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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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考古学者の稗田礼次郎は妖怪の実在を唱えたことで学会を追われた変わり者。ある日亡くなった妻の兄から悪霊を鎮めるために作られたと思われる古墳を発見したという手紙を受け取る。だが教師の義兄は教え子の月島とともに行方不明になっていた。稗田は月島の行方を気にする男子生徒のまさおと出会い、その謎めいた古墳に足を踏み入れることになるが……。

少し前に「学校であった怖い話」「晦」というゲームの実況動画を見ていたんですが、そのゲームにも込められているような当時のホラーや恐怖体験のエッセンスを詰め込んだような映画がこれ。
登場する「ヒルコ」は日本神話に登場するヒルコのつもりのようですが、確かに顔や両手両足がないものではあるけれども、描かれているものは生き物としてのヒルっぽい。古墳に出てくるクリーチャーが蜘蛛だの動く頭部だの、他にも人面瘡だの、時代を感じる色々が出てくる印象が色濃い。こういうのって創作物に登場するとき流行り廃りがありますよね。興味出てきた。
オチ的には、結局すべての元凶はそのまま、封印されたものはそこにあって守り人の役目も変わらずってところが土着の話っぽい。しかしもうちょっと凶暴性を削いだっていう描写が見たかった。
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Author:月子
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