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海の底
桜祭りの行われる横須賀基地より謎の巨大甲殻類が襲来した。泊していた潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ二人の実習幹部・夏木と冬原、そして高三から小学一年生までの子どもたち。閉じ込められた空間での衝突、地上での防衛戦。六日間を乗り越える、大人と子どもたちの行方は。

全編シリアスな空気で息が詰まりました。特に狭い空間での圭介と望たちの話はハラハラ。地上での警察側の話は結構わくわくする感じで、二つが交代して進むので引き込まれていった感じだった。
夏木が始終熱血で、冬原が重大な時はにこやかに絞めるので、いいコンビだと思ったり。それから望は冬原の言った通り良い子だ……。「クジラの彼」で確か恋愛面の話があるんだよな。「クジラの彼」もう一回読みたいわー。
「やっぱり俺は、お前らが来なければよかったって一番初めに思ったんだ。お前らが来なかったら艦長は死なずに済んだって。そんな風に思われたのが最初なんて嫌だろ。どうせなら幸せに出会って幸せに始まった方がいいだろ」

印象としてはライトなミリタリもので、ちょっと軽めの読書したいわーと思ったときにいくといいかもしれない。
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