読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
スコットランドの古い王国、ダンブロッホの王女メリダは、馬を駆り、弓を引く活発な王女。だが、王女らしくあれと教育する王妃である母エリノアとは、成長してからは口うるさいと対立ばかりしていた。しかし年頃だったメリダは、王国のために三人の領主の息子のいずれかを選ばなくてはならないと言われる。怒ったメリダは、弓を携え、母に反抗するが。
めっちゃ好きだこれー!! すごい! いいファンタジーだなあ! ラブロマンスでないところもすごくよかった。
ケルト音楽もそうだし、世界観(タータンとか! ちらっと出て来る侵略者との戦いの話とか!)もすっごくよかった。ヒロインが赤毛だとか、馬とか、お城とか、時代を感じさせる小物がすごくよく描かれていたなあと思いました。ラブロマンスではないので、突然歌うこともないし、かと思うとBGMがバグパイプで歌ありケルト音楽で、もうきゅんきゅんでした。
これを見ながら、最近のでずにーって、父と娘の確執ではなくて、母と娘の確執を描くようになったんだなーと感慨深かったです。時代は変わったのか。父親が抑圧するのではなくて、母親が、娘にちゃんとした人間にという教育を、という世相なのかな。
ラブロマンスでないところが面白かったのですが、しかしもしラブロマンスであってもきゅんきゅんだったろうなあと思っていました。これで熊になったのが母親だけじゃなかったりしたら、熊と戯れる王女実はその熊は隣国の王子だった! みたいな王道展開が期待できるなーとにやにや。古代王国の王様の呪いを解いてハッピーエンドとか! それはそれで面白かったんじゃないか、って、自分書けばいいのか。
あんまりこれを見る気がなかったのは主人公の声を当てているがアイドルだからだという理由だったのですが、全然心配なかったです。むしろ、この人じゃなかったら可愛らしさが出なくてだめだったのではないかなー。ちょっと拙いところはあったけれど声がとっても可愛くて、思いっきり演技もしてて、とってもよかったと思います。メリダかわいい。
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