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図書館の神様
バレー部のエースだった早川清。部員の一人が自殺したことで、正しく清い道から外れた。それまでの道から一転地方の私大に進学したあと、清はある高校で国語の講師として働き始める。部活動顧問は、望んでいたバレー部ではなくて文芸部。しかも部員は一人だった。

青春らしい青春を過さなかった若い女性がもう一度青春する話と受け取った。
清は先生らしくない先生で、正直なめてるので、世の文学人間と教職の講義を真剣に受けている学生はむっとしそうだが、しかし段々と文学を楽しんでいく課程はとてもわくわくした。授業も面白くなって生徒に受け入れられていくのは、段々と信頼を得ていくのが分かって嬉しかった。
垣内くんが他の生徒とどう過ごしているのかという視点があったら少女小説かな。垣内くんが誰よりも大人であるように見えるのは、清が子ども過ぎるからか。二人セットでちょうどいいということか。
しかし先生らしくない先生というのが、大人と子どもの中間の位置にいる感じがしてすごーく良かった。大学生が読んだらいいと思うよこれ。しかも教職目指してる人(最初むっとするだろうけど)
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