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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ねらわれた女学校 セーラー服と黙示録 (角川文庫)
閉じ込められた! 島津今日子がひとり目覚めると、そこは永遠にループする「無限階段」でできた異世界だった。同時に、同級生のみづきと茉莉衣もまた、無限階段にとらえられていて……3人がそれぞれの探偵術と個性から導き出した、3種類の脱出方法とは? 表題作を含む、全寮制探偵養成学校「聖アリスガワ女学校」で起きた4つの悪魔的事件。ミッション・スクールとカトリック教会を舞台に、少女探偵の活躍を描く珠玉の短編集。(裏表紙より)

本編を読むことなく読んでしまいましたが、キャラクターの個性が強い少女探偵三人組のお話でした。絶海の孤島、ミッションスクール、ヴァチカンなど一つ一つの要素が強いのによくここまで合わせて煮込んだなあ。
盗まれたと思われるロザリオの行方を追う「きえたロザリオ」。吸血鬼をどうやってこの島から脱出させるか考える「とらわれた吸血鬼」。禁断の儀式を実行したとして捕まった三人の無実を証明する「あらわれた悪魔」。そして内容紹介にある「ねらわれた女学校」。四つの短編が収録されており、表題作は多分本編である『セーラー服と黙示録』と絡んでいる模様。学校の目的と敵対組織と、モリアーティを連想させる教授とやらはいったいなんなんだ。
キャラクターも濃いですが文章も個性が強く、面白く読みました。こういう振り切ったキャラ設定、嫌いじゃないぜ。
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世界を食べよう!  - 東京外国語大学の世界料理 -
東京外国語大学の研究者たちが、世界各地の食について説明するエッセイ集……でいいのかな。夜中に読むの辛い。めっちゃくちゃお腹が空きます。写真は多くはない(少なくもない)のに想像を掻き立てられておいしそうなんだよなあ。
東アジア、東南アジア、南・西アジア、東・中央ヨーロッパ、西・南ヨーロッパ、アメリカ・オセアニア・アフリカの項目にわかれています。世界各地の有名料理のことがざっくりわかるのですが、もっと読みたい! レシピももっと見たい! と思わせる。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚しちゃうと絶体絶命!?~ (ビーズログ文庫)
夫クロウの遺髪を見せられても、「あの人は死んでない!」と強がるフェルだが、実際の安否は不明なまま。皇宮ではいつの間にか、クロウが『いなくなった皇子』となり、弟のパールとフェルが結婚したことになっていた——なんて冗談じゃない! 反撃に出るフェルだが、パールもおぞましい計画を立てていて!? 離れてこそ夫婦の絆が試される! 激動のニセ未亡人(?)生活第10弾!
夫の留守を預かるのは、妻の役目です(キリッ)。(裏表紙より)

クロウが死んだ? フェル(シレイネ)が結婚したのはパール? 旦那様の生存を信じて行動するフェル。兄を取り戻したい弟たちや危機的状況を察知した面々と、だいぶと最終決戦に近づいてきた感があります。
皇帝の思いや過去は夫婦スキーとしては結構くるものがありました。すれ違いが極まっていてだいぶとあれですが……。
そしてシレイネ! きてくれると思ってた! ガウェイン先生となんだか面白いコンビになってるので最後まで一緒に戦ってほしい。
女たちの韓流――韓国ドラマを読み解く (岩波新書)
「冬のソナタ」にはじまる韓流ドラマは、日本社会にすっかり定着した感がある。なぜそれほどまでに惹きつけられるのであろうか? 「初恋」「私の男の女」「レディプレジデント」等二五本のドラマの社会的・歴史的背景にふれながら、女性の生き方に焦点をあてて読み解く。韓国社会の今や、苦難に立ち向かう女性の姿が浮かび上がる一冊。(カバー折り返しより)

家族が韓流ドラマを楽しそうに見ているのを横目で見ることが増えたのですが、作品のヒロイン像が様々ですごく興味を持ったので、それを読み解くヒントがないかと思って手に取った一冊。
なるほどなあ! 韓国社会についてほとんど知識がなかったので、女性の立場や結婚の考え方を強く反映した作品群なんだなということがわかって面白かった。2013年の本なのでいまはまた違う描き方をされているんでしょうが、いつかちゃんとどれか一作全話きちんと見てみたいものです。
神殺しの救世主
これは、世界を拓く物語——。
長年に亘る戦で荒廃した世界。そこでは語り継がれる終末神話があった。「この世の命数が尽きる時、『邪神』が現れ、世界は終焉の時を迎える。しかし、創造神は一人娘をこの地に遣わし、その『救世主』は五人の『守護者』と共に人々を新世界に導く——」と。終末の到来を予感した少女・ノト。かつて『守護者』の責務から逃げた彼女は、王と、国と、神と、そして運命と斬り結ぶことを決断する!!(カバー折り返しより)

滅亡と再生の異世界ファンタジー、だけではなくてSF要素も含む。情動を持たない娘、ノトは、終末神話に語られる五人の守護者の一人『真実』であった義兄ホリディが死んだことで、彼の預言を知り、彼の意思を継いで守護者を集めて邪神と戦うことを決意する。
ノトは果たして救世主、それとも邪神? 預言の通りになれば仲間の守護者たちがみんな死んでしまうのは本当なのか? 笑うことも怒ることも泣くこともないノトがひたすらに自分のすべきことをやりながら、仲間たちを失いたくない、一緒にいたいという思いを育て、運命に立ち向かう。
ノトの淡々とした語り口と立ち回りの上手さで、ストーリーは王道、問題ごとも基本的にはすんなり片付く軽い読み心地なのですが、最後に登場する「生きていることは素晴らしいのか?」という問いやテーマはとても多崎さんらしいなあと思いました。途端にノトが不器用で、本当は弱いただ人でしかなかったことがわかってぶわっときました。いいファンタジーでした。
日本一の給食: 「すべては子どものために」おいしさと安心を追求する“給食の母”の話
北海道、置戸町で作られる「日本一の給食」。それに携わった管理栄養士の佐々木十美さんのこだわりや思いをまとめた一冊。2013年の本です。
世間の常識や当たり前のものは変化していくけれど、昔から食べられている添加物の入っていない食材で美味しく給食を食べてほしいという思いから作られてきた置戸町の給食。こだわりが感じられて実においしそうなんですが、実際にどのように給食センター(調理室かな?)を回しているのかも教えてほしかった! ここまで時間をかけられるのってどういう仕組みなんだろう。知りたいという気持ちになりました。
繰り返し登場するカレーのレシピも収録されているので、いつか作ってみたい。
日曜は憧れの国 (創元推理文庫)
内気な中学二年生・千鶴は、母親の言いつけで四谷のカルチャーセンターの講座を受けることに。彼女はその料理教室で、同い年だが性格も学校も違う桃・真紀・公子と出会う。ところが、教室内で盗難が発生。顛末に納得がいかなかった四人は、真相を推理することに。多感な少女たちが、カルチャーセンターで遭遇する様々な事件の謎に挑む! 気鋭の著者が贈る校外活動青春ミステリ。(裏表紙より)

性格も立場もまったく違う女子中学生たちが四人集まって、カルチャースクールで起こる謎を解く日常ミステリ。
キャラクター性が強い日常の謎ものは大好きなのでもっと読みたかったです。お嬢様で引っ込み思案な千鶴、先は読めるけれど子どもっぽい桃、ちゃっかりものの真紀、頭脳明晰な公子という四人なので、もっとがつがつ謎解きしていいのよ。
四人がそれぞれにコンプレックスを持っていて、それを仲間たちに見て羨ましく思ったり嫉妬したりっていうのがよかったなあ。お話も登場人物の気持ちもぐるっと回って一周する短編集っていいな。
倒国の花嫁~公主様は最強のフィアンセ!?~ (アイリス文庫)
国を守るため、麗峰国皇帝に正妃という名の《人質》として嫁いだ倒国の姫・香鈴。西域の帝国との戦で、帝国の王子で武将でもあるクラールに保護された香鈴は、彼からプロポーズをされる。しかもクラールは、これは倒国公認の政略結婚なのだと断言! 何度拒絶しても諦めない彼に困惑する香鈴だったけれど——。「クラール殿、それって二重婚なのでは?」名ばかりの皇帝正妃と敵国の王子の恋は前途多難? 中華風×政略結婚ラブファンタジー★(裏表紙より)

中華風の国の出身で正妃でありながら冷遇される香鈴。西洋風の国の出身で帝室出身者の騎士クラール。国の思惑により結婚しろと命じられた二人のお話……なんですが、話として落ちたのは二人の恋愛面だけで、放置されている設定や人物が多くてそちらが気になりすぎました。異文化交流を期待しただけに残念……。
しかし自らを責め続ける公主と、不器用ながらもまっすぐな騎士の恋はとても可愛らしくて応援したくなりました。神様の解釈についても、国によって異なって伝わっているという状況を面白く使っている、んですがそれだけにやっぱりもう少し踏み込んだ内容が読みたかったー!
ハイカラ娘と銀座百鬼夜行 (富士見L文庫)
 開国帝都。あたらしき女を自称する、ハイカラ娘こと環蒔お嬢さんは今日も元気だ。「溝口さん! 百鬼夜行が出たのですって!」と、僕を連れて、噂の現場・銀座へ。
 はぁ。「僕は恩ある男爵さまのため、勉学を優先したいのですが」という主張は、もちろん聞いて頂けないんですね?
“百鬼夜行”なんてただの噂話……と言いたいけれど、お嬢さやその友人、人ならざる者まで巻き込んで事件が発展し——。
 男爵令嬢のハイカラさんに連れられて、秘密を抱えた書生が挑む開国帝都のあやかし奇譚、開幕!(裏表紙より)

ハイカラさんと書生さんとあやかしもの。おおーうまいことミックスされてるなあ! と感じた作品でした。とてもバランスがよくて読みやすかった。
百鬼夜行を主として起こる事件に、なんでもかんでも首をつっこむ環蒔お嬢さん。それに振り回される僕こと溝口。あやかしに遭遇してあわやというところで、実は溝口にはとある秘密が。
環蒔お嬢さんの無鉄砲な性格は「頼むからじっとしていてくれ!」と思うのですが、彼女の主義主張がとても爽やかでいて好ましく、応援したくなります。この若さは多分いつか折れてしまうときがくるんだろうけれど、折れないでいてほしいなあと思う。
ティム・バートンのコープスブライド [DVD]
成金の金持ちだが気弱なヴィクターは、没落貴族の令嬢ヴィクトリアと政略結婚することになった。会ったこともない相手との結婚を不安がっていた二人だがなんとなくいい雰囲気になるも、ヴィクターのどじによって結婚式は延期に。ヴィクターは上手く言えなかった誓いの言葉を練習するが、調子に乗ってコープスブライドの指に気付かず指輪をはめてしまう。彼を花婿だと思った彼女によって死者の国に連れて行かれてしまったヴィクターは……。

寓話みたいだと思ったらロシアの民話を元にしているみたいですね。こういう、女性の気高さに救われたり、力強い男性が優遇されたり、不可思議なものの世界が賑やかだったりするのはとても異国的だなあと思う。
死者の花嫁に花婿と勘違いされてしまった気弱な若者は、果たして誰と結婚するのか? 死は恐ろしいものだけれど身近で親しいものだという世界観がすごく好きです。倫理観もちゃんとしていて、悪人が罰せられてよかったよかった。
二人の花嫁もとても凛として可憐でしたが、犬かわいいよ犬。二匹でお尻のにおい嗅いでるところがとってもキュートで笑ってしまった。
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Author:月子
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