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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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森若沙名子、28歳。経理一筋6年目。仕事とプライベートはきっちり分けたいと思っている。そんな沙名子に、広報課の室田千晶が相談があると言ってきた。千晶は化粧品会社から転職してきた契約社員で、好感が持てるいい子だ。千晶が来てからは、ショールームも飾り付けられ来客も増えた。しかし彼女は、社内で浮いている。一部女子社員からは嫌われてさえいて……?
怒られること、責められることに異常に弱い人間がいる。(裏表紙より)

いやー社会人が長くなると面白いなーこのシリーズ。仕事における「いるいるこういう人」の宝庫で面白い。
今回は必死にアプローチしすぎて会社のものを私費で買う社員と、問題が発生したらすぐ責任逃れして嘘の休みを取ったりする社員と、都合よく解釈し直して居直る人。森若さんから離れた太陽の視点で、トラブル発生の話もあり、心に負担はかかるものの面白かったです。
森若さんの仕事とプライベートの切り分けが羨ましい。恋をして揺れる部分はあるものの、何があってもルーティーン的に自分を保つ習慣があるのは尊敬する。
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“芝居”というキーワードが彼らを取り巻いていた。学園祭でヴァンツァーは舞台の主演を務め、ライジャには課外活動関連の出演依頼がきて、レティシアは大学のセミナーの仲間たちが企画した舞台で「かわいそうな孤児」の役を演じることに!?
一方、ジンジャーも全方位球形劇場のこけら落とし公演の無重力遊泳インストラクターにジャスミンとケリーを引っ張り出した。ジャスミンはルウとリィとシェラを誘い出し、演技のプロに意見を求めていたヴァンツァーとレティシア、ライジャも同行するというフルメンバーが集ったのだ。(裏表紙より)

シリーズなのにずいぶん雰囲気が違う表紙だなあと思ったら、茅田さんの指示だった模様。まあ黒髪美女の時点でヴァンツァーなんだろうなとわかってました!
中心人物はヴァンツァー。金銀黒天使と暗殺者、怪獣夫妻も登場。演劇関係なのでジンジャーがゲスト。そしてまた個性的なサブキャラが増えた……笑
学生演劇をやるだけのはずが、ヴァンツァーと相手役を務めるランディがずば抜けた演技の持ち主で……というのが今回のチート。度肝を抜かれる側の反応が少なめだったのが残念、という感想を抱くようになってきましたねこのシリーズ。毎回「!!!!?!?!??」という反応をする人たちを見るのが楽しくてさ!
あとがきに次はレティかなとあったので、次の巻も楽しみにしています。
「アンホーリー 忌まわしき聖地」
アメリカのとある街にやってきたジャーナリストのゲリーは、聴覚障害者のアリスと出会う。彼女は聖母マリアに奇跡を起こせと告げられ、聴覚を得ると、下半身付随の少年や神父の病気を治療する。このことから人々はアリスを聖人のように扱い始め、村はにわかに活気付く。彼女は本当に聖人なのか。聖母マリアの正体は……。

聖なる力を行使する奇跡の少女、その力の所以はもちろん悪魔で、というホラー。思っていたよりまとまっていて面白かった。
少女に対する熱狂感がなんだか現代的。マスコミが大々的に報じるっていまどきっぽいなーと思って見ていました。
しかし結構な人を巻き込んでいるわりにあんまり派手な感じではないんですよね。狂信者たちでもっとスプラッタとかホラーやってほしかったかも。信じる人と信じない人とで絶対流血騒ぎになると思うんですよ。どんどんエスカレートしていってほしいなと思っているうちに終わってしまって残念でした。
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火災から逃れ行き倒れた少女を助けた、退役軍人のノーマン。彼女をフェニックスと名付け、生き延びるために戦う技術を仕込むノーマンだが、家族を失った経験からフェニックスから自由を奪い、ほとんど幽閉状態で暮らしていた。だがある日フェニックスは許可を得て外出した先で不審な男に声をかけられる。これが惨劇の始まりだった。

前作の悪役だったノーマンが、少女を匿い、相変わらずちょっとなあという生活をしているところから物語が始まる。これがこらしめられる展開か、と思いきや、実はさらなる悪人たちが登場するという、おおーこうきたかーという二作目に仕上がっていました。
色々と恵まれない境遇の少女を巡っていろんな人が死んでいくわけなんですが、いやあなんかもう、どっちもどっちなところがあって同情できないんだなあこれが。最終的にノーマンについては悔いていたようだったのでまあ……という感じ。
しかしノーマンの最強ぶりは変わらず。目をつぶすシーンはやりやがったと思ってちょっと笑いましたが、敵を成敗するという意味ではすっきりもしました。
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とーとつですが、ここはエジプト神たちの世界。個性的な神様たちのゆるゆるーっとした日々のお話。

短編アニメ。キャラクターが好きでグッズは色々持っているんですが、アニメ……アニメか……と思いながら恐々見ました。
かわいいですね。色設定等々、原作に合わせたかわいい感じのまま。
ただ喋っているのがものすごく違和感……笑 喋らない方がイメージ通りかもしれないんですが、動きがかわいいのでよし。愛でます。
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澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った「涼風あり」。あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋燕」。澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。シリーズ完結から四年、登場人物たちのその後の奮闘と幸せとを料理がつなぐ特別巻、満を持して登場です!(カバー折り返しより)

本編後の番外編集。つる家をはじめとした関係者の人たちがいろいろありながら元気そうなのが嬉しく、救われた野江が次なる一歩を踏み出そうとしているのに涙し、大坂に戻ってもやはり苦労に見舞われ、それでも料理人として人を支える澪らしさが失われていないことがわかるお話など、読めて本当によかったと思いました。
最後の「月の船を漕ぐ」、最後の最後に声をあげて泣いちゃった。最後にその話題が出たからまさかな、と思っていたら。再会できたことも、お店にやってくる最初が澪の運命を変える三人だったことも嬉しくて、思い出すいまも泣いています……。本当に素敵な物語でした。
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当事者へのインタビューをもとにした認知症を知る一冊。
字は大きく、カラー印刷、イラストつきで小難しいことは書いていない入門書という感じ。
様々な認知症の症状で「こういうことが起こる」がわかってなるほどなあと思いましたし、認知症と物忘れの違いもそうなのかと自分の中で気づきがありました。
何故そうなるのかわからない、を、もしかしたらこういう世界が広がっているんだろうか、と想像するためのきっかけになりそうだと思いました。
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真面目でしっかりものの女子高生・一花はある日駅で偶然とある会社員の男性を助ける。後にそれが親友の理緒の兄・亮だとわかるが、その言動は女癖が悪い最低なものでつい「気持ち悪い」と罵倒してしまう。顔立ちが整っていて優秀な亮はいままでにない女性からの反応に衝撃を受け、その瞬間から一花に狂おしい恋心を抱いてしまい……歳の差と一方的なアプローチに悩まされるこの恋の行方は?

本放送時は途中からだったので今回は最初から視聴。こんなにはっきり「気持ち悪い」って言うところのスタートだったのか……というのと、あまりの亮の最低さに笑っちゃった。そりゃ最終話近辺でお父さんにめちゃくちゃ言い合うわ。
最低からスタートする恋ですが、お互いよく頑張ったなと思います。ちゃんと大人している相手から思いやられると、そりゃ少しずつほだされるわあと微笑ましく見守りました。
この作品、一花役の方と理緒役の方のお声がめちゃくちゃ好きなんですよね。今後のご活躍が楽しみ。
「グッドモーニング・コール」(シーズン2)
大学に進学した菜緒。大好きな上原くんとの同居は解消したけれどいまは隣の部屋に住んでいる。恋も学業も順調、と思いきや新しい出会いと恋の騒ぎが二人に押し寄せて……。

大学進学後の二人の話。相変わらずすごい恋模様だな!笑
新しい三角関係に、遠距離恋愛をしている友達、かつて自分のことを好きだった幼なじみと彼を思う女性、といろんなところで騒ぎがあるなか、菜緒と上原くんもごちゃごちゃしており。
だいぶすれ違いますが、なんだかんだ上原くんは菜緒を理解しているんですよね。ただ接し方が素っ気なさすぎるだけで。菜緒がだいぶと鈍いせいもあるけれど、最後は変わろうと成長するところはよかったな。
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地球にやってきて生息するエイリアンたちを監視、取締る「MIB」。新人女性エージェントのMはロンドン支部でイケメンチャラ男、しかし凄腕のエージェントHと協力し、任務にあたる。MIBに潜伏するスパイを捜索する二人だったが、罠にはめられてしまい……。

軽い気持ちで見られて楽しい作品のMIBなので新作が見られてよかった。
女性主人公のMIB。エイリアンのことを忘れられず、必死に自身を売り込んでエージェントになったモリー。傲慢な自意識過剰男の有能エージェントのHというでこぼこなコンビで任務に挑む。シリーズらしいジョークは薄めな印象ですが、キャストが豪華で、おおここでこの人かーみたいな面白さがありました。
でも吹き替えは全員声優さんを使っていただきたかったかな……上手い人もいるにはいるんですけれど違和感がさすがにあって。
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Author:月子
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