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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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日本古代の宮廷で活躍した女官=女性官僚とは、いかなる人びとだったのか。出仕のルートや日常業務、出世や俸給、結婚や引退、死に至るまでのライフコースを辿り、天皇の政務と日常生活を支えた生き方を描く。(裏表紙より)

主に平安時代、宮廷で働いていた女性たちはどんな人々だったのか? 文書等での呼び名だったり、階級や役職だったり、給料だったり、男性官僚と比べてどうなっていたかだったり。
閉じられているようでいて、意外と開けている感じもあるよなあ、と思っていたので面白く読みました。なるほど、もとは官僚の性質が強かったものがだんだんと変わっていったのかあ。
しかしそれにしてもかなり長生き、かつ長期にわたって仕えた人が複数いるんだな!? 食事情や生活環境は現代ほど充実していたわけじゃないだろうに。すごい。
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「足」と「脚」って、それぞれどの部分かわかりますか?
「耐える」と「堪える」、苦しみを乗り越えられるのはどっち?
「収める」「納める」「修める」「治める」、自分のものになるのはどれ?
「計る」「測る」「図る」「量る」「諮る」は使い分けられますか?(Amazonより)

「マンガでわかる」とありますが、正しくはイラスト付き。
漢字の使い分けを、こっちの漢字はこういう意味、あっちはこういうイメージというのをイラストにしてあり、一目でおおよその使い分けがわかるようになっています。その分、例文はありますが解説は短め。
案外ちゃんとわかってなかったりなんとなくで使っていたりするので大変勉強になりました。もうちょっとしっかり気を付けるようにしよう……。
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豊かな国風文化を育んだ平安時代、その担い手だった宮廷の人びとはいったいどんな生活をしていたのか。本書は、『源氏物語』や『枕草子』などの文学作品をはじめ、さまざまな古記録を博捜し、当時の行事や日常を復元する。後宮の制度や宮仕えの動機から、住宅事情、食事と食べ物の種類、結婚と風習、懐妊と出産、美意識やその表現、美人の条件や教養、はては娯楽、疾病、医療、葬送、信仰などにいたるまで明らかにした、平安時代の女性生活百科の名著。国文学専攻の教師や学生はもとより、広く古典文学愛好家必携の書。通読するだけでも、当時の生活が澎湃として眼前に立ち現れる。解説 高田祐彦(裏表紙より)

『源氏物語』や『枕草子』など平安文学から引用しつつ、当時の生活を含めて解説する。1964年4月初版のものの1990年11月第36版を定本にして、1952年7月刊行を参照して、とかなり長く読み継がれてきただけに、非常に詳しくて興味深く、面白かった。
暮らしについては他に色々と読んでいたんですが、自然に対する感覚がいまよりもずっと深かっただろうということがすごく伝わってきた。四季の風景だったり、暗闇と灯火のコントラストだったり。
あとは病気について。衛生面がいまいちなのは想像がつくんですが、まさか虫歯が痛むのが物憂げでいい……とは、なかなか……。
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索条痕のない窒息死体が連続で見つかった。この殺人事件に、あの男は関与しているのか。雑誌記者が、あとを追う。特殊能力を持つ者たちが覇権を争う「途鎖国」でやがて犯罪者の王として君臨する神山が、闇に目覚める瞬間を描く(表題作)。傑作ダーク・ファンタジー『夜の底は柔らかな幻』へと続く鮮烈な作品集。解説・白井弓子(裏表紙より)

『夜の底は柔らかな幻』スピンオフの短編集。
国境を超えて医療活動を行う医師たちが遭遇した「在色者」の話『砂の夜』
医学生たちの間で出回る薬と、ある不思議な学生との関わりを描く『夜のふたつの貌』
強い力を持つ在色者のある試験と過去、そして未来へ至る始まりの話『夜間飛行』
未来で起こる事件の前日譚『終りなき夜に生れつく』
夜の底〜はだいぶ前に読んだはずなんですがよく覚えておらず、こういう内容のまとめになってしまうという。しかしこの一冊のみでも、不可思議な国と能力者が存在する世界の話か、と面白く読めました。
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現代日本から剣と魔法の異世界へと召喚された向田剛志。どんな大冒険が待っているのかと思えば、実はムコーダは「勇者召喚」に巻き込まれただけの一般人だった! そんなムコーダの初期ステータスは正規の勇者(3人もいる!)に比べてかなりしょぼい……。さらにムコーダたちを召喚した王国がうさん臭く、「あ、これ勇者を利用しようとするやつだ」と察して一人城を出るムコーダ。この異世界でムコーダが唯一頼りにできるのは固有スキル『ネットスーパー』――現代の商品を異世界に取り寄せられるというものだけ。戦闘には向かないが、うまく使えば生活には困らないかも? と軽く考えていたムコーダだったが――? 実はこのスキルで取り寄せた現代の「食品」を食べるととんでもない効果を発揮してしまうことが発覚! さらに、異世界の食べ物に釣られてとんでもない連中が集まってきて……!?
「小説家になろう」年間1位のとんでも異世界冒険譚、ついに登場!(Amazonより)

異世界召喚に巻き込まれた社会人のムコーダ。召喚先の王族や国内情勢にきな臭いものを感じ、学生の勇者たちにも馬鹿にされたこともあって、さっさと見切りをつけて一人で生きていくことにした。しかし嘲笑された「ネットスーパー」なるスキルは、現代でよく利用していたあのネットスーパーの商品を購入できるとんでもないもの。かくして快適すぎる異世界生活が始まった。
召喚先のファンタジー世界の描写が限りなく省かれているんですが、それをムコーダが「よく読んでいたネット小説(つまりなろう小説)の世界だ」で説明してしまう力技がすごい。読者は「こんな感じか?」でだいたい共通するものが想像できるもんなあ。
最初こそ抵抗がありそうだったのに普通に魔物食を美味しくいただいているのは、現代日本人の食のこだわりの積み重ね(調味料)による勝利ということでしょうか。
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乃木ゆりえの前に突然現れたのは、高級ホテル乃木グループの御曹司であり、五年前に離婚した一馬だった。祖父を看取るまでの二ヶ月、夫婦のフリをして欲しいと頼まれる。五年前、彼があっさりと離婚を承諾した心の傷は癒えないが、ゆりえの心を溶かすのも彼だけだった。「俺は、君を求めている、ただの男だ」彼の熱い抱擁に、気持ちが揺れるゆりえは、その腕を手放せなくて……。ふたりの運命が再び廻り出す、溺愛を抑えない御曹司×健気に生きる元妻のセレブリティラブ♡(裏表紙より)

家族にかけられた冤罪によって身を引く形で離婚したゆりえは、忘れられずにいた元夫の一馬と再会し、偽りの夫婦生活を演じることになる。
再会、夫婦を演じる流れなど、海外ロマンス小説を思わせるドラマティックなシーンや描写にどきどきしました。一馬の口説き方がいちいち情熱的ですごい。
後ろ向きでいたゆりえがそのことを自覚して、離婚の遠因になってしまった悪い意味での従順さを自覚するのもよかったな。
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リザニアール国の王となったレイと王妃・セレンの間に、愛しい娘が生まれて三年。幸せな日々を送っていたはずが、あるとき「セレンが邪悪な精霊の化身である」との神託が下る。レイは取り合わなかったが、真実ではないかと思うセレン。出産以降、発情が来ていないのは確かだったから。ほかの神子とつがうようレイに頼み込み…。「おまえは、今でも俺を愛しているか?」愛し愛されているのにままならない二人の運命。大人気・砂漠のオメガバース『青の王と花ひらくオメガ』、続編開幕!(裏表紙より)

結ばれたものの立場と気持ちで揺れ動く続編。
世界観的に複数の人間と関係を持って後継を作らなければならない王と、常識的にそれを理解して我を通そうとする相手を思って心を殺す妃、それぞれの気持ちがわかるだけに難しいなあと思いながら読んでいました。一番いいのは後継が誕生することなんだろうけど。
すべての問題がはっきり解決したわけではないけれど、少しずつ国も人もいい方向に変わっていけばいいと思ったラストでした。
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59もの会社から内定が出ぬまま大学を卒業した二流男の伊藤雷。それに比べ、弟は頭脳も容姿も超一流。ある日突然、『源氏物語』の世界にトリップしてしまった雷は、皇妃・弘徽殿女御と息子の一宮に出会う。一宮の弟こそが、全てが超一流の光源氏。雷は一宮に自分を重ね、光源氏を敵視する弘徽殿女御と手を組み暗躍を始めるが……。エンタメ超大作!!(Amazonより)

完璧な弟にコンプレックスを抱く兄の雷。就活も上手くいかず、どんどんこじらせていたある日、源氏物語の世界にトリップする。運良く持っていた源氏物語の概要が記されたパンフレットを手に、陰陽師として弘徽殿女御の専属になる。必要とされ、安定した生活を手に入れた雷に、やがて少しずつ変化が訪れ……。
源氏物語のストーリーを追いながら、現代人の価値観で人物を批評する話。源氏物語の人物描写の秀逸さを感じました。
でもこの繰り返しで、ライトノベルなどでよくあるような、主人公が積極的に行動したり重要人物に関わったりすることがないので、中盤以降はちょっと読むのがしんどい感じに……。なので雷の結婚や新しい家族の話が面白く、当時の生活環境も照らし合わせて、辛いけれど興味深く読みました。
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畸形都市・丁都に囚われた美貌の姫君、サクラコ。七つの都市国家を焼き払う原子の矢は、彼女の“ありえない美しさ”から創られる……! 期待の新星・犬村小六が放つ、星海社SFの新たな代・表・作。(裏表紙より)

「サクラコの美しさが世界を滅ぼす」という天啓を受けた神がかり的な科学者によって、世界を滅ぼす兵器の燃料とするために囚われた姫君、サクラコ。その牢番は科学者によって作り出された怪物的な少年ナギ。わがまま放題のサクラコと自らを化け物というナギの出会いが世界を変える、とてもよい少年少女の物語でした。
逃避行は本当に良い。恋心が走っている感じがとても切なかった。一生懸命に生きていることが感じられて泣きそうになりました。
心の中に大切な人を宿すってこういうことなんだろうというラストがじんわり沁みた。
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「きっと、貴方に恋をする為に――」
 異国の地にて勃発した神を巡る大事件。それは二つの国の『秋』を波乱と混沌の渦に呑み込んでいった。
 大和の秋である祝月撫子。橋国佳州の秋であるリアム。幼き秋達は運命に翻弄されていく。と同時に、容赦なく訪れる理不尽な暴力に対し、座して待つことを良しとしない者達が奮起していた。
 冬の代行者、寒椿狼星。
 夏の代行者、葉桜瑠璃。
 さらには、大和からの随行陣や橋国佳州の四季の代行者も加わり、事件は国家をも巻き込む事態へと発展していく。
 やがて明らかになる、巨悪の存在。
 撫子の護衛官、阿左美竜胆は主を救う為に戦場を駆け抜ける。
 少女の愛と罪を巡る物語の答えは如何に。(カバーより)

うわあああん! と泣いてしまった下巻。
大事だからこそ思い切った手段に出てしまったジュードがもう……さすがにそれは許せないよ……でも……とやるせない気持ちで身悶えしてしまう。橋国の他の四季の代行者たちも辛いのだと思うと……もう……。
そんな状況で、雛菊やさくら、あやめの合流がどんなに嬉しく感じたことか。文章の中では冬の力が強調されがちですが、物語全体では春の存在感や権能、人との関わり方が強いなあ。花が咲くってやっぱり素晴らしいことなんだなという気持ちになる。
そして明らかになる撫子のさらなる権能。どうしてそんな試練を課すの……? 未来の彼女はどんな気持ちで代行者をやっていたんだろう、って間違いなく竜胆のためなんだろうけれど、でも、でもさあ! という気持ち。
秋の舞、物悲しさもあってとても面白かったです……とても胸が痛いけれど……。撫子が助けたたくさんの人たちがいつか未来の彼女たちを助けてくれることを心から願ってやまない。
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Author:月子
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