読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
女子高生のキャリーはクラスメートから壮絶ないじめを受けていた。体育の授業後、シャワーを浴びていたところに初潮を経験したキャリーはパニックに陥るが、体育教師コリンズに助けられる。キャリーには敬虔なキリスト教徒の母親がおり、性にまつわる一切が罪だと教えられてきたのだった。やがてキャリーのいじめは、プロムパーティーでも及び……。
キングの有名小説『キャリー』の映画化。1976年のもので、R15+です。
冒頭のシャワー室での初潮のシーンはめちゃめちゃ有名だと思うのですが、シャワーシーンが長い……笑
いじめというか暴力じゃないかっていうシーンは見ていてきついし、母親の信仰の強さによる仕打ちもメンタルにくる……。やっと楽しい思いをしたと思ったのにプロムパーティーで豚の血まみれにされて笑われた挙句、母親に殺されそうになるってあまりにひどい。あまりにひどいゆえに、スプラッタなはずのシーンがいっそギャグのようだ……。
しかし罪の意識があった者だけが最後に生き残るというのは、象徴的のように感じました。なんとも後味の悪いホラーでした。
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