読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
両親が離婚し、母親に引き取られるはずが事故死したため、一人になった九歳の蓮は、親戚の手をはねのけて街をさまよっていたとところを熊のような姿をしたバケモノの熊徹と出会う。一人で生きていきたいという蓮と、弟子を取らなければならない熊徹は師と弟子の関係になるが、バケモノの世界「渋天街」に暮らす人間は心に闇を宿し、大変な災厄をもたらすと言い伝えられていて……。
擬似親子、いいなあ。九太がよくできたいい子というか、無骨ながらも真摯な若者に育っていてにやにやしてしまう。楓もこんな高校生いないよってくらいいい子で、だから世の中から弾かれ気味なんだろうなあとも思う。
血の繋がりで親子になるかならないか。血の繋がりがなくとも親子なのか。「親子」の色々な形が見えるけれど、やっぱり熊徹だよ。だめだめな男が一角の人物になって、さらにっていう展開が熱い。
そして癒しは二郎丸でした。君は本当にいいやつだな。得難いやつだよ本当に。
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