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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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不連続の世界
公園に現れる『木守り男』。それが出ると、東京は火の海になるという。目撃してしまった多聞の周囲で人死にが出たのだが、果たして『木守り男』は実在するのか?(「木守り男」)
多聞の周囲でおこる様々な事件の短編集。

多聞さんって『月の裏側』に出てた人だっけと思いつつ。もしそうだとしたら、この本ではなんだかとても若いイメージになってるな。
「悪魔を憐れむ歌」の歌のイメージは、ゲーム「ドラッグオンドラグーン」の「尽きる」のイメージだった。この歌、通常再生でも逆再生したような歌で、聞く度に音の響き方が違う気がするのです。逆再生してもかなり怖いのだ。と思っていたら歌の種が明けてしまった。
みんなが思うことを喋っている恩田陸作品が好きなので、「木守り男」と「夜明けのガスパール」が特に好きでした。「夜明けのガスパール」は、大抵みんな揺るぎない(という印象を私は持っている)恩田陸の登場人物にして、この短編集の主人公たる多聞が弱いところを見せるから、最後がじわっとした。
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朗読者 (新潮文庫)
15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」——ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせてほしいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。現代ドイツ文学の旗手により、世界中を感動させた大ベストセラー。(裏表紙より)

確か映画になった後くらいに、先生との会話に出てきて読んだことあるかないかの話になったので、本読みの魂がうずいて買いに行ったのでした。
これは小説の方がいいんじゃないか、と思うくらい、ぼくの心理が丁寧に書かれていたように思った。特に逢い引きは、文字にした方がさらさらと流れていく映像になって見えるなあと思ったり。
今思うと色んな要素があるんだなあ。少年の成長、恋愛、父親との和解、戦争、生死。結構薄い本なのに、これほどたくさんのテーマが詰められて整頓されて読めるのは、なんだかすごいことだなと思った。
良い方向になるとは思っていなかったけれど、何がハンナをそうさせたのか。絶望なんだろうか。追いかけられていた頃とは違って、追いかけても追い付けない存在が(ぼくもあるけれど、ぼく自体ではなくて、時間とか高次的なもの?)あるからだったんだろうか。
グランドマスター!―聖都をめざせ (コバルト文庫)
カタブツ青年団長ハルさん率いる〈黎明の使者団〉一行は、法皇からの会見の要望を受け、都を身座して旅立った。途中、ひょんなことから団員のシンドーさんは、信仰されている神・キザヤが、かつては数多いる神の一人にすぎなかったことを知る。そして、闇の勢力も動き出していた。彼らは巫女であるシーカを生贄とし、キザヤ神を倒そうとしているのだ。シリーズ、ついにクライマックスに突入!(裏表紙より)

今気付いたけど、クライマックスなんだ!
アスティルがスパルタ特訓を受けにいったりとか、法皇に会いに行こう! という話。短編が収録されているので、本編の進みはそれほど大きなものではなかった感じ。
「のぞき」にもときめいて笑ったけれど、最後の「夜這い」も噴きました。色気もへったくれもないが私のこの高揚感はなんだ! とか思った。ハルさんが喧嘩腰の口調になってしまうのは、本当にいらっとしているからか、それとも自分でも感情を持て余してつい喧嘩を売ってしまうのか。それでもめずらしくシーカの視点だったので切ないなと思いました。
短編は雑誌に掲載されたものです。実は雑誌で読んでいたのですが、収録されるとは思いませんでした。RPGだなあと思っていたら、オチがオチでとても好きです。
陽気なギャングが地球を回す  [レンタル落ち] [DVD]
今日も映画を観ました。「陽気なギャングが地球を回す」。
原作を踏まえつつ、オリジナル要素があって楽しかったです。不良な佐/藤/浩/市も、白スーツな大/沢/た/か/おも、印象がまったく違って変人少年っぽい松/田/翔/太も、そしていつも通りクールビューティーな鈴/木/京/香も、とても良かった。らぶもあるのです。大人の不器用ならぶです。でも本筋はコメディなので、楽しさがメインなのです。
マギの魔法使い  魔法使いは決断中! (角川ビーンズ文庫)
「あたしは……ウォレスのことが好きなの」ウィザードを崩壊させるための《種》を託されたエメラルド。(世界のために必要なもの。でもこれをつかったらウォレスが死んでしまう)さまざまな組織の思惑も巻きこみ、非情な選択を迫られたエメラルドは、必死に自分の進むべき未来を探そうとするが——!?「魂だけになっても、絶対にまた会いに行くよ」切ないウォレスの願いは叶えられるのか!? ついに二人の運命が決する、シリーズ完結巻!!(裏表紙より)

むっちゃくちゃいい終わり方をしたシリーズでした。一気に読めてよかった!!!!!
注意:事前に挿絵をめくってはいけません。目次も読まない方がいいでしょう。
ちなみに、私が買った時、カバーが数ページ巻き込んでかけられてあったのでぶうぶうと思いながら直していたら、その挿絵があって「あwせdrftgy」となりました。挿絵トラップ! すごく悲しくなったのでめくらない方がいい!
マギの魔法使い  若獅子は片恋中! (角川ビーンズ文庫)
「君と一緒だと、ぼくはどんどん愚かになっていく」反ウィザード組織《真実の星》に捕らわれたエメラルドは、そんなウォレスのことが気になって仕方ない。だが組織の幹部カルロスに、妥当ウィザードのため協力してほしいと頼まれ、困惑する。一方獅子の一族の若長ラグナは、エメラルドへの想いを抑えきれなくなって!?「逃がしてやる。だから——俺様の側にいてくれよ」この世界の真相も明らかに!? 必読のクライマックス直前巻!(裏表紙より)

「二十歳ののエメリイの〜」という台詞にうっかり目が潤む。いつでも、誰かが未来を望む言葉は切なくて、心の底からの願いに満ちている。
ウォレスがデレもデレで、どういう未来が待っているかというのが示唆されているから、余計に切なく映って苦しい。どうしようもない力で、それでも精一杯に『自分の力』で事態を動かそうとするエメラルドは、だからこそかっこいいのだと思う。
カルロス、ミスラ夫妻がいい雰囲気でとても好きだ。お気に入り。ハルベルトの過去も分かったところで、ラグナの行動と、最終巻へ!
マギの魔法使い    魔女たちは恋愛中! (角川ビーンズ文庫)
「俺様が嫌いなのか?」聖都マギに向かって旅を続けるエメラルドは、野性的なラグナから寄せられる熱い視線に、心とまどう日々。そんな中彼女は、新たなウィザード候補のコウと、その恋人マリンと仲良くなるが、仲間のウォレスを待ち受けるある残酷な運命を知らされ、激しく動揺する。「愛してると言ったら、ぼくから離れてくれるの?」ウィザード候補になることをかたくなに拒絶するウォレスに隠された秘密とは!? 激情の第4巻!!(裏表紙より)

きた。
きました。あらすじから分かる通り、デレです。
実は挿絵をぱらっとめくってしまって「あwせdrftg」となったので急いで読みました。挿絵はめくっちゃだめだよ! 約束だ!
糖度急上昇でどうしようかと思いました。にやにやにやにy(略)してたんですが、よく考える母上が確か先に読んでいた気がするので、どういう気持ちで読んでいたのか気になりました。
その後のラグナの慰めも、ほのぼのとしていてちょっと切なくてよかった。
マリンの指摘に、「まさか、険悪化!?」と思ったんですが、……エメラルドらしくてよかったと思います。やっぱりエメラルドかっこいい。
コウとマリンは、いい起爆剤になったっぽくて、このさき魔女たちはどうなるんだろうと思いつつ。
マギの魔法使い  科学者は誘惑中! (角川ビーンズ文庫)
「この森を抜けたら別れましょう」追っ手を避けて密林地帯に逃げ込んでエメラルド達一行。エメラルドに惹かれながらもわざと冷たくあたるウォレスに、彼女はついにそう宣言するが直後、聖都マギから派遣された美しきマッドサイエンティストのラドに捕らわれてしまう。「きみの思考を。ひいてはその心をもらうつもりだ」謎の遺跡《巨人(スリサズ)》の力で彼女を操ろうとするラドの魔手が迫る!? 新たなウィザード候補も出現。緊迫の第3巻!(裏表紙より)

色んな決着が見られる巻、かな。
ハルベルトとのやり取りは、エメラルドらしいなと思うと同時にすかっとした。彼女は恋するときもこうであってほしいなあという理想が、やっぱりちょっとはあったみたいだ。エメラルドが治療する辺りもかっこよかったなあ!
アルフェッカとの決着は、こちらもやっぱりエメラルドらしかった。アルフェッカとアトラスとの会話が一番染みた。
マギの魔法使い―国王は求婚中! (角川ビーンズ文庫)
美貌の青年ウォレスらと共に旅を続ける見習い魔女のエメラルドは、並の男よりオトコ前な正義感あふれる現実主義者(リアリスト)。だがウォレスはどこかエメラルドには冷たい態度で、二人は気まずい雰囲気に。そんな中、若き国王クリストバルが、ウィザートの特別な加護を受ける《宝石》である彼女を手に入れようと部下を差し向けてきたうえ、なんと結婚を迫ってきて——!?「わたしは君を逃がすつもりはないよ」加速する恋と陰謀の争奪戦!(裏表紙より)

国王に求婚されて囚われるエメラルド、というおいしい展開なわけですが、エメラルドが男前過ぎてわくわくしました。どきどきじゃなくて。どういうかっ飛ばし方で脱するんだろう! という。でもアルフェッカが出るとエメラルドが弱くなるので、そのギャップもおいしいなと思います。ウォレスと同じ顔というところが重要だったりするんだろうか。
この本は1巻だけで読むのを止めると損するなあとこの辺で分かりかけてきた。
マギの魔法使い―エメラルドは逃亡中! (角川ビーンズ文庫)
再読。前の記事は別に登録してあります。
ちなみに完結まで一気読みした。
甘さがなくてさっぱり、しっかりした足取りで進むから好感を持っていたのだけれど、4巻くらいからがやばいとか、完結編がやばいとか色々聞いていたので、完結巻が出てしばらくしてから読んだ。
その前に「オズの魔法使い」を読んでいたので、役の割り振りが分かりました。地図的なものも大体分かったような。
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Author:月子
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