読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
街外れにある「ジェイルハウス」と呼ばれる廃屋に肝試しにやって来た高校生の卓郎、美香、たけし。素行の悪い彼らはかつて同級生をいじめて自殺に追い込んだ過去があり、いまはシュンがターゲットだ。そんなシュンは不登校となり、家で自作ゲームを作り、登場人物にいじめっ子たちを配置し、ゲーム中で彼らが死ぬことで鬱憤を晴らしていた。そんなゲームと現実が何故かリンクしてしまい……。
人気フリーゲーム「青鬼」を題材にした映画作品。鬼ごっこのように逃げるというゲームの内容をしっかり踏まえて、高校生らしい浅慮さとちょっとした成長と因果応報を描いたストーリーになっているのがなかなか面白かった。
いじめられっ子が作った「青鬼」的ゲームと、現実のお化け屋敷がリンクし、ゲーム製作者側がお化け屋敷にいるいじめっ子たちや巻き込まれたひろしをなんとかしようとする。ひろしのちょっと風変わりなキャラクターが結構ちゃんと生きていて、原作ゲームで会話するパートがあればこういう風だったのかなーなんて思えて面白かった。いじめの主犯たる卓郎は改心、リセット前の記憶がないたけしの馬鹿な振る舞いは最後にしっかりお仕置きと、ちゃんとオチもついているのがいいな。
そしてフワッティーが可愛らしかった。実際はアレなんだけど……笑
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