読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
〈君は、わたしを捜せないかね……?〉あの日の囁きが予告であったかのように、突然学園から消えたヴィクトリカ。
遠くリトアニアの修道院“ベルゼブブの頭蓋”に幽閉され、ゆっくりと弱ってゆく彼女を救うため、一弥はひとり旅立った。豪華列車で出会った奇妙な客たち、遠い戦争の記憶。謎の夜会“ファンタスマゴリア”の血塗られたショー。かつてこの地で何が起こったのか。そして、一弥とヴィクトリカの運命は——!?(裏表紙より)
久しぶりに続きを読む。
修道院に連れ去られたヴィクトリカの元へ旅立つ一弥。珍しく導入が長く、ヴィクトリカに会うまで事件の雰囲気はあるものの何も起こらず、どこでどうなるのか結構どきどきしました。思っていたより二人が危険な目に遭わなくてほっとした……。
しかしストーリー全体としては重要人物が集まってきて、そろそろ終わりかという気配。コルデリアの伝言はなんかじいんとしたし、彼女の言葉がもしかしたら一弥とヴィクトリカの関係の変化を後押ししたのかなと思ったりしました。
そして最後にまた事件が起こったことが示唆されて次巻へ続く。
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