読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
公開時に見に行ったので、二回目の視聴。
風が吹いたから生きなくては。というのは、清々しいような、悲しいような気がして、風が吹かないということはほとんどないから、ずっと、ずっと、生きていかなくては、というどうしようもなさを感じるなあ、と思った二回目でした。
二郎という人が、喜びも悲しみも一歩引いたところがあるようなのがずっと不思議な感じがしたんですけれども、ずっと道の途中にあったからなのか、最後にだけ声を詰まらせて「ありがとう」と言ったのに、やっぱりずっと苦しかったのかと感じました。ものづくりの人の苦しみ、けれど、それが人生のすべてだったから、最後になるまでその苦しみが見えずに超然と見えたのかもしれない。全部が終わって、その喜びも悲しみも、犠牲も何もかもが飲み込めたのかも。
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