建物にまつわる怪談実話集。
加門さんが家を買うまでの話がメイン。あとは別のところで書かれた話の続きや、出掛けた先の遭遇話。
知識があると見えるものが違うのだな……と思わせるのは、詳しいからこそわかってしまう、推測し、理解できてしまうと感じるからだろうか。鈍い人はまったくそういう知識もないし、わかってもいないと思うんですよね。その点、加門さんは知識があるから余計に「存在」を感じてしまうというような。
いやあ、引越しがこんなに大変とは。こだわり(?)がある人の引越しは面白いなあと思いつつ、最終的に「かみさまこわい」と思いました。
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