読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

小さな虫の動きも逃さず捉えて感動できる「虫眼の人」養老孟司と、日本を代表する「アニメ(眼)の人」宮崎駿が、宮崎作品を通して自然と人間のことを考え、若者や子供への思いを語る。自分を好きになろう、人間を好きになろう、自然と生きるものすべてを好きになろうという前向きで感動的な言葉の数々は、時代に流されがちな私たちの胸に真摯に響く。カラーイラスト多数掲載。(裏表紙より)
2002年7月に発行されたものの文庫。時期的には「千と千尋の神隠し」が公開されて、そろそろ「猫の恩返し」が封切られるかという頃でしょうか。
インタビューですが内容はほとんど人と子どもと暮らしについて。話の最初は作品について入るのですが、内容は本当に、好き勝手に話してるなあというもの。
ここで子どもに寄り添う作品をという話や、本の最初に収録されているカラーイラストをもとにしたのが「崖の上のポニョ」なのかもしれないとも考えました。
時代とともに人の暮らしが変わるし、価値観も変わって、思い通りに伝わらないことを残念に? 歯痒く? うまい言い方がわからないけれど、もどかしく思っているのかななどと考えていた。

花を飾ったり、花を贈ったりする時に大活躍してくれる、切り花の図鑑が登場しました!
花に関する情報に定評がある『花時間』が、アレンジがぐっと楽しくなる花や葉、実ものを厳選。生産者や花市場からの“生の声”も反映し、図鑑としてまとめました。
美しい写真も満載だから、知識が増えるだけでなく、見ていて癒されること請け合いです。(Amazonより)
花の色、出回る時期、花言葉、原産地、そして何より和名があるものは和名の記載があるのがありがたい。花言葉と和名、ネットで調べるの結構面倒なので……。
花だけでなく、グリーンもの、実ものも簡単にまとめられていて嬉しい。
こうして見ていると花ってたくさんあるし、その形も色もそれぞれで面白い。花を飾りたくなりました。

48精油がキャラになってアロマ界にアイドルデビュー? 精油アイドル「ARM48」は香りなど8つのグループに分かれて活動開始! 数ある精油の中から厳選した48の精油の特徴や使い方をキャラとマンガでやさしく紹介します。メンバーには、アロマテラピー検定の1級と2級で出題される30精油も含まれています。精油の紹介のほかにも、アロマの歴史やセルフケアのしかた、注意点など、アロマの基本ももちろん紹介! アロマテラピーは理科っぽくて意外と難しいかも、という方にもどんどん読み進められるいちばんやさしいアロマテラピーについての解説書です。(Amazonより)
アイドルグループになぞらえて、アロマの香りの種類をざっくり解説する一冊。カラー刷りで、イラストも可愛らしく、入門としてはばっちりかと思います。アロマテラピーの方法や技術的なものはあまり多くはないので、香りについて知りたい人向けでしょうか。
こうして読んでいると実際に香りたいなあと思う。スパイシーな香り、自分の好みとは結構外れるのでできるならいっぱい試してみたいんですよねえ。

日本推理作家協会に所属する現役作家たちが、執筆する上で気をつけていることや考えていること、テクニックを、エッセイであったりインタビュー、対談などで語る。作家たちのアンケートも収録。
書くときに気をつけていること、シリーズが続くうちにどのように変化をつけたのか、過去作について語ったり、ミステリーのトリックを思いついたときの話など、いろんな作家がいろんな方法で話している一冊。インタビュアーが作家さんだと作品に対する思い入れや自我が出たりしていて読んでいて面白い。
「ミステリーの書き方」というタイトルではありますが、みんな違っていてどれが正しいというものでもないので、もし書いていく上で行き詰まったら、別方向で書いている人の方法を参考にしてみたり違う方法を一つ試したりということをするための参考書だと思います。少なくとも筆が進まないけどどうすればいいかわからないということはなくなるんじゃないかなあ。