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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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B0721MTQCF
中国のバイオテロ事件を経た、2014年。クリス・レッドフィールドは作戦行動中、保護対象の確保に失敗した上、武器承認グレン・アリアスによって高度に制御されたゾンビの襲撃によって部隊壊滅の憂き目に遭う。一方、レベッカ・チェンバースは過去の経験からゾンビ化ウイルスの研究を進め、ついにワクチン作成に至るが、バイオテロに遭遇する。レベッカを救出したクリスはその研究成果を聞き、対抗勢力との戦いに備えて、歴戦のエージェントであるレオン・S・ケネディに協力を仰ぐが……。

クリスとレオンがダブル主人公の、バイオハザードのCGアニメ映画。派手に戦うくせにお互いにまったく当たらない銃撃ありの格闘シーンがあると知り、気になって見てみました。
バイオらしさもありつつ、敵側の事情が失った妻を取り戻したいという王道展開もあり、なかなか面白かった。しかし例のシーンはめちゃくちゃ派手だし動くしかっこいいんですが、こんなに当たらないものなんだろうか……とは思いました。跳弾とか床石の破片くらいではびびらないかそうか。
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「ELI/イーライ」
自己免疫疾患で外出すらままならないイーライは、治療を受けるため、両親とともにホーン医師のもとを訪れる。しかし治療は苦痛な上、病院では数多の心霊現象が発生し、ある日突然現れたヘイリーという少女からはこの病院から退院してくる子はいないと言われ、イーライは次第に追い詰められていく。だが秘密があるのは医師は病院だけではなく……。

謎めいた病院でわけのわからない治療を受ける少年。何もかも不気味で、誰も信じられなくなっていたある日、とうとう悲劇が……というホラー作品。
最後のシーン、とても蛇足っぽいんですが、力の目覚めと旅の始まりを描く感じがちょっと児童文学っぽいなと思った。
いったい誰が何をしようとしているのかが主人公のイーライを通してだとわかりづらいんですが、何故こんなところにしょっちゅう女の子が訪ねて来れるんだとか、両親、特に父親がひどく恐れているように見えるのは何故だとかは、オチがわかるとああなるほどねとなる。しかしホラーシーンはだいぶギャグというか、残酷なんだけれど、ぐるぐる回るのはちょっと笑ってしまう画面だった。まったく笑っている場合じゃないんですけどね。
「ホンモノの気持ち」
人間そっくりのアンドロイド・シンセが普及した時代。シンセのアッシュを制作する研究所で研究員として働くゾーイは、研究者のコールに惹かれていた。しかし相性診断テストでは恋愛関係になる確率は0%と知り、あまりのショックに、ゾーイはそのことをコールに話してしまう。しかしその結果は妥当なもの、何故ならゾーイこそがシンセ、人間ではないからなのだとコールは告げるのだった……。

アンドロイドと人間の恋を描くSF作品。恋愛映画らしい画面づくりと突如挟まるSFっぽい画面にどきりとさせられるんですが、全体的にゆったりとした作品だったように思います。
要素を抽出すると本当にただの恋愛映画なんですよね。生物としては結ばれない二人がいて、別れて、それぞれ別の相手と関係を持ったりなどして自分の時間を過ごし、そんな二人を置いていくように時間は流れていくけれど、とうとうこの想いは覆せないことに気付く、という。
最後はとても美しくゾーイが「涙を流す」ことで終わるんですが、ついついアンドロイドやAIの進化で起こりうるホラーやサスペンスあるあるな事件なりなんなりを想像してしまい。お互いを愛し合う心があればきっと大丈夫だということなのかな……。
B0CDXKQM8W
ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた宮本大は、高校の卒業と同時に上京し、同級生だった玉田俊二のアパートに転がり込む。そしてある日訪れたライブハウスで、凄腕のピアニストである沢辺雪祈と出会う。才能を持つ大、幼い頃からの積み重ねのある雪祈、初心者の玉田は、やがてJASSを結成し、日本のジャスシーンに躍り出るが……。

ジャズの世界で生きる三人の音楽作品。原作は未読。
才能を秘めた者、生まれつき音楽の世界にいた者、初めてその世界に飛び込む者、それぞれのドラマが絶妙。
特に雪祈がな……。その自惚れは仕方のないものだとしても、その後が……。だからこそライブシーンが本当に、本当によかった。めちゃくちゃ泣いた。
しかしやはり表現者の世界は最後に運があるかどうかなんだろうな。そう思うと胸が苦しくなった。
B003RSZQ1K
空が飛びたいと翼を自作し、ドラえもんと練習していたのび太は、飼っているカナリアを追いかけてきたしずかを手伝うことに。すると空の黒い穴から空飛ぶ乗り物が現れ、タケコプターを使っていたのび太と衝突、落下してしまう。この乗り手は鳥人の世界バードピアの少年グースケで、空を飛べないために飛行自転車を操っていたという。壊れてしまった乗り物を修理するのに協力することになったドラえもんたちだが、ジャイアンやスネ夫がグースケとともにバードピアに行ってしまったのを追いかけることに……。

2001年公開。始まりが、干ばつや、タンカー事故による原油の流出などで、鳥たちが一夜に消えるという奇妙な出来事の報道というところに、ドラえもん映画らしい子どもたちへ向けた啓蒙を感じる。この頃って確か九州沖縄サミットの時期じゃなかったかな、と思ったら2000年のことでしたか。
お馴染みの、人間に敵意を持つ者がいて、一方でのび太たちに協力してくれる人がいて、のび太たち以外の主軸となるゲストキャラの主人公枠がいて、もっと強大な敵が最後に現れて……という展開。なるほどいつものだな、と思って見ました。
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玩具会社で働くジェマのもとに、交通事故に遭った姉夫婦が娘を残して亡くなったという知らせが届く。ひとりになった姪のケイディを引き取ることになったジェマだが、未婚で子育ての経験もない上、会社は次のヒット作を出さなければクビだと匂わせてくる状況で、心身ともに参ってしまっていた。そこでボツになりかけていた開発中のAI人形ミーガンをケイディに与えたところ、暮らしは上手くいき、会社に二人のやりとりをプレゼンすると高い評価を得る。しかしミーガンに与えた「あらゆる出来事からケイディを守るように」という命令は、のちに惨劇をもたらすことに……。

高性能AI人形が、持ち主の少女を守るという命令をきっかけに暴走し、他の人間に危害を加え、それに気付いて自身を物として扱って蔑ろにされるとさらに怒って殺人人形と化す、という近未来の人形ホラー。
だいぶわかりやすい話で、うわ……と思う恐ろしい場面もあり、おいおいと笑ってしまうところ(踊るシーン……)もあり、あーやっぱりか! と思う続編への伏線も含めて、良きホラーだった。面白かった。
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世界経済が死滅した2045年。貨幣も仮想通貨も価値を失い、AIがより高度に発展する世界は、持続可能戦争「サスティナブル・ウォー」へと突入。全世界に内戦、レイドが勃発する中、草薙素子率いる元公安9課は傭兵部隊「ゴースト」として作戦を遂行していた。一方、素子たちから離れ民間警備会社に再就職したトグサは、かつての上司である荒巻から連絡を受け「ゴースト」を呼び戻すことになる。その頃、素子たちは「ポスト ・ヒューマン」と呼ばれる特異存在と遭遇していた。

見ながら、ああ新しい世代への攻殻機動隊なんだなと思った。そしてこれ、新シーズンへのプロローグ的な話でもあるんですね。
デジタル世界の底知れなさをAIやポスト・ヒューマンとして描いているので物語の根っこは変わらない感じがするんですが、イマドキすぎる画面がこう、私が好きな攻殻らしさを消してしまっているような気がするんですよね。だいぶ好みの問題なんですけど。しかしタチコマは可愛い。
ラスト、総理の行動や発言におおっと思いました。なるほどこの方向でいくのね。
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音に反応する怪物に支配され、人はこれまでもすべてを失い、音の立てない生活を強いられるようになった。アボット一家は、長女リーガンに聴覚障がいがあったために手話によるコミュニケーションが可能で、父親のリーのリーダーシップもあり、たくましく生き延びていた。しかし幼い末子が不慮の事故で亡くなり、目の前で弟を亡くしたリーガンの補聴器は不調、母親のイヴリンは出産間近で、長男のマーカスは自分は愛されていないと疎外感を覚えている状況で家族の絆は軋んでいた。そこに運悪く怪物の襲撃を受けることになり……。

うっかり先に続編を見てしまったので、遡って最初の作品を見ました。
常に脅威に晒され、なんとか家族と一緒に過ごしていて手話という手段を使えても、気持ちを伝えることが難しい状況。親も子もそれぞれ苦しみを抱えているなかで、とうとう一家に死の危険が迫るという家族ものの要素がある作品。
ホラー作品でこうやって子どもの成長を描くって面白いなあと思って見てました。しかも続編ではさらにリーガンが強くたくましくなるという。未来への希望をえがくラストがよかったです。
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家を捨て、外の世界に助けを求めたイヴリンたち一家。生まれたばかりの末子を守るため、安全な場所を求めた先で、亡くなった夫の友人エメットと再会する。しかし怪物たちに子どもを殺され、妻も病気で失った彼にはこれ以上何かをする気力はない。だがイヴリンの娘のリーガンは、ラジオから曲が流れていることから、生存者の可能性と放送局を利用する可能性を訴え、みんなが生き残るために単独で飛び出す。エメットはそれを追うが、残されたイヴリンたちにも危険が迫り……。

ニューヨークから船を出すときに我も我もとなって怪物に襲われて、と聞いたときに、すぐに「蜘蛛の糸」を思い浮かべましたよね……本当に地獄のような光景だったろうな……。
これ、実は続編なんですが、見始めたはいいものの、こういう「声を出したら襲われる」系のホラーを結構見ているようで「1って見たっけ?」と思いながらも思い出せず。後に見ていないことが判明しました。
過酷な環境で、楽園のような場所も怪物に襲われて、未来などないと思わせながら、子どもたちが力強く戦って勝利するラストが見事でした。
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強い絆で結ばれていた東京卍會。それが凶悪な犯罪者集団となったのは、辛く苦しい事件が原因だった――東京卍會を守る。そのためにいずれ暴走してしまうマイキーを守らなければならないと再びタイムリープした武道は、とうとう血のハロウィンを迎え……。

続編二部作の後編。仲間が好きで、思い合っていて、守りたくて、でも自分を曲げられない不良たちがめんどくさいんだけれど熱い。不良をいかに格好よく描くかという作品なんだなあ。マイキーが抱える寂しさや、各々の持つ闇の部分が人間臭くていい。
しかしぎりぎりのところで回避するよなあと思う。武道の不器用さを感じるんだけれど、そこがいいというか。過去に飛ぶ、未来を変える、何度だって、という思いは傷だらけになる覚悟でもって果たされるものなのかもしれない。
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Author:月子
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