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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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諸国空想料理店 (ちくま文庫)
熱いまなざしをあびる料理人・高山なおみの処女エッセイ集。旅先で出会った料理を日本で作れば一気にその地へトリップ! 心身の疲れも切ない恋も、温かい料理がほぐしてくれる。文庫化にあたり近況を加筆した。レシピ多数。よしもとばなな氏絶賛。
解説 南 椌椌(裏表紙より)

1995年6月に刊行された単行本が初出。食材や料理の雰囲気は、きっといまとは全然違ったんだろうなあ。外国に行って何かを食べるというのもあまり知られていなかったように感じられる。
外国での出来事を書いた部分にはすごく熱と匂いがあって「異国」の雰囲気を強く感じました。レシピ、すごく美味しそうなので、私の想像の中の異国を思いながら作ってみたい。
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お狐様の異類婚姻譚 元旦那様に求婚されているところです (一迅社文庫アイリス)
「嫁いできてくれ、雪緒。……花の褥の上で、俺を旦那にしてくれ」
幼い日に神隠しにあい、もののけたちの世界で薬屋をしている雪緒の元に現れたのは元夫の八尾の白狐・白月。突然たずねてきた彼は、雪緒に復縁を求めてきて——!? ええ!? 交際期間なしに結婚をして数ヶ月放置した後に、私、離縁されたはずなのですが……。
薬屋の少女と大妖の白狐の青年の異類婚姻ラブファンタジー。(裏表紙より)

おおー美学の世界だなあ! 糸森さんの書きたいものやこれが面白いでしょうという要素がいっぱいに詰め込まれた和風もの。しかも甘いだけじゃなくて怖い。ホラー要素めいた民俗学的なものもあって、あと「嫁」は「夜女」という意味で、という言葉のあれそれが好きな人にはたまらない世界観だと思いました。
ここに異類婚姻譚のときめきと怖さが入っていて、面白すぎる……と唸ってしまった。会話のテンポや次から次へと起こる事件という緩急が独特で。最後の種明かしが、雪緒自身が「こういうことなんだろうなあ」と思うに止まったのがちょっと残念だったのですが、とても楽しく読みました。
孤独のグルメ Season2 DVD-BOX
五郎のぼやきが、のんびりしつつも的確で笑えてしまう。ちょっと癖になってきました。
他のお客さんって、密かに観察するの面白いよなあ。同志を見つけると嬉しいのわかる。心の中でエールを送ったりね。
本当に、どこにでもある普通のご飯屋さんのものを美味しく食べてくれるので、夜中に見てはいけない。
「夜明け告げるルーのうた」 DVD 初回生産限定版
東京出身のカイは、ひなびた港町で父と祖父と暮らしている。ある日趣味で作った打ち込み動画をアップしたところ、同じクラスでバンドを組んでいる水産会社の一人娘・遊歩と、神社の跡取り息子・国夫にメンバーに誘われる。練習に参加したところ、不思議な歌声を聞いたことがきっかけで人魚のルーと出会うカイ。ルーは、音楽を聴くと鰭が足に変わるのだった。

独特の描写が癖になる。水とか、踊る動きがめちゃくちゃいいと思いました。
一人の少年が自身の将来やいま自分が置かれている環境をどのように受け入れ、乗り越え、決めて歩み出すかまでのお話なので、登場人物がカイに投げかける言葉が見ていて結構きついものがありました。都会のことをまったく知らないまま語る遊歩と国夫が特にきつい。十五歳ってこんなものかなあ。もうちょっと情報が入ってこないものかな……とぐらぐらしてしまった。
とにかくルーが可愛らしかったのですが、犬人魚が……笑 マスコットキャラ的ですごく可愛かったです。
孤独のグルメ DVD-BOX
雑貨商を営んでいる井之頭五郎は、仕事の関係で様々な場所に行くが、そこで食事をすることもある。一人で好きに食べ、好きに楽しむ。飲めない酒は飲まず、孤独に食事を楽しむドラマシリーズ。

夜の作業時間に見ると、もうお腹が空いて。どれも本当に美味しそうなんだよなあ! 親しみがあって、味が想像できるっていうのがすごくいい。松重さんの語りがまたよくて、美味しそうに食べるので見ていてにこにこしてしまう。
こういうのを見ていると一人飲みって楽しそうだなあ、こんな風にぶらぶらしたいなあと思うんだけれど、地方住みではなかなか難しいよな、と諦めてしまうのだった。
グランドピアノ ~狙われた黒鍵~ [DVD]
天才ピアニストとして有名だったトム。あるトラウマによって表舞台から姿を消していた彼だったが、恩師の追悼コンサートを開くことになり、五年ぶりにステージに立った。恩師が遺した特注ピアノで超絶技巧曲を奏でていると、楽譜に「1音でも間違えたらお前を殺す」というメッセージが書かれているのを発見する。犯人の目的とは……。

分厚い短編漫画、という印象で、スリル感があってとても好きでした。色々無理があるよ! って感じなんですが、お話としての美しさがすごく好み。ロマンがある。犯人はいったい誰か。目的は。演奏を続けながら極限の状態が続くのではらはらし通しで、無駄なところがなかったように思えてまとまっていたなー。面白かった。
華宮 愛慾の供物 (ティアラ文庫)
「愛している。もっとお前を独占したい」
強引に想いを伝えてくる兄の龍瞬。
「あなたを抱けるなんて、夢のようです」
優しく理知的な弟の寿峰。
二人から与えられる快楽に戸惑いながらも、心奪われていく晶蘭。
皇子兄弟に後宮で寵愛される夢のような日々。
周囲から隠れて行う悦楽の饗宴は、より激しくなるばかり。
ある日、宮殿内の陰謀に巻き込まれ、三人の関係が晒されてしまい!?(Amazonより)

敗戦国の公主(しかも妹)が幼い弟を守るため、戦に勝った国の皇子たちに命乞いをした。その行為が気に入られ、公主・晶蘭は皇太子・龍瞬の妃として迎え入れられる。愛し合う幸せな日々が続いていたが、ある日託宣によって晶蘭は『神后』に選ばれてしまう。この役目は建国神話に基づいて、「太陽」と「月」それぞれを愛し、受け入れるというもので。
というわけで女性主人公に対して男性二人という内容です。主人公は最後まで意思と矜持をしっかり持ちつつ二人を受け入れる選択をしたので、あまり読んでいて辛い気持ちにならなかったです。龍瞬と寿峰もそれぞれきちんと自分の愛情を示してくれたのもあったかもしれない。
しかし割と真面目な内容なのにこの紹介文だとただのエロ小説にしかならないよな……。その方が買ってもらえるんだろうなあと思うと寂しくなる。TL小説も読み応えがあってほしい。
腹へり姫の受難 王子様、食べていいですか? (コバルト文庫)
サルシッチャ王国のティシエナ姫は、生まれたときに受けた呪いのせいで、食べても食べてもお腹がいっぱいにならない。ティシエナ姫も懸命に我慢するけれど、食材調達のために国庫は逼迫。亡国の王子で、今は近衛隊長のアルフィアスが、大量の食料を安く調達したり、食材を節約しつつ食べでのあるレシピを研究したりと日々奔走中。そんなある日、二人の前に呪いの主である魔女が現れて…!?(Amazonより)

かなりギャグ色の強いコメディ。ラブコメというにはちょっと恋愛色が弱いでしょうか。

美少女なのに常にお腹を鳴らしているティシエナ姫。公国の出身ながらも国を追われ、姫の従者をしているアルフィアス。この二人を中心にしたドタバタ劇で、そのほか、イケメンが好きな魔女、豊満な胸が好きな王子、結婚できない魔法使いなど、だいぶと振り切った内容でした。
よく考えたらここまでギャグをやるコバルト文庫をあんまり読んだことがなかった気がします。いままで読んできたものとはだいぶと方向性が違っていて戸惑いました。
紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫)
 母が死に、小玉、義姉の三娘、甥の丙、従卒として当然という顔をした清喜と四人での生活が始まった。そして、その家に頻繁に出入りする文林……。
 三娘は訝しむ。副官とはこんなに距離が近いものだろうか。小玉に好意を持っているようにしか見えない。そんな彼女の脳裏を、幼き日に告げられた予言が過る。
「あの娘は高き御位にのぼるだろう。しかし、彼女を愛する四人の男によって不運へ進む」
 元許嫁を含め、四人の男はすでに現れている。では、この五人目の男はいったい——?(裏表紙より)

後の皇帝だよ……という気持ちで読みましたが、話のメインは小玉の腹心である清喜です。本編では有能だけれど変人という彼にどんな過去があったのか。
話の流れを大きくしていく感じでなく、個々のエピソードをつなぎ合わせて人となりやその後を思わせる書き方になっているので、なんというか、もうちょっと気持ちを盛り上げて欲しい! と思いつつも、こうした些細な描写が人物におかしみを感じさせて面白いんだよなあ。
あとがきによると、じっくり書きたいというお気持ちがあるようなので、さらに厚みが出るのを楽しみにしています。
作家探偵は〆切を守らない ヒラめいちゃうからしょうがない! (メゾン文庫)
売れない作家と腹黒編集者の痛快! バディミステリー!!
売れない小説家の白川照は、今日も愛と勇気と正義(と怖い担当編集者)のために、原稿執筆に精を出す。ところが、照がヒラめくのは原稿の展開ではなく日常に潜む“謎”の犯人ばかり。犯人しかヒラめかない謎が気になって原稿が進まない。そんな照に締め切りを守らせるため、担当編集者の黒澤は、その謎の過程を推理することになるのだが——。犯人だけ当てる作家とその過程を“校正”する編集者の、痛快バディミステリー!(裏表紙より)

何もかもすっ飛ばして「犯人は○○だ!」と言い出してしまうがために事件を引っ掻き回してしまう売れない小説家。そんな作家の手綱を握る、冷静沈着なイケメン編集者。二人の暴走や漫才っぷりが楽しい作品。
作家と編集者の面白コントという感じで、いちいち照の言動が楽しく、地の文もテンポよく読めて面白かったです。出てくる人みんなキャラ濃すぎなのに、ああーこういう人どこかにいそうーと思ってしまう謎。
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Author:月子
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