読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

実家が神社の女子中学生・日暮かごめはある日家の敷地にある古井戸から現れた化け物とともに、戦国時代を思わせる世界に降り立つ。様々な偶然から半妖の犬夜叉を目覚めさせ、砕いてしまった四魂の玉の欠片を集める旅に出ることになる。
金爆の方が主演と聞いて当時はざわざわした記憶がありますが笑 いやいやなかなかイケメンだしツッコミがいい感じで楽しかったぞ。
作品自体が長いものなのでお話は序盤も序盤をざっくりまとめてある印象。いま「半妖の夜叉姫」を見ていると、りんのいない殺生丸のひどさが際立って感じられてめっちゃ面白い。この非道なやつが人間とつがって半妖の娘を大事にするようになるんですよばくしょう。
終盤は序盤におけるクライマックスの奈落との戦いなんですが、終わった後の挨拶のゆるゆる感がいかにもキャン様でこのギャップにも笑っちゃった。
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炭焼きの家に生まれ、父に代わって家族を支える竈門炭治郎はある日鬼に家族を殺され、鬼と化した妹・禰豆子を元に戻すため、鬼と戦う鬼殺隊の一員となる。個性豊かな仲間たちとともに目指すは、すべての元凶である最強の鬼・鬼舞辻無惨。一方無惨も、太陽の意匠の耳飾りをつけた炭治郎を狙う。
何気なく見始めたらミュージカルで、おっと身を乗り出した。歌が、上手い! そして無惨様が美しいことよ。
物語は立志編の冒頭をざっくり紹介した後、鬼殺隊に入って、善逸、伊之助と合流する鼓の鬼との戦いまで。メインキャストの方々の歌もめちゃくちゃお上手なんですが、アンサンブルも素晴らしくてものすごく耳が楽しかった。しかし善逸が動く裏でBGM的に歌っている「眠ると強くなる男」みたいな紹介はなんかちょっと面白くなって笑っちゃった。
集合して歌うメインテーマなど、見所も多くて楽しかったので続きも見たい。

高校生の文人が唯一心を開くのはネットで知り合った年上の男性「アルタイル」。趣味の天体観測を通じて穏やかにメールを交わすつきあいだ。卒業式の後、友人の言葉に酷く傷ついた文人は駆けつけたアルタイルと初めて会いその人柄に更に惹かれるが、本名すらわからないまま交流は途絶える。数ヶ月後、姉が連れて来た婚約者はアルタイルその人で?(裏表紙より)
マイノリティゆえにネットで知り合い心を近付けた友人と、実際に会って心惹かれるも、恋人がいると知って交流が途絶えたその後、彼が再び、しかも姉の婚約者として現れた、という恋愛小説。
恋愛小説なんですよ。いまのこの世界の価値観ではBL小説という括りで出版されているけれど、まごうことなき同性愛をテーマにした恋愛小説。マイノリティに悩み、傷付くことを恐れて孤独になりがちな、小さな星のような人たちが一生懸命に生きて、恋をして傷付くことを丁寧に描いた作品で、読みながらため息ばかりついてしまった。本当に、なんて苦しくて切ない恋なんだろう。それが叶った瞬間の万感と、それですべてが幸福に終わるわけではない不安がきっちり描かれていた。
この作品、数年後に読むと絶対また読み心地が変わっていると思う。大事にしよう。

——それでも噂はひっそりと伝わった。超絶に美味しい料理を提供するが、その存在を口外できない不可思議なレストランのことだ。
三カ月の契約期間の終了が間近に迫るころには、口止めしていた「テオドール・ダナー」の評判はかなり広がっていた。しかしその名声は、料理長テオドールの誘拐(未遂か?)や、エレメンタル近代美術館収蔵品の強奪事件へと発展していく。
美味しいご飯とそれを食するに最もふさわしい空間を守るため、敢然と(余裕で?)立ち向かうルウ、リィ、シェラの三天使。連邦主席直属特殊部隊をも巻き込んで大がかりな課外活動が始まった。(裏表紙より)
金銀黒天使が比較的地味に事件を解決するエピソードでしたね!(その感想もどうなんだ)。いや本当に。この子どもたちはいったい……? と思われながら、あんまり劇的に怖がらせなかったなーなんて思いました。いつも恐ろしいくらい叩きのめすから……。
テオの料理を目的に善意の拐かしが発生したり、案の定「暁の天使」絡みの小悪党が出てきたりしましたが、万感だったのは最終日の慰労会。生産者の皆さんの反応を見て、こうした農業や畜産業や漁業といったことを生業にする人たちの誇りがどういうものか想像できたのがすごくよかった。
生き物や自然を相手に美味しいものや新鮮なものを提供する。そこに誇りや自信がないわけがないんですよね。美味しいと言ってもらえること、使いたいと申し出があること、それがきっとこの人たちの仕事のやりがいなんだなと思うと、いつもありがとうございますと言わずにはおれなかった。
最後にテオがデレたのが楽しかったなあ。こんな人でもやっぱり最初の賞賛は忘れられずに大事にしていたんだなと思うと微笑ましかったし、パラデューが嫉妬しているのも笑っちゃった。

三カ月限定「テオドール・ダナー」シティ出張店は奇妙な店だ。すべての客に「食事したこと及び住所を公にしない」という誓約書を求め、提出しないと予約は取り消され入店を拒否されてしまう。
しかも、連邦主席直属の特殊部隊の手によって産みたて卵が他惑星から運びこまれ、人類の秘宝と呼ばれる名画『暁の天使』がエレメンタル近代美術館から極秘に運びこまれる。
このあり得ないレストランに、ルウは会話が破滅的な料理長テオの通訳兼支援としてほぼ常駐し、リィとシェラは週末に駆けつけて助手をこなしている。しかしおかしな店にふさわしく(?)、厄介な客と面倒な事件が次々と…。(裏表紙より)
6巻「テオの秘密のレストラン」の続き。
先見の明を持つ亡き妻アンナの手引きで、本店舗のレストランが改装作業中に、知人のオープン前のホテルで腕を振るうことになった料理の神様テオドール・ダナー。天才的な腕前が大物を引き寄せる。人だけでなく文化遺産までも……という黒天使のチート全開の巻です。電話一本で何でもできる人脈すごすぎる。
料理に関する感想と「暁の天使」への動揺が大袈裟で楽しい。いや決して大袈裟ではないんですけれども、結局黙らざるをえないのが、みんな懲りないなあと面白くて。
そして最後の最後でやっぱり出ました怪獣夫婦。でもなんか夫婦側の話を読んだような気がするな……と思ったら『女王と海賊の披露宴』の話だったか。読み返したくなっちゃった。

年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる化粧品会社勤務のOL……。恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。「あなたといたい」と「ひとりで平気」をいったりきたりする女心を優しく励ましてくれる物語。ルミネの広告コピーから生まれた恋愛小説。(Amazonより)
「服を着ること」をテーマに様々な女性を描く連作短編集。
するっと読めて不思議だなあと思っていたら、ルミネのコピーライターさんの作品だったんですね。でも女性の描き方というか、ファッションの感じがちょっといまっぽくないなあと思ったら刊行日が2014年。こういうささいな部分を描けるのはやっぱりファッションビルのコピーを作ってきたからなんだろうな。
あくまで日常のワンシーンに常にファッションがあるという話なので、大きな展開はなく、服を通じて自分や相手を見つめ直していく。そういう身近さが面白かったです。

怪異が視えるだけで祓えない半端霊能者の浅井行。芸術大学進学のため引っ越したアパートで、美しい先輩の瀬凪ほのかと出会う。だがその夜から不穏な電話が鳴り響き…。行の異変に気付いたほのかは、幽霊と共存する「怪異のやり過ごし」を提案するが? 顔が浮かぶ壁、小さな手で奏でる姿なきピアニスト、7人目の怪。行とほのかはどうやり過ごす? 青春ホラーミステリー!!(裏表紙より)
視えるけれどそれだけ、という一般人の小説家志望の芸大生と、怪異を好む風変わりな美人の先輩、同じように少々曲者たちが集う日常+ホラーもの。
芸大は、なんか、いるよね……などと思いながら面白く読んでいたんですが、最後の山の怪異はめっっっっっちゃくちゃ非日常で怖かった。このタイプの話、一昔前の少女漫画でもよく見たものすごく祟る系のやつで、懐かしさと合わせて怖くてぞくぞくした。お地蔵さんはだめだ。強すぎて怖い。同時に人間が怖い。
最後のエピソードに普通にやべーやつらが集まってきたのが楽しかったので、もっといろいろな話を見てみたいなあ。ケイ先輩がなんか好きな感じなのでもうちょっと見たい。演劇もそうだし礼儀やしきたりでスイッチを切り替えたり場に入ったりする世界の話が好きなんだなあと思ったので。

小さい頃に聖女候補だったオルレアン伯爵家の貧乏令嬢セレナ。幸い(?)にも聖女に選ばれることなく、慎ましく生きてきたが、いよいよ資産が尽き……たところに舞い込んできたのが第三王子ソル・トロワ・クラヴェル殿下との婚約話。
お金のための政略結婚による婚約者とはいえ、美しい顔立ちと優しい性格を持つソルに対する親愛の感情を持ち、仲良くやっていたはずのセレナだったが――
「……今、なんとおっしゃいました?」
「だから、『ざまぁ』してほしいんだ」
「ソル殿下。『ざまぁ』してほしいだけでは、よく意味が分かりません!」
婚約破棄をしたいがために変なことを言い出した王子様だけど、それには深いわけがあるようで――?(裏表紙より)
王子様が「ざまあ」してほしいと言ってくるんですけど!? という掴みから始まる聖女もの。
なんですが……作中で「ざまあ」が何を意味しているのか説明してくれないので、何故「ざまあ」してもらうことが婚約破棄することにつながるのかわからないまま、聖女関連の話になるという……。写真が存在したり、目立たないようにといいながら超絶目立つ行動をしていたり、どう捉えればいいのか迷いながら読んでしまいました。
セレナが、何を考えているのかわからなさすぎてどうしたらいいのか……。ここまで理解しにくい主人公は初めてかもしれない。何も考えていない、でいいのかな。
続きがあるようですが、何を考えているかわからない人などちゃんと全部説明してもらえるのか気になります。
「マーダーミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿」
配役と設定を読み込み、用意された舞台で各々即興でその役割を演じて結末を目指すマーダーミステリー。舞台はとある洋館。小説家とその妻が暮らすそこで近しい人々を招いて行われた食事会の後、編集者が殺される。犯人は誰か? その動機は? 果たして結末にたどり着くことができるのか。
TRPGの実写ドラマ。説明が難しいのですが、演者さんたちがプレイヤーとしてマーダーミステリーをプレイしているのを、進行役とゲストたちが鑑賞し、合間に意見など交わすという番組構成。視聴者としてああでもないこうでもない、こういうところが笑ったみたいな話をするの、実際のプレイに近くて面白い。
TRPGなので個々人のプレイをする必要も相手を探って情報を開示させる必要もあって難しいんですが、プレイが終わった後に演者さんたちが進行役とゲストをまじえて「あの謎はどういう意味?」「なんでこういうことしたの?」みたいな裏話をするところまで実際のプレイみたいで面白かった。暴走するプレイヤーとかここでこのネタを明かして後がだめになったとかあるあるある。
配役と設定を読み込み、用意された舞台で各々即興でその役割を演じて結末を目指すマーダーミステリー。舞台はとある洋館。小説家とその妻が暮らすそこで近しい人々を招いて行われた食事会の後、編集者が殺される。犯人は誰か? その動機は? 果たして結末にたどり着くことができるのか。
TRPGの実写ドラマ。説明が難しいのですが、演者さんたちがプレイヤーとしてマーダーミステリーをプレイしているのを、進行役とゲストたちが鑑賞し、合間に意見など交わすという番組構成。視聴者としてああでもないこうでもない、こういうところが笑ったみたいな話をするの、実際のプレイに近くて面白い。
TRPGなので個々人のプレイをする必要も相手を探って情報を開示させる必要もあって難しいんですが、プレイが終わった後に演者さんたちが進行役とゲストをまじえて「あの謎はどういう意味?」「なんでこういうことしたの?」みたいな裏話をするところまで実際のプレイみたいで面白かった。暴走するプレイヤーとかここでこのネタを明かして後がだめになったとかあるあるある。

ゼロレクイエムにより守られたかつてのエリア11、現在の超合集国。旅を続けるC.C.は残った力でルルーシュの復活を行うが、不十分な力のために戻ってきたのは幼児退行した空っぽの彼だった。その頃世界人道機関の名誉顧問となったナナリーたち一行は訪れていたジルクスタン王国にて襲撃を受け、敗北を喫したスザクとともに囚われの身となってしまう。
おかえりルルーシュ、な劇場版にして最後のお話、でいいのかな。
個人的な見どころは、ルルーシュをぼっこぼこにするスザクに、いままでの強行的なやり方と人を信じ切ることができず多くを傷つけたルルーシュが誠意を見せたこと、彼の強引なやり方を許せないでいながらその功績を認める人々が手を貸してくれたこと。そして兄と妹がそれぞれ兄妹離れをすることに、永遠の孤独を旅するC.C.がようやく一人ではなくなったこと。
すごくすごくハッピーエンドというか、アニメシリーズの悲劇は悲劇として素晴らしく心を震えさせられたけれども、ずっと見ていた彼ら彼女たちの幸せを心のどこかで願っていた視聴者の願いを叶えるための話でした!
いやあスザクがルルーシュをぼこぼこにするところ笑った笑った。スザクはそうする権利があるよねえ。多分みんなも絶対「スザクに会ったんならぼこぼこにされたに違いない」って思ってたと思う笑
立派になったナナリーがルルーシュの手をとって、今度は兄を守ろうとするのも、ルルーシュがそれを自分の道を歩いていけるようになったと感じて、今度は自分の道を選ぶところもすごくよかった。そしてここで「魔女」だのなんだのと言われていたC.C.と一緒に行くというところ、息切れのかっこよさとのギャップが最高でした。泣いた。不老不死の人間がやっと道連れを得られる展開、めっちゃすき。好きすぎてうわーんってなった。
最後の服装にはいかにも「悪魔か神か」みたいで笑っちゃったんですが、個人的にはめちゃくちゃ好きな劇場版でした。