読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「何? この小動物」
今にも泣き出しそうな少女の顔を、不思議そうにのぞき込み、ルビーウルフは思わず口にした。
5つめの神具、〈全知の書〉が見つかった。ミレリーナからのその知らせを受け、隣国トライアルに赴いたルビーウルフとジェイド。彼らを待っていたのは、美しい銀髪を持つ少女、キアラ・フォレスターだった。自分の名前のほかは多くを語らず、常に何かに怯えたようなキアラに、違和感を感じるルビーウルフ。
キアラの持つ神具は本物なのか? そして彼女の隠す真実とは?——何もわからないまま数日が過ぎた夜、ルビーウルフの寝所を何者かが襲撃してきた!
狼王女ルビーウルフの冒険譚、第2弾が幕を開ける!(カバー折り返しより)
気っぷの良すぎる唯一のグラディウス王位継承者ルビーウルフの物語第2巻。こちらもただものではない隣国の姫ミレリーナの知らせを受けて、謎の少女と神具〈全治の書〉を確かめに来たけれど。
儚い美少女(悲しい過去持ち)と心優しい王様の交流もありつつ、ルビーが水戸黄門みたいになってるのが楽しい。
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