読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
脳をスキャンして生前の記録を映像化するMRIスキャナーを用いて、数々の事件が解決されるようになった現代。しかし凶悪事件に関わる記憶を目の当たりにすることで、捜査官たちの精神は常に危うい状況にある。そんな警視庁の通称第九に配属された青木は、室長の薪と出会う。今回捜査するのは一家殺害の罪で死刑に処された男について。だが記憶を読み取ったところ、真犯人は現在行方不明である娘の絹子だとわかってしまう。だが捜査を進めるにつれて封印された過去の事件を暴くこととなり……。
原作は未読。原作作画の美麗さはさすがに表現できないので、映像をちょっとサイバーパンク風にしてみました、という印象。しかし出演者の顔がみんないいのはわかってるなと思いました笑
わかっていたはずなのに結構きついシーンが多く、捜査官が絡むもので精神に揺さぶりをかけてきて主人公側が後手後手に回る展開はだいぶメンタルにきます。
それだけに「美しい世界」のシーンは、ちょっとだけ救われました。この「ちょっとだけ」がいいんですよね……本当に美しい世界なんてどこにもないけれど、その一瞬、その刹那が尊い。
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