読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
奪われた牙、神具〈導きの剣〉を求め、ルビーウルフがやって来たローラティーオーと呼ばれる島。そこは二つの部族が暮らす、外界から断絶された世界だった。
二つの部族アウローラとクレプスムルクは、かつて第五の神具〈全知の書〉を所有していた。〈導きの剣〉を奪ったのは、クレプスムルクの神官イグニス。その手引きをしたのは、ジェイドの師匠・白き魔女エリカ——。
次々とルビーウルフに襲いくる厳しい現実と裏切りの中、トライアンの王女ミレリーナも神具〈裁きの天秤〉と共にイグニスに連れ去られてしまった。
神具奪還のため、クレプスムルクの村に向かうルビーだったが、ついにイグニスの魔の手が彼女にも伸び……。
盗賊王女冒険譚、最大の試練が始まる。驚愕の第5弾!
4巻からの続き。第五の神具〈全知の書〉を守る二つの部族が暮らす隔絶された島、ローラーティオーでの、最後の戦いの前段階といった感じの第5巻。
ルビーは自覚おめでとう! 次くらいでくっつくかなー。
過去の後悔を、消えない憎しみや喪失感を抱えながら、それでも許すし、私は生きていくよ、とはっきり口にして言えるルビーが本当にかっこいい! それでこそルビーウルフ。
ルビーウルフの甘い悪夢を打ち消したのは彼女自身の力もあるけれど、ヴィアンカが出てくるとは思わず、ぐっとこみ上げた。やっぱりお母さんは、そうだよね……! 彼女は慈愛の女性だったんだなあ。
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