読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
空気感がとても素敵だった。どこにでもいる少年とどこにでもいる女性の、存在しているという空気感がすごく。なんて表現していいのかなー。いるいる! っていう感じじゃなくて、少し離れたところで存在を感じているような気がする。例えば、御苑を歩いていると、あの東屋に女性と少年がいるのが見えて「誰かいるなー」と通り過ぎるような。なんだろう、ある程度距離があるのに、私がそこに誰かいるということで想像できる物語を詰めたような、胸にしっくりと馴染む作品だったように思います。
序盤は特にそうだったんですが、終盤にかけての加速がすごくて、ドラマチック。二人の心の些細な動きが、表情だけは声だけではなく、映像の端々から見えたりして、すごく素敵でした。
またテーマソングがいいんだよなー! 思わずDVDを買ってしまいました。
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