読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
![風立ちぬ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/518mbeSu0oL._SL160_.jpg)
公開時に見に行ったので、二回目の視聴。
風が吹いたから生きなくては。というのは、清々しいような、悲しいような気がして、風が吹かないということはほとんどないから、ずっと、ずっと、生きていかなくては、というどうしようもなさを感じるなあ、と思った二回目でした。
二郎という人が、喜びも悲しみも一歩引いたところがあるようなのがずっと不思議な感じがしたんですけれども、ずっと道の途中にあったからなのか、最後にだけ声を詰まらせて「ありがとう」と言ったのに、やっぱりずっと苦しかったのかと感じました。ものづくりの人の苦しみ、けれど、それが人生のすべてだったから、最後になるまでその苦しみが見えずに超然と見えたのかもしれない。全部が終わって、その喜びも悲しみも、犠牲も何もかもが飲み込めたのかも。
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七五調のリズムから高度なユーモアまで、古典と呼ばれる文学作品には、美しく豊かな日本語があふれている。若い頃から名文に親しむ事の大切さを、熱く語りあう。
画家と数学者が、美しい日本語について語り合う。対談をまとめたもの。それぞれが、子どもの頃から触れてきたものの中で、美しいなと思ったものなどを紹介したり。
意味がわからないまでも童謡を歌って、大人になってあっと意味に気付く、というのに、そうそうとうなずくことしきり。「ふるさと」とか「赤とんぼ」とか、そのまんま歌ってた。歌詞の意味が分かるようになって、なんだかしっくりくる感じが面白いと思います。
冒頭で出てくる、藤原さんがやっていると書いていた、本を買わせて読書会をするゼミ、やってみたいなあ。勉強という名目で本が読めるじゃないですか。羨ましい……。

皇帝ラインハルトとヒルダの婚礼の儀を迎えた銀河帝国では、ローエングラム王朝の繁栄を祝う歓声に沸きかえっていた。しかしその裏側には、拭い去れないいくつもの不安要素が存在した。間歇的にラインハルトを襲う発熱は、原因不明のままであり、潜伏中のルビンスキーと地球教の暗躍は、旧同盟領の各地に混乱をもたらしていた。そんな緊張状態のつづくなか、ある報告が届く。イゼルローン要塞に、不穏な気配あり——と。それは、民主共和主義の命脈を守るため、ユリアンがはじめて自ら仕掛けた戦いだった!(裏表紙より)
落日とか副題にするなよなー! そりゃ、いつか日は落ちるけれども! という19巻は、ラインハルトとヒルダの結婚式から。着実に、ラインハルトにも終わりが近付いてくるのが、もうな……。
いろんなものがまた新しく移り変わっていく中、ユリアンが今後どんな指導者になっていくのか。去ってしまうのは誰で、続けていくのは誰か。最終巻、大事に読もう。
![アキハバラ@DEEP [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61QD85bFpYL._SL160_.jpg)
オタク、ニート、ひきこもりである若者たちが、弱小ベンチャー「アキハバラ@DEEP」として、検索エンジン「クルーク」を制作した。Yahoo!越えを目指したその検索エンジンが話題になっていくと、大手IT企業が提携を申し出た。やがて、暴力的な方法でクルークを奪われたメンバーは、奪還作戦を開始する。
原作は読了済。ドラマは見てません。
だいぶと昔に原作を読んだ印象だと、タイトルの「アキハバラ@DEEP」はアングラな俺たちのこと、みたいな印象だったんですが、映画を読むと、メンバーのことだけを指している気がしました。クルークに関する描写がないからかな。
アキハバラ、な要素よりも、ジョブズとかザッカーバーグとかのことをやるような映画だったのかもな、と思う。一つの企業が一時代を築くものを作る、というストーリーなのですが、全体的にこじんまりしているのがちょっと残念な気がしました。原作の、クルークのことが、ものすごくアツかったので、それが見たかったんだけどなあ……!
久しぶりに原作を読むか、と思いました。

いつもの人たちが、ベトナム旅行に行った旅行記(雑すぎる紹介……)。菅野さん、月夜野さん、雁さん、そしてお友達のちかちゃんの四人。仕事が終わらなくて、とか、仕事しなくちゃとネットカフェに、というところが、本当にいつも通りだなと思いましたが、罵詈雑言が飛んでないのがよそ行きっぽい。
ベトナムで遭遇した変な出来事とか、個性的すぎるガイドさんとか、旅行に来ているはずなのに全然ゆっくりしてないし、ベトナムの人たちの自由っぷりが、なんかもうアジアだなあと思う。アジア圏に旅行すると聞くと、多分せわしないんだろうなと思うのは何故なんだろう。
しかし、ベトナムに行くと服を作るのが普通なんでしょうか!? それいいなあ、やってみたい! それから、陶器のお皿をいっぱい買うのもいいなあ。素敵なものがたくさんあるんだろう。

ロイエンタール元帥、皇帝ラインハルトに叛す——その報せは、銀河帝国に戦慄をもたらした。ヤン・ウェンリー暗殺の黒幕である地球教団大主教ド・ヴィリエが張りめぐらした陰謀の網は、ついに帝国中枢をも捕らえたのだ。皇帝に力及ばぬことを知りつつも、自らの矜持のもと、あえて誤解を解かぬままに反逆者となることを決意したロイエンタール。そんな親友の心中を察し、潔白を主張するミッターマイヤーに、反乱鎮圧の勅命が下る。さまざまな思いが交錯する中、新領土を揺るがす「帝国の双璧」の対決が、ついに幕を開ける!!(裏表紙より)
帝国における最後の戦い、と呼びたいような、ラインハルトとロイエンタールの戦いは、やっぱり大きくて悲しかった。そうなるよなーーーでもなーーーーー!!
ロイエンタールの最期もたいへん「らしかった」し、ミッターマイヤーに託されたものも、そうなるよなーー!!(アツいわー!!)と納得のものでした。しかし、なあ、しかし……という気持ち。
ラインハルトとヒルダも落ち着いたところで、最後の章の上下巻を残すところになったけれど、これ、最後は誰が生き残ってるのかなあ。ラインハルトもいなくなるんだろうか。どきどきしながら続きを読もう。

「きさまの玉座は、血の海に浮かんでいる」皇帝暗殺未遂で捕らえられた男の言葉は、病床から離れたばかりのラインハルトに、重い衝撃を与えた。ヴェスターラントの虐殺——その記憶は、いまだ拭い去れぬ心の傷として彼を苦しめていた。その頃、ヤンを失い、懸命に未来を模索するユリアンたちのもとに、意外な情報がもたらされる。それは、かつての同盟元首トリューニヒトが高等参事官として“新領土”に赴任するというものだった。不穏な空気のなか、新帝都フェザーンでは、人々の間にある噂が流れていた……。(裏表紙より)
そうなったらいいな、という希望と、そうなるかな、とは思ってたけどやっぱり辛いことの二つが起こる巻。
ラインハルトとヒルダは、そうなったらいいな、どうなるだろうか、と楽しみにしていたんですけれど、恋だの愛だの言いそうにない二人が欠けたところを補うみたいにして一緒にいるところはやっぱりいい。尊敬から始まる愛もあるよきっと……。「帰らないでくれ。ここにいてくれ」というのは! 情事のロマンだと思うの!
その後のラインハルトの、ふわふわした様子に振り回される人々の様子がおかしくて楽しい。こういう平和なときもあるんだね……。
ついに、ロイエンタールが死に場所を選んだ、という感じで、どうなるんだろうと思いましたが、勝利するのはやっぱりラインハルトだよね。ミッターマイヤー辛いね……。

家族が要介護とかではないのですが、ちょっと勉強してみようかと思って読むことに。
「10の基本ケア」とググると出てきますが、その10のことを実践しているあすなら苑での実践例などのお話。教訓的なところもなく、読みやすい文章でするするっと読めて、今の自分の持っている老人ホームの印象が90度くらいは変わったかもしれない。
「換気をする」とか「地面に足をつけて座る」とか、人間が人間として生活する上で当然のことや、気持ちのいいことをすればいいのかな、と解釈しました。実践例のように、寝たきりだった方や噛みつきがあった方などが、こんなに劇的に変わるのかなと思ったりもしたけれど、やっぱり基本的なことが大事なのかもしれない。

暗殺者の凶弾に倒れたヤン・ウェンリー。その突然の死に、イゼルローン要塞は深い悲しみと絶望に包まれた。希望を失い離脱していく人々——しかしユリアンとフレデリカは、残された者たちとともにヤンの遺志を継いで戦うことを決意する。一方、人生最大の敵をうばわれたラインハルトもまた、喪失感のなかで新たな時代をつくるべく動き始めた。新帝国暦2年、銀河帝国の首都はフェザーンに遷され、旧同盟領を統治する新領土総督としてロイエンタール元帥が着任する。だがその水面下、ある陰謀が進行していた……。(裏表紙より)
ヤンがいなくなった旧同盟軍。怒りを叫んでしまうラインハルトの強い孤独が垣間見えた瞬間でもありました。輝かしい光は、みんなに置いていかれるさだめなんだろうなあ。
第2部開始、という感じで、ヤンの位置にユリアンがつき、ラストに向けていろんな人が動いている。ロイエンタールがいったい何をしでかしてしまうのか、すごく怖い。そして、沈黙し続けているアンネローゼにどうやら何かある様子……?