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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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前世好きだった恋愛ゲームの世界に転生した公爵令嬢のセシリア。破滅エンドまっしぐらの悪役令嬢だと知り、大ピンチ! 平穏な学園生活を送るため、魔力最強なイケメン守護騎士・アルヴィンに恋人のふりをしてもらうことになるけれど――なぜか甘いセリフを囁かれて、ドキドキが止まらない! しかも彼の正体が隣国の公爵様であることが判明。偽りの関係だったはずが、彼の溺愛に火がついて過保護に愛される日々が始まって…。(裏表紙より)

あとがきには第1部と第2部を合わせて一冊にしたとあり、多分それはやってはいけないことだったよな……という終わり方。後半の急展開、セシリアが何故かゲーム本編主人公にこれまでの出来事の後始末と魔族との戦いを全部ぶん投げてびっくりしました。前半は普通に読んでいたのにあんまりです。
内容紹介をじっくり読んでいなかったので気付かなかったんですが、ヒーロー側の重大設定のネタバレがひどいな!? ひどすぎていまも笑ってしまう。それはあかん。
お互いしか見えていない令嬢と護衛騎士のじれじれが可愛らしかったです。それだけに彼女たちや周辺の親や大人の事情がひどい。さっさと独り立ちして幸せにおなり……。
あと最後の最後で思いっきりずっこけたのが「てりやきバーガー」でした。醤油あるの!?!!!?
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 横浜の外れに佇むWMUA・NITTOH美術館。ここで働く怠惰な学芸員・鷹栖晶のもうひとつの仕事は、悪魔を視認できる唯一の人間として、人の肉体を着た悪魔・音井を相棒に、悪魔と交渉すること。
 横浜をあげてのアートプロジェクトのための会議で、晶は植物と建築の共生を謳う建築家・新田と出会う。彼からは仄かに悪魔の気配がした。晶を気に入った新田は秘密を囁く——「僕は爆弾魔に狙われている」と。その言葉どおり、爆破事件が連続して起こっていた。爆弾の破片さえ見つからないという奇妙な事件が……。(裏表紙より)

1巻を読んだときとはまた違って、人と悪魔が絡んだ嫌な事件(褒めています)の話。読んでいてそわっと怖くなったんですが、これは人の人生が大きく変わって、その時点からどこにも行けない感じが怖かったのかも……。晶と音井の行動がやっとわずかに、本当にごくわずかに星嶋の時計の針を動かしたけれど……人間ってなんて無力なんだろうと途方に暮れてしまったんですよね。
ただ落ち着かない読後なだけあってものすごくお話は面白かった! この気持ちの理由を知りたくて、手元にあったら何度も同じところを読み返してしまう一冊になったと思います。
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武官となるのを拒んで家を出た弥吹が出会ったのは、ある目的のためにふたりだけで旅をしている「月守」の少年たち。彼らは「かぐや姫」の伝説に深く関係していた。興味をひかれた弥吹は、彼らと行動をともにするうちに、次第にかぐや姫にまつわる壮絶な運命の渦へと巻き込まれていく。ふたりはいったい何者なのか? 五つの宝とは? 「竹取物語」を大胆かつ自由に解釈した、瑞々しく清々しい和製ファンタジーを文庫化!(裏表紙より)

将軍の子に生まれ、武官として教育を受けた都人の弥吹だが、戦うことを苦手として跡取りにも関わらず家を飛び出した。追いかけてきた薬師の娘、朝香に助けられつつしばらく放浪するが、日銭を稼ぐために思いついて「語り売り」をやったところ、これが好評となる。そこへ彼の語る物語のひとつ、「かぐや姫」にまつわる少年たちがやってきて。
「かぐや姫」をモチーフにした和風ファンタジー。爽やかで健やかな物語で心が洗われました。
姫の求婚に登場する宝は月神がもたらした秘宝で、かぐや姫はある宝を持つために隠れ里に住む。姫を守るのは月守と呼ばれる里人たち。少年たちは故郷を焼かれ、二度とこのような悲しいことが起こらないよう、秘宝を取り戻して封印するという役目を負っている。
これだけでもわくわくするんですが、語り手はあくまで別の人。弥吹にその役目があり、彼にも彼の物語があるというのがすごくいい。
少年たちの出自や秘密もよかったし、最終的にかぐや姫が唯一の人を得る展開には胸がきゅんきゅんしました。いまの世に伝わる物語を紐解くなら、二人はきっと宝を返したんだろうな。
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異世界と現代を行き来する力を手に入れたジンは、魔法少女・リルネのピンチを救い、その結果凄まじい力を手に入れてしまう。己の運命を知ったジンは、リルネと共に、この滅びゆく世界を救うため旅を始めるが――。(Amazonより)

現代日本と異世界を行き来する能力を持つようになったジンは、異世界で現代日本からの転生者である魔法使いの貴族令嬢リルネと出会い、従者兼護衛をやっている。その他相手のステータスを見る能力を持つが、ある日リルネのステータスに「エンディングトリガー」なる不穏な情報を見てしまい……。
リルネの死を回避するため、能力や見えたものの意味がわからないながらも敵に立ち向かう、その始まりの物語。つまり俗に言う異世界ものの主人公設定を持つ人間が必要になってくるというお話でしょうか。状況がわからないままなのに読ませる力がすごい。続きが気になるってこういうことか。
続きが出ていないのかと思いきや2巻以降の内容もカクヨムで読める? みたいなので、時間を見つけて読みたい。
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 文芸部に峰岸舞耶も加わり、今日も文集『芝姫』の編集に勤しむ文芸部メンバー達。
 ある日、名瀬美月と栗山未来がふたりだけで妖夢退治に行く計画を立てていることを知る。
 怒る博臣に聞く耳を持たない美月。
 結局、妖夢退治には舞耶もふくめた秋人、未来、美月、博臣の文芸部全員で行くことに。
 どうやら妖夢は遊園地にいるらしい。

 小物の妖夢だからと高をくくっていた美月だったが——!?(裏表紙より)

第3巻なので決戦めいたことがあるのかと思いきや、とても日常。ゲストキャラとはいえ死者が出てしまいましたが、ほとんどがみんなでわちゃわちゃボケとツッコミを繰り返しています。
名瀬家に立ち向かう兄と妹と、秋人と未来の関係もわずかながら進展あり。この先彼らが大きく変わるとすればやはり妖夢絡みなんだろうなあ。
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悪事を働いて逃げる三人の若者たちは廃屋と思しき店に侵入し、しばらく身を潜めることにした。だがそこへ外からシャッターに手紙が投げ込まれる。書かれていたのはなやみそうだん。実はこの店はかつて店主が投函された手紙や悩みに返答を記す場所だったのだ。不思議な因果でその返事を記す三人だが、手紙の差出人たちはやがて一つに繋がって奇蹟となり……。

落ちぶれて、やさぐれて、どうしようもない状況にいる三人の若者が、時間を超えた手紙に返答することで閉ざされてしまうであろう自分たちの未来を救う奇跡の物語。
こういう、時を超えて運命を見たり感じたりする物語は大好きです。三人が繋がりに気付いたときの興奮、私たち視聴者の興奮にリンクしてすごくどきどきしてしまった。
こうなると原作小説はもちろん、舞台やミュージカル版もすごく気になるなあ。どういう描き方をしているんだろう。機会があれば触れてみたい。
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亡くなった祖母が実は再婚していたことを知った司法浪人の健太郎。フリーライターをしている姉の手伝いで、実の祖父の過去を調べることになったが、生前の祖父を知る人々は彼を「臆病者」と謗り、別の人物は激怒するなど、まったく人となりが見えない。だが最後に尋ねた闘病中の井崎は時間をかけて二人に、当時の出来事、そして祖父のことを語り始めた。

「ヘルタースケルター」から続いて見たものなんですが、二作品の視点の違いが面白い。こちらは完全に、第二次世界大戦下における男性の世界と、人の真心や情の話ですね。
当時の価値観で異常者だったであろう宮部。この作品はフィクションですが、だからこそ当時の「これは正しいことではない」「こんなのは嫌だ」という思いを結集した人物をこうして作り上げることができたんだろうな。傑物すぎて、現代の価値観でも宮部のようなことはできないと思います。
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日本中から熱狂的に支持されている人気ファッションモデル・りりこには秘密がある。それはその美貌のすべてが全身整形によるものであるということ。止めらない整形と手術の痛み、美しくあらねばならないという仕事のストレスなど、りりこはすでに心身を病み、周囲を巻き込んで事件を起こす……。

美醜と女という性、大衆、メディア。美しい映像とともに醜悪なものを描き出した作品だと思って面白く見ました。綺麗で鮮やかな映像だからこそ、登場する人々の感情や在り方は醜くて、すごく気持ち悪くて面白かった。
原作は1995年から96年連載。映画は2012年。それから十年後のいま、これを見ているとそれほど美しくあろうとして努力した人間を一概に悪とは言えないと感じました。非合法なあれそれや、他者への暴力や加害は絶対に許されないけれど、美しさに執着してそれを売り物にして、人々がそれを崇めたんだから。誰も中身を見なかったんだから。
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広告代理店に勤めるニックは常に自信に満ち溢れ、女性に対して優位に振る舞ってきた。だがある日離婚した妻の元にいた一人娘としばらく一緒に暮らすことになるが、まったく父親らしいことをしたことがないニックに娘は冷たい。さらにはヘッドハンティングされてきたというやり手のダーシーに会社のポジションを奪われる始末。焦ったニックはなんとかしようとするが、うっかり手を滑らせてしまい、バスルームの浴槽にドライヤーを落として感電してしまう。だがそれから女性の心の声が聞こえるという能力を得てしまい……。

当時のジェンダー観に基づいた作品。2000年でこうだったのかあと面白く見ました。
男性という立場に甘んじて女性や弱者に鈍感なニックが、まったく無視し続けていた女性の声、それも彼女らが飲み込んで当然という風潮の真実の心の声を聞くという展開はものすごく面白い。それを利用して立場を上げていくのは、小物感がありつつも憎めないところがありますね。俳優さんの魅力もあるでしょうけれど。
すごくいいなあと思ったのが、父親に愛想をつかしていた娘がニックを突き離しても、本当に大事なときにはちゃんとすぐ駆けつけたところ。これまで心の声を聞いたことでの変化もあると思いますが、娘の危機を救ってくれるのはすごくよかった。
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白髪に赤い瞳の容姿から鬼子と呼ばれ、親に捨てられた過去を持つ李珠華は、街のまじない屋でまじない師見習いとして働いている。ある日、今をときめく皇帝・劉白焔が店にやってきた。珠華の腕を見込んだ白焔は、後宮で起こっている怪異事件の解決と自身にかけられた呪いを解くこと、そのために後宮に入ってほしいと彼女に依頼する。珠華は偽の妃として後宮入りを果たすが、他の妃たちの嫉妬と嫌悪の視線が突き刺さり……。まじない師が怪異の謎を解き明かす、宮廷ロマン譚!(裏表紙より)

中華風後宮ものと思いきや、独自の成り立ちがある設定なのでだいぶライトなお話。
謎の呪いで女性に近付くとじんましんが出てしまい、妃たちにも触れることができない皇帝が、自身の体質と後宮の異変を解決してくれるよう主人公に依頼したことで、一時的に後宮入り。
後宮はあまり機能しておらず、妃嬪などの身分さはあまりなく、民草やまじない師見習いの主人公が絵姿で皇帝を知っていて、距離を置かずにちゃんと口が聞けるという。後宮ものをそれなりに読んでいると、こういう軽さは目新しい気がしました。
しかし見た目のせいで思いきり、それもかなり直接的に嫌がらせを受けるので皇帝の影響力は弱いらしい。呪いへの対処法も、主人公が作ったものが理由でも別に彼女を妃にしなくてもいいのでは……と思うなど、全体的にお話があっさりしすぎていて物足りなかったです。
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Author:月子
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