読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
"虐待死"の現実と向き合っている人たちがいます。どうしてその子を助けることができなかったのか、どうすれば二度とそのような事件を起こさずに済むのかと。(第1章前書きより)
——虐待を予防し、虐待死を見逃さず、生き延びた子どもたちを支えるために。日々奮闘する専門家たちからの提言と、最新の取材に基づく物語。(カバー折り返しより)
子ども虐待について書かれた『凍りついた瞳』から、さらに時間が経って、2020年の最新の取材に基づいて、専門家たちの意見をまとめ、現場を描く三つの物語を収録。
虐待死の一つの事件に突っ込んでいくのではなく、それを防ぐ専門家たちのまとめになっていて、こうやって人々は必死に悲しい死を防ごうと努力しているのだな、と思う。
ただ虐待から守った後も、その子たちに居場所がないという問題があるということが知れてよかった。ただの人である私に何ができるのかわからないけれど、知ることで少しでも力になれたらと思う……。
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