読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
少年リュカは、父パパスとともに、魔物に連れ去られた母を取り戻すたびをしていた。だが、元凶たるゲマとの戦いで、リュカを人質に取られたパパスは無念の死を遂げてしまう……やがて奴隷に落とされながらも成長したリュカは、天空の剣を得れば彼岸が叶うと知り、再び旅に出た。
DQ5を原点にする3DCGアニメ。ゲームは未プレイ。
酷評や訴訟について色々と報道は目にしていたので、どんなものかなと思って見てみましたが、むちゃくちゃ悪いわけではない。ただ、それをこの映画でやる必要があったのか、という点では考えなければならなかったかもしれないな、と思います。
終盤のいいところまで「ドラゴンクエスト5」という世界を楽しんでいたのに、急に現実に引っ張り戻されてしまう感覚、「プレイヤー、君も勇者なんだ」というメッセージ性の根拠が薄すぎることがいけなかった感じ。ゲームはリアルだ、と伝えておきながら、それとは真逆のメッセージが伝わっている感が強くて、ラストがこれでは終盤までどんなにかっこよくてどきどきさせられても台無しですね……。
モンスターの愛らしさや、戦闘シーンの派手さ、格好よさは素晴らしいと思います。女性キャラクターもそれぞれ魅力的で可愛らしく、ビアンカフローラ問題も起こるよなあと納得。それだけのオチが残念でした。
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