読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
寛政大に入学する予定の蔵原走は、ただ走ることが息をすることと同じことだった。追いかけてきた四年生の清瀬灰二に、格安の下宿・竹青荘を紹介される。そこには個性豊かな面々が暮らしていた。そして清瀬は、走を最後の一人と呼び、十人全員で箱根駅伝出場を目指すことを宣言する。
すごく面白かった! スポーツ青春もの。
人物が個性豊かで、漫画にしたらまた面白かろうという物語。かと言って軽いわけでもなくて、どっしり構えて楽しく読める。
走と清瀬のコンビが、とてもいい信頼関係で結ばれていていいなあと思った。それからムサと神童。キングの一人だけれどこの関係は、と思っている辺りがすごーく青春だった。走っている最中のそれぞれの思考はもしかしたら人によってはたるいなあと思うかもしれないけれど、私はすごく惹き付けられて読んだ。思考の間にも走りの駆け引きが見えるからかもしれない。
箱根駅伝に限らずすべてのスポーツにあまり興味はなかったけれど、箱根駅伝見ようかなと思いました。
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