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ハプスブルク家の女たち (講談社現代新書)
女帝の娘たちの歩んだ人生の明暗。貴賤結婚の苦難に耐えた大公妃たち。政治情勢にまで影響を与えた、皇帝をめぐる嫁姑の確執……。ハプスブルク帝国の歴史を彩る皇妃・皇女の群像。(表紙より)

ハプスブルク家の女性たちの結婚と一生を簡単にまとめたもの。政略結婚はもちろんですが、貴賎結婚にも焦点が当てられていて、ほうほうと興味深く読みました。
すごいと思ったのはやっぱりマリア・テレジアのエピソードで、妊娠と出産を繰り返しながら政治に携わったのはすさまじい女傑だなあと思う。高貴な女性とはこんな風にして結婚してきたのだと感じる部分もあり、「帝冠か恋か」の問いかけはやっぱりロマンだよなあなどと考えたりもしました。
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Author:月子
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