読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
松野家の六つ子たちは二十歳を過ぎても働きたくないと実家でだらだら生活中。しかしある日おそ松がとある大会社の夫妻に出会い、死んだ息子とそっくりだから養子にならないかと告げられる。設定的に全員同じ顔の六つ子たちは自分こそが大富豪の息子になるのだと行動を始め……。
イケメンたちがギャグとコメディをやる実写。「おそ松くん」自体ほとんど触れていないし、だいぶメタい描写や展開が続くのでどういう気持ちで見ていいかだんだんわからなくなりながら見てました。ちゃんとまとまってるのがすごいな……と思っていたら実写映画の「ぐらんぶる」の監督さんだったんですね。
中の人たちものこともあまり詳しくないのですが、ファンの方はこれを見て大丈夫だったんだろうか、と心配になりました。うん余計なお世話ですね。
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東京地検城西支部に戻ってきた久利生公平は担当したある傷害致死事件で、敏腕弁護士の蒲生と対決。だがこの事件が過去に因縁のあった代議士の花岡に関わるものと知る。この傷害致死事件の被疑者の罪が確定すれば花岡の贈収賄事件を追及できる。久利生と事務官の雨宮は韓国へ飛ぶなどして証拠集めに奔走する。
遡って映画1作目を見る。こっちの方がちゃんと久利生と雨宮の気持ちに決着がつくんじゃん! と思って最後気持ちよく見終わりました。それでいいのよ、それで(でもこの後離れるんだよなあ……)
そしてここでは韓国料理が食べたくなりました。辛いの食べたーい! お腹すいたー!
最後の並木道で全員勢揃いが感無量でした。だいぶ話を忘れているのでドラマを全部見たい意欲が高まっている。
「HERO」(2015)
ある事件の証人であった関西の女性が事故死した。調査を行なっていた大阪地検難波支部の雨宮舞子は、事務官時代の古巣である東京地検城西支部を訪れ、久利生公平たちと再会する。協力して事件を追うことになる、事故現場は他国の大使館が絡むもの。外交特権に阻まれた久利生たちだが、いつものように規格外の方法で調査を行い……。
上映時に映画館で見たものを久しぶりに見ました。何故覚えているかというと、これを見た後、めちゃくちゃぶっといソーセージが食べたくなったからで、近隣でそういうものを出してくれるお店に心当たりがなくて諦めたっていう。
久利生と雨宮がそれぞれの道を歩みながらお互いに気持ちが残っているというじれじれもだもだ。もうはっきりして! と当時見て思ったことをまた思ってしまった。
しかしやっぱり面白いなあ。お話が面白いだけじゃなくて人物描写が独特だったりいつもの台詞ややりとりみたいなものがある作品が好きだ。
ある事件の証人であった関西の女性が事故死した。調査を行なっていた大阪地検難波支部の雨宮舞子は、事務官時代の古巣である東京地検城西支部を訪れ、久利生公平たちと再会する。協力して事件を追うことになる、事故現場は他国の大使館が絡むもの。外交特権に阻まれた久利生たちだが、いつものように規格外の方法で調査を行い……。
上映時に映画館で見たものを久しぶりに見ました。何故覚えているかというと、これを見た後、めちゃくちゃぶっといソーセージが食べたくなったからで、近隣でそういうものを出してくれるお店に心当たりがなくて諦めたっていう。
久利生と雨宮がそれぞれの道を歩みながらお互いに気持ちが残っているというじれじれもだもだ。もうはっきりして! と当時見て思ったことをまた思ってしまった。
しかしやっぱり面白いなあ。お話が面白いだけじゃなくて人物描写が独特だったりいつもの台詞ややりとりみたいなものがある作品が好きだ。
シーヘブン島に暮らすトゥルーマンは父を亡くしたことで水恐怖症を患った青年。島の外に憧れながらも海に囲まれているせいで出ていくことができない。そんなある日彼の周囲で不思議な出来事が起き始める。突然スポットライトのようなものが落ちてきたり、死んだはずの父を見たり。それだけでなく日常的に妻メリルや親友マローンが脈絡もなく台詞めいたことを言い始める。実はこの世界は虚構であることをトゥルーマンだけが知らなかった。
テレビ局の企画で、本人だけが知らないまま、人生のすべてをリアリティショーとして放映されているという作品。すべては制作サイドの指示で動き、トゥルーマンの周囲の人々は誰も彼もキャスト。全世界に放送されているこの番組のせいで本人は知らないけれど、トゥルーマンは世界的スターになっている。
メリルたちが突然CMを始めるのが滑稽でおかしい。そんな状況じゃないときもやり始めるのは、見ているこっちは笑っちゃうんだけどトゥルーマンには恐怖だよなあ。完全に番組としては人権侵害だし、実際キャストだったはずの女性は追い出された後それを訴えている。それすらもムーブメントなんだろうなあと想像できるのが何とも。
だからこそ最後に神のような立場でトゥルーマンに声をかけるクリストフとのシーンがものすごく印象的。とてつもなく美しいシーンで、書き割り(というには巨大すぎるけど)の空に沿った階段を上り、空に空いた穴のような扉からトゥルーマンが出ていくところは本当に感動した。素晴らしかった。
劇の練習をしていたのび太たち。ジャイアンが取っていったひみつ道具を取り返そうとしたドラえもんとのび太だが、失敗した上に無理をしたせいでのび太の部屋と古代の国が繋がってしまう。そこではのび太にそっくりで横柄な王子ティオがいて、お互いに興味を持った二人は入れ替わることに。けれど性格も生まれ育った場所も違う二人に完璧な入れ替わりなどできるはずもなく……。
いわゆる「王子と乞食」的な入れ替わりと、古代の王国を陰謀から救え、という王道ストーリー。
のび太がいかに現代っ子らしい優しい性格(気が弱いとか情けないとかも言われがちだけど)なのかがわかるティム王子の横暴ぶり。それでも「お母さん」には勝てないというのが微笑ましい。
上手く入れ替わるんじゃなくて文明や現代の便利ないろいろに驚いたり騒ぎを起こしたりというのが楽しいなー。
ナノマイトをめぐるコブラとの戦いは決着がつき、次なる任務につくG.I.ジョーたち。しかしその作戦中、合衆国大統領になりかわった敵によって攻撃を受けて壊滅、生き残りも含めて暗殺命令が下されてしまう。生き残ったロードブロックたちは敵の正体と世界を救うため、絶体絶命の状態ながら行動を開始するが……。
1作目の主人公が早々に脱落するという、それっていいの、大丈夫なの、という始まり。
そんなわけで新しい人が主人公です。いやちょっと続けて見てたのでだいぶ衝撃だった。
物語は暗殺の危機を逃れつつ、過去の仲間を頼り、汚名をそそぐために大統領を救出したり敵と戦ったり。核を撃つシーンは皮肉がきいてるけどだいぶぞっとした。ありえそうですごく嫌だ。
新型兵器「ナノマイト」護送任務についていたデュークは、何者かの襲撃を受けて応戦中、謎の援軍に救われる。秘密部隊「G.I.ジョー」を名乗る彼らに、デュークたちは部下の仇を取りたいと入隊を希望し、敵側にかつての恋人アナがいること、情報を引き換えにできることを告げる。果たして新しくG.I.ジョーとなったデュークたちだが、襲撃の黒幕は身近におり……。
なんとなく真面目な軍隊ものかなーと思ってたんですが、だいぶヒーローというか、特殊部隊ものに寄った内容。恋人が洗脳状態で敵側にいて、やばい立場にいるのが身内、あるあるすぎる。
特殊部隊だけれどこんなに派手にドンパチやってるとすごく怒られそうだし、胃が痛そうな人たちがいるんだろうなあ、と勝手に想像してました。後始末頑張って……みたいな。エッフェル塔……。
テンペストの西にあるラージャ小亜国。女王トワによって助けられ名付けを行われた大鬼族「ヒイロ」はその恩に報いようと、テンペストを統治するリムルを訪ねる。それはかつて生き別れたベニマルたちとの再会に繋がり、リムルも助力を約束する。だが国に伝わるティアラやそれにまつわる陰謀はトワやヒイロを絡めとっていき……。
リムルがいてよかったね!!! 劇場版、だいたいそういう感想。
転スラは仲間の、特に種族間の絆が強いので、ヒイロにすごい死亡フラグが立っているのを心配して見ており……まあそうだよな、という展開でしたが、そこを別の勢力を絡めてハッピーエンドにもっていくのはさすがだと思いました。そういう、こっちにはわからない信念やプライドが絡んで普通の人たちに奇跡をもたらすのが悪魔だったり神だったりするんだよなあ……。
この劇場版で好きだと思ったのは、ヒイロとその部下たちやラージャの大臣たちがちゃんとリムルに敬意を払ってくれるところ。でも全然偉そうにしないリムルの軽やかさが感じられるところで、好きだと思って見てました。
あることがきっかけでクラスでないものして扱われている森崎明日香は、ある日校内にいるはずのない少女から身体を探してほしいと頼まれる。その午前0時、接点のなかったクラスメートたちとともに深夜の学校にいた明日香だが、全身を血で赤く染めた少女に全員殺されてしまう。そうして目覚めるとそれは本来なら昨日にあたる朝。同じ一日をループし続けると気付いた明日香たちはその現象から逃れるため、自分たちを殺しにくる「赤い人」から逃れつつ、ある少女のばらばらになったカラダを見つけ出そうと試みる。
無視が続く主人公、人気者だけれど違和感を拭えない子、クラス中のいじめっ子などなど、カースト的に接点のない六人が、怪異を通じて交流を深めたり、深夜の学校で捕まったら死ぬ追いかけっこをしながら宝探し的に身体のパーツを探す、という展開。とても青春。だいぶ血が出てるけど。
みんなで仲良く過ごしているシーンが本当によくって、この怪異が終わったらみんな忘れるのかなあ……と思っていたら、全員が「失敗してもループするから」と信じていたものをぶち折ってくる展開、あるあるだけど最高ですね、絶望という意味で。転生したりループしたりなんて都合のいいことは起こらんのだよ……。
きらきら青春パートと、真っ暗な校舎で赤い人に追いかけられたりするホラーパートのバランスがよく、気軽に見れるホラーでした。
脳科学者の片岡は「シンセカイ」と呼ばれるVR世界の開発メンバーとして、活動拠点である忌怪島を訪れる。滞在しているその島の再現に成功したものの、しかしまとめ役だった井出は数日前に不審死を遂げており、同日井出と同じ状況で島民も死んでいることがわかる。死んだ島民の娘からその死について調べてほしいと頼まれた片岡だが、それにはある女の幽霊が関わっているらしいとわかり……。
曰く付きの島を仮想世界に再現したらそこに怪異が現れたし、現実世界に侵食してきたよ、というとてもいまどきで、これから起こりそうなホラー。ユタの能力を脳波として能力を手に入れるっていう発想も面白い。
ホラー、呪い、怪異といえば土や水のある暗い場所をイメージしがちだったんですけど、閉鎖的な島には因習があっていいし、機械だらけのラボで解明できない現象が起こるのは面白いなと思いました。本当にうまいことマッチングしてる。因果がめぐって復讐がなされるのはホラーとして美味しいですね。
結末はあるあるですが、ここからまた新しい呪いが生まれそうな予感がします。呪いが集まる島になったりして。