読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「俺と結婚して欲しい。返事は『はい』しか聞かないぞ」
福引に当たって移住した異世界で、騎士隊長クリシュと恋人同士になった忍。ずっと孤独だった忍を、クリシュは温かな腕で抱え込み、愛で満たしてくれた。生命の木が枯れていき子供が生まれなくなった世界。大好きな人たちが生きるこの世界のために、できることならなんでもしたい…! そんな時、植物チート能力で生命の木の記憶を見た忍は「種」を託される。それは、この行き止まりの世界を救う最後の希望だった…!(裏表紙より)
命の樹を巡る出来事と、忍とクリシュの結婚という二つの大きな物語が決着。
命の樹にまつわる過去はきちんと丁寧に見せてくれたせいか、ネレとミエルのことが泣けて泣けて仕方がなかった。忍がいてくれてよかった。あの二人はきっと救われた。ついぼろぼろ泣いてしまいました。
その後のクリシュとの生活は、もう甘くて甘くて。かわいいなあ。恋人ととして仲を深めて、みんなに祝福されて夫婦になる。義両親や義弟もできて、一人の人間が幸せになるまでの過程を垣間見たようでとても充実しました。素敵な物語でした。
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