に笑ってしまう。
とにかく十三回勝負して決着をつける必要があり、第一シーズンは第三回戦までなのでまだまだ始まったばかりというところでしょうか。ワルキューレの皆様、美人で強くて素敵なんだけれど個性的すぎて愛でるには……うん。かっこいけどね!
進歩の兆しがない人類を見限った神々は終末を与えることにした。だが戦乙女のブリュンヒルデが異議を唱え、神と人との戦いによって行く末を決めることを提案する。かくして神々と、人類と戦乙女が戦うラグナロクが始まった。
神話、伝説から強いやつを集めて戦わせようぜ! というバトル作品。絵が濃いし登場する神側の人選がちょっと外している感もあり、見ていてなんだかちょっと妙に笑ってしまう。
とにかく十三回勝負して決着をつける必要があり、第一シーズンは第三回戦までなのでまだまだ始まったばかりというところでしょうか。ワルキューレの皆様、美人で強くて素敵なんだけれど個性的すぎて愛でるには……うん。かっこいけどね!
佐為との別離を経て、ただ一人、しかし共に競う仲間たちとともに碁の世界に打ち込むヒカル。日中韓ジュニア団体戦「北斗杯」の代表選抜が行われることとなり、試合に臨むも、関西から注目の若手である社と対決することに。そして春、ヒカルは中学を卒業し、さらに碁の世界へと歩みを進める。
アニメ本編のその後。成長したヒカルが、過去と向き合い、受け入れ、次に進むお話。
中学卒業が感慨深い……。あかりは高校進学するけど多分幼なじみの縁が切れないと思うので、ちゃんと結婚してね(妄想過多)。
棋士としてこれからも歩むヒカルたち。個性豊かなメンバーが相変わらずで、これからも抜きつ抜かれつして戦っていくんだろうなと思う。大御所たちを下す展開が見られなかったのは残念だけれど、少年たちの葛藤や成長がとても眩しくて楽しかった。
2030年。町工場大滝ファクトリーの従業員である有川ユンは、誰も住んでいないはずの洋館に誰かがいるような気配がすると依頼を受けて調査に赴く。その頃独自の研究を進める大学院生の神野銘は教授の代理で謎の信号を受信した施設を訪れていた。このとき流れたある曲を契機に、世界は未知の生物の襲来と滅亡の危機に立ち向かわねばならなくなった。かくしてそれぞれの立場から二人は人類滅亡をもたらすゴジラに対抗することとなり……。
ゴジラシリーズでもあり、怪獣だけでなく科学や時間的なものを交えた新作アニメシリーズ。最後まで見てみると、初期も初期、最初に作られたゴジラをきちんとリスペクトした上での設定や結末だったように思えて唸りました。しかもそこにいまこれを描く理由たるエッセンスが加わっている。教訓よりもエンタメよりで、面白いはずだよほんと。
出てくる怪獣がまた多くて、これ怪獣もの好きは嬉しいんじゃないかなあなどと思いました。ここまでいっぱい出てくると面白い。怪獣は種類がたくさんいた方が画面が派手で楽しいよね。
頭脳や発明で怪獣に対抗する堅実なストーリーなので、可愛らしさとかときめきとかは無縁なのがいい。画面の色彩が鮮やかなので見ていて綺麗だし、個々のキャラクターと立場がちゃんと立っていて、こうして書けば書くほど感心してしまう。かなり練られたんだろうなあ。