読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
十二年に一度、十二支たちが戦う「十二大戦」。頂点に立ったものはどうしても叶えたいたった一つの願いを叶えることができる。それぞれの望みと思いの元に戦う彼ら。果たして優勝するのは……。
原作は未読。とてもライトノベル的展開やキャラクターの背景が描かれるのですが、オチがやるせない感じで、よかったとも思うしもやもやもするし。もう1話くらい見たかった気がするけど蛇足かなあとか色々考えてしまいました。
一話一話、戦士たちがクローズアップされて各々の事情や過去が描かれるんですが、これが辛いものもあればやばいやつもハートフルっぽいやつもあり。とにかく牛さんが……好きですね……。性癖どストライクの見た目と強さと鈍感ぶりでした。
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「ゆとりですがなにか」のスピンオフドラマ。正和の後輩、ゆとりの超マイペースな勘違い男子・山岸。ドラマの脚本作りのために取材に呼ばれた彼は面白い素材ではないか、と考えたプロデューサーたちに言われ、アシスタントプロデューサーの冬美はネタ探しのために山岸に接近し……。
最後までやっぱりあんまり好きになれなかった山岸をメインに据えたスピンオフ。意外といいところあるよみたいになってますけど、だいぶとあれですからね!? 山岸が正和にやったことを忘れてはならない……。
冬美役の女優さんを連続で見ることになったんですが、やっぱりめちゃくちゃ声が可愛い。
ちょい役で出てくる本編の人たちが楽しかった。
最後までやっぱりあんまり好きになれなかった山岸をメインに据えたスピンオフ。意外といいところあるよみたいになってますけど、だいぶとあれですからね!? 山岸が正和にやったことを忘れてはならない……。
冬美役の女優さんを連続で見ることになったんですが、やっぱりめちゃくちゃ声が可愛い。
ちょい役で出てくる本編の人たちが楽しかった。
ゆとり第一世代。食品会社に勤める正和、小学校教諭の山路、ぼったくり風俗店の呼び込みをするまりぶの三人は、とあることをきっかけに交流を持つようになる。さらなるゆとりな後輩のパワハラ訴訟、教育実習生の困った言動、結婚問題、さらには家族の就活や妊活、後継問題など、様々な問題や事件に見舞われ、葛藤する様を描くヒューマンドラマ。
「ゆとり」を描く社会派ドラマということだったので、見るとちょっとメンタルにきそうだな、と思って避けていたんですが、なんとなく見始めたら面白くてさすが……と思いました。全部が全部、私たちが直面しうる問題で、こうも自然に描けるものなのかと感心してしまった。詰め込んでいるはずなのに全然無理がないし自然だった。
個人的には山路の不器用さとまっすぐさが愛おしかったかなあ。すごく真摯に向き合おうとしてくれるところ、教師は天職だと思いました。その分、慣れない色恋沙汰では動揺しすぎで笑ってしまうんだけど。もうちょっとしっかりしろや!笑
それから茜ちゃんがどんどん可愛くなってきて楽しかったなあ。個人的に身近に感じられる女性があんまり出てこない作品ではあったんですが、べたべたに仕事か恋かみたいなことをやらなかったのも好感を持ちました。
面白かったです、
2019年に読んだ本(今年発刊のみにあらず)の中で、個人的にヒットしたものを適当にあげる、一年の総まとめの記事です。
読了したのは316冊。
ブクログさんによると、本233冊、電子書籍25冊、漫画56冊、雑誌2冊でした。
そもそもの購入を電子書籍にしたり、電子オリジナルを読んだりと電子書籍読書を始めた一年でした。まだ紙本が9割ですけれど、いつか割合が変わるのかなと本棚に圧迫された部屋を眺めつつ……。
今年読んで面白かった・ハマってしまった・楽しかったなどなどの本を選び出してみました。
香月美夜 『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』
アニメ化すると聞いて読み始めました。長い物語独特の、いつまでも読んでいられる感が幸せで心地いいです。
諸口正巳『常夜ノ国ノ天照』
悪趣味でグロテスクで悲しくて、そしてとても痛くて面白かった。
鈴掛真『ゲイだけど質問ある?』
ゲイにまつわる疑問や質問を当事者が答えるというわかりやすさと、誠実さを心がけた文章がとても読みやすくて、ほうほうと思いました。
宇佐江みつこ 『ミュージアムの女』
上品でくすっと笑えて、美術館のことがわかる本。いろんな人に読んでほしい……。
『ご本、出しときますね?』
トークバラエティをそのまま見ているかのような楽しい読み物でした。どうしてこんなに面白い対談集なんだろう。
山田南平『金色のマビノギオン ─アーサー王の妹姫─』
アーサー王の時代にタイムスリップしてしまった幼馴染三人組。異世界召喚もの好きが面白いと感じないわけがなかった。
やっぱり続きが読みたいのに音沙汰がない、という本ばかりだったように思います。新作を望むのはいまはもう贅沢なことなんだろうか……。当たり前のように続きが読める時代ではないということでしょうか。
きっと作者の皆様は感想に飢えていると思うので、これからも、遅くなろうともこうして細々と読んだことを知らせていけたらと思います。
2019年もお世話になりました。2020年もよろしくお願いいたします。
<追記>
2019年見た映画で面白かったものを挙げておきます。
「キャプテン・マーベル」
「運び屋」
「アベンジャーズ/エンドゲーム」
「天気の子」
「ネオン・デーモン」
「劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD」
「アナと雪の女王2」
読了したのは316冊。
ブクログさんによると、本233冊、電子書籍25冊、漫画56冊、雑誌2冊でした。
そもそもの購入を電子書籍にしたり、電子オリジナルを読んだりと電子書籍読書を始めた一年でした。まだ紙本が9割ですけれど、いつか割合が変わるのかなと本棚に圧迫された部屋を眺めつつ……。
今年読んで面白かった・ハマってしまった・楽しかったなどなどの本を選び出してみました。
香月美夜 『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』
アニメ化すると聞いて読み始めました。長い物語独特の、いつまでも読んでいられる感が幸せで心地いいです。
諸口正巳『常夜ノ国ノ天照』
悪趣味でグロテスクで悲しくて、そしてとても痛くて面白かった。
鈴掛真『ゲイだけど質問ある?』
ゲイにまつわる疑問や質問を当事者が答えるというわかりやすさと、誠実さを心がけた文章がとても読みやすくて、ほうほうと思いました。
宇佐江みつこ 『ミュージアムの女』
上品でくすっと笑えて、美術館のことがわかる本。いろんな人に読んでほしい……。
『ご本、出しときますね?』
トークバラエティをそのまま見ているかのような楽しい読み物でした。どうしてこんなに面白い対談集なんだろう。
山田南平『金色のマビノギオン ─アーサー王の妹姫─』
アーサー王の時代にタイムスリップしてしまった幼馴染三人組。異世界召喚もの好きが面白いと感じないわけがなかった。
やっぱり続きが読みたいのに音沙汰がない、という本ばかりだったように思います。新作を望むのはいまはもう贅沢なことなんだろうか……。当たり前のように続きが読める時代ではないということでしょうか。
きっと作者の皆様は感想に飢えていると思うので、これからも、遅くなろうともこうして細々と読んだことを知らせていけたらと思います。
2019年もお世話になりました。2020年もよろしくお願いいたします。
<追記>
2019年見た映画で面白かったものを挙げておきます。
「キャプテン・マーベル」
「運び屋」
「アベンジャーズ/エンドゲーム」
「天気の子」
「ネオン・デーモン」
「劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD」
「アナと雪の女王2」
魔法に憧れるアルスは、風変わりな少女としてクラスメートからいじられてばかり。しかしある日魔法界に迷い込んでしまう。人間であることをなるべく秘密にしながら魔女見習いになるけれど、魔法の源である妖精を逃したことで、同じく魔女見習いのシーラとエバは罰として大人になれない魔法をかけられ、逃げた妖精たちを再び捕まえるように命じられる。しかし魔法界はある危機に瀕しており……。
演出や描写が挑戦的で面白いダークファンタジー。主人公であるアルスの「魔法は人を幸せにするもの」などなどのまっすぐな言葉がきつく感じられるほどには、裏側の設定や大人たちの思惑は結構どろどろしているんだよなあ……。
世界を滅ぼす黒魔法を使うのは誰か? という最後のエピソードがいいよなーと思いました。やっぱりそういう意外な人物がいい。最後だからかめちゃくちゃ力が入っていて面白かったんですが、あっさり終わってしまったのでもう少し余韻を感じたかったかもしれない。
きょうだいは同じ境遇を分かち合った、かけがえのない同胞のはずだ。しかし一方では永遠のライバルでもあり、一つ間違うと愛情や財産の分配をめぐって骨肉の争いが起こることもある。実際、きょうだい間の葛藤や呪縛により、きょうだいの仲が悪くなるだけでなく、その人の人生に暗い影を落としてしまうケースも少なくない。きょうだいコンプレックスを生む原因は何なのか? 克服法はあるのか? これまでほとんど語られることがなかったきょうだい間のコンプレックスに鋭く斬り込んだ一冊。(裏表紙より)
きょうだいと呼ばれる関係にはこういう特徴や役割があって、という類型がわかりやすくまとめられた入門書のような一冊。仲のいいきょうだいのことが知りたかったんですが、どちらかというと仲が悪かったり、役割を与えられる光と陰の部分の話が大半だったかな。有名人のきょうだい関係に軽く触れていて、ほうほうと思いました。
新婚早々の騒動も落ちつき、近衛騎士フェリクスとますます仲睦まじい日々を過ごすアウローラ。そんなある日、王太子妃リブライエルの故郷に『森の祝福』と呼ばれる珍しい刺繍があることを知る。未知なる刺繍にときめきを隠せないアウローラは、フェリクスにおねだりをして、新婚旅行へ出かけることに! ところが、旅先では不穏な出来事が待ち受けていて……!?(裏表紙より)
旅行の楽しさとその地域のもの(やっぱり刺繍ですね)のよさがふんだんに描かれている、楽しい新婚旅行のお話。二人きり、というわけではないですが仲睦まじくいちゃいちゃしているアウローラとフェリクスが微笑ましい。奥様になってもアウローラはアウローラで、毎日が楽しそうだなあとにこにこしました。
敵に回りそうな人たちの正体もわかったし、王太子夫妻も動きを見せようとしているみたいだし、王女殿下の伏線らしきものも見えるので、続きが楽しみだ。
「はじめての夜」がテーマの5作品からなる恋の短編集。恋人たちが迎える初めての夜にはどんなドラマが…!? 幼なじみから長い年月を経て結ばれたふたり、夢の中の逢瀬から始まる恋物語、身分差を超えた激しい愛…。思わず笑ってしまうラブコメディから、思いがけないラストが待つ華麗な平安絵巻など、それぞれの著者の持ち味を生かした様々なラブストーリーを楽しめる充実の1冊!(Amazonより)
電子オリジナル。
身分の低い母親の元に生まれながら高貴な血を引く少年と、彼の世話を焼くようになった少女。同じ時間を過ごしていく中で、彼のある発見が二人を引き裂く。彼に会うために彼女は……。秋杜フユ「きみのとなりへ続く道」
夢を見ることで過去現在未来へと跳躍し、その出来事を予言して語ることで国を反映させていた姫は、偏屈で邪悪だという魔法使いの元へ輿入れすることになる。椎名鳴葉「夢路の恋人」
望まぬ結婚を強いられている令嬢は、心を許していた執事に監禁される。その理由とは。白崎紗己「罪咎の夜」
魔性と交わった祖先の血を引くがゆえに絶世の美貌を持つ令嬢は、結婚相手にブ男を望むが、現れたのは絶世の美男子だった……という、せひらあやみ「理想の伴侶」
いまをときめく公達である一寸法師に求められて結婚することになったあぐり姫。しかし彼女は彼とのすれ違いを感じていて……という、松田志乃ぶ「花のしとねで君を抱き」
どれも面白かったんですが松田志乃ぶさんは、『新釈グリム童話』のときも思ったけれど秀逸な短編を書かれるなあ、と感嘆しました。この平安ものの短編、すごくよくまとまっているし、少女向けらしさを含みつつ、「はじめての夜」のちょっと官能的な部分も盛り込んでいて面白かった。