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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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作家の口福 (朝日文庫)
贄沢なチーズ鱈、卵の黄身をとろっと絡めたトースト、はんぺんのオイルフォンデュ、白砂糖入りの七草粥、ハーブティーで淹れたココア、モンゴルのいのちを頂くヤギのシチュー……20人の作家が自分だけの“ご馳走”を明かす。読めば「美味しい!」を共感できる極上のエッセイ集。(裏表紙より)

恩田陸、絲山秋子、古川日出男、村山由佳、井上荒野、山本文緒、藤野千夜、川上未映子、森絵都、津村記久子、三浦しをん、江國香織、朱川湊人、磯崎憲一郎、角田光代、道尾秀介、池井戸潤、中村文則、内田春菊、中島京子(敬称略)の、朝日新聞土曜別刷り「be」に連載された食に関するコラムを集めた本。作家さんのお名前を見れば分かる通り、大変贅沢な一冊で、もっと読みたい! と思いました。美味しそうだなんだよなー!
作家の一日に絡めて書いている人もいれば、思い出をまじえて書いている人もいて、すごく面白かった。
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雲のむこう、約束の場所 新海誠2002-2004
『雲のむこう、約束の場所』が公開された頃の、インタビューの一冊。新海さんのこれまでに触れられていたり、雲のむこう〜について語られていたり。作品についてとか。
新海さんはすごく好きなクリエーターさんなんですが、雲のむこう〜でご一緒していたスタッフの方々が語る新海さんがすごく真面目で、しかも筋の通った方で、なんだかすごく嬉しかった。新海さんが村上春樹がお好きだったとは知らなかったな。この本を読んで色々発見があった。すごく興味深いインタビューでした。
ディズニーリゾート150の秘密 (新潮文庫)
東京ディズニーリゾートのとっておき秘密ベスト10、やっぱり知りたい舞台裏事情など、徹底取材で解明した150の秘密を大公開します。知ってました? 東京ディズニーシーは実はアメリカのボツ企画だったって。絶対に別の場所で同時出演しないミッキー驚異のスケジュール管理の真相は? どこが違う、TDRとUSJなど、世界最高権威の研究集団による究極のディズニー雑学集大成。(裏表紙より)

ディズニーリゾートの裏話本。私はディズニーランドに一度しか行ったことがないので、アトラクションの名前があってもぴんと来ないのですが、なるほどそうなのかと思って読みました。
キャスト応募についての話が面白かったです。そういう風に決まるのか。
ディズニーリゾートに限らず、ウォルト・ディズニーの有名な逸話の話もあったりと、雑学本として、とても興味深かったです。
伊坂幸太郎---デビュー10年新たなる決意 (文藝別冊)
18歳のときに書いた処女作をリメイクした書き下ろし「クリスマスを探偵と」や、ロングインタビュー、対談などを集録した特集ムック。
書き下ろし小説面白かった! いい話だ。
インタビューもすごく面白くて、興味深かった。伊坂さんはすごく熱心な研究家でもあるんだなあと思った。そこまでして作り込まれた小説を読める読者はしあわせものです。それだけでなくて、編集者さんのコメントにあるように、お人柄も素敵。いい人だ。
すこしずつすこしずつ、小説の中でできることを探っていくところや、もやもやしたものを伝えたいと仰る。きっと、読んだ人がそこに自分なりのテーマを見つけるのが伊坂作品だと思うので、すごく腑に落ちた。
萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母(文藝別冊)
ロングインタビュー、家族へのインタビューと、交流のある作家からの寄稿が見所。作品の紹介もあってうれしい。いくつか短編が収録されているのですが、個人的には『月蝕』が読めてすごくうれしかった。こういう話好き好き。
子どもの昭和史少女マンガの世界 2 昭和38年~64年 (別冊太陽)
1に引き続き、昭和38年から64年の漫画作品を、カラー写真とコラムで紹介するムックの二巻。当時雑誌に掲載された表紙(あおり文入り)が見られたりして面白いです。巻末に「平成に読める昭和のマンガ ベスト百」と昭和39年から64年の少女マンガ史年表あり。
知っているマンガがあるとうれしいなあ。
子どもの昭和史少女マンガの世界 1 昭和20年~37年 (別冊太陽)
昭和20年から37年の少女漫画を、カラー写真とコラムつきでまとめてある一冊。少女漫画だけでなくて、それの前身であろう少女雑誌にも触れています。カラー付きなのがいいな。巻末に少女マンガ史年表(昭和20年から38年)と貸本少女マンガ年表(昭和32年から44年)あり。
目が大きくて外国人のような顔立ちの少女たちがいっぱいいるのは時代なんだろうなあ。ちょっとレトロででも乙女ちっくで好きだな。
少女まんが ゆめ王国―ファンタジーとロマンの世界を訪ねて (Moe books)
1997年のMOE特別編集のムック。
カラーイラストが掲載されていたり、インタビューがあったりとかなり豪華! インタビューは、一条ゆかり、萩尾望都、成田美名子、樹なつみ、清水玲子、由貴香織里、坂田靖子、羅川真里茂、山田南平。ちょっと古い物だけどすごく豪華。
短かったけれど、『ぼくの地球をまもって』に荻原規子、清水玲子に氷室冴子、川原泉に酒見賢一が文章を寄せているのがすごい!
「ポーの一族」の秘密
『ポーの一族』の謎を解明する一冊。新書サイズで普通くらいの厚みがあるのに、筆者がいないというのは変な感じだ。
キャラクターの性格分析があったのが面白いなあ。なかなか女性キャラクターに対する目がシビアじゃないか、と思う。
作品について、一見矛盾がなさそうで結構ある、というようなことを指摘しまくっていたので、この名前のない書き手さんは本当は『ポーの一族』が嫌いなんじゃないのか、と疑っています……。
ちょっと首を傾げてしまったのは、バンパネラって霧に変じられるんだっけ、ということだ。『ふしぎの国の『ポーの一族』』でも書いてあったような気がするところで、そうだっけと首をひねったのです。本物のヴァンパイアはそうでも、彼らが霧に変じたシーンなんてなかったと思うんですが……後で確認しておこう。
しかし書いてあることは自分の中の疑問点を明らかにして払拭してくれる感じだったり、もう一度考えさせてくれたりする内容で、面白い読み物でした。
文化系女子のための少女漫画案内
現在活躍中の少女漫画家、文筆家、イラストレーターなど、女性が選ぶ少女マンガの案内。
一人につき五冊、紹介があります。重なっている作品も結構ありました。大島弓子やくらもちふさこ、いくえみ綾がよく重なっていたかな。紹介は、内容にはあまり触れておらず、案内といった軽さ。ちょっと物足りない。巻末に、この本で作品を紹介している人たちが答えたアンケートがあります。
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Author:月子
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