読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像小説。解説・金原瑞人(裏表紙より)
ブックトークの授業に友人が紹介したもの。高校生たちの物語。いい爽やかさだった!
登場する多くはいわゆる底辺と呼ばれる高校生たちだけれど、きっと高校生の持つけだるい気持ちって変わらないんじゃないかなあ。親がうざい、勉強が嫌い、遊ぶことが好き。そんな感じ。
こういうタイプの高校生ものによくある薄暗さがなくて、若々しい青さ、青春、空、海、そんな透き通った清々しさがあったと思う。
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