読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
春の日差しが降り注ぐ王宮の中庭では、華やかな式典が催されていた。「宰相による国王暗殺」という衝撃的な事実が発表されると共に、ゼオルディス王子の即位が決定したのだ。戴冠式と結婚式が同時に行われ、王宮に滞在中だったライセン一家も参列することに。興味津々のアリシアと苦々しい表情のカシュヴァーンだったが、そこに現れた予期せぬ人物の宣言により、事態は一変する——!! 緊迫した状況の中、死神姫と暴君夫、ついに念願の夜……!? 夫婦の「愛」が何よりも強い! 大注目の第10弾!!(裏表紙より)
おめでとうございました!!
と思いながら読み終えて、はて私は前の巻を読んでからどのくらい経ったんだろうと思って調べてみたら、三年経とうとしていることに戦慄しました。そりゃこのシリーズも終盤に入るわ……。
どんどん人数が多くなっていく死神姫、人物が一回ずつ喋りながら状況説明するのに時間がかかるようになってきてます。しかしおかげで私は助かった……(上記の理由で)
戴冠式と結婚式ののち、領地アズベルグが〈翼の祈り〉教団の手によって火を放たれたと聞いて、急ぎ領地へ戻るアリシアとカシュヴァーン。しかもその軍は、教団とラグラドール人の混成軍であり、その命令を放ったのは、先々代聖女ソルラスカ。彼女は海に落ちながら生還したアリシアが、聖女として崇められることを恐れたのだ。
というところから、一同はアズベルグを守るために戦うのですが、どうやらこの裏側で別の事態が発生しているらしく。ここまで読んだだけじゃ何が起こってるのかまだわからず色々ヤバいまま終わったけど、一番の目玉は夫婦の初夜です。
拉致からの部屋ぶっ壊しからの乱暴な振る舞いからの甘々初夜でたいへんごちそうさまでした。カシュヴァーンの幸せそうな様子に、「幸せになれよ!!」って石ぶつけたい。
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