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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)
作家、学者、芸術家といった人たちが、14歳に勧める本を紹介する。14歳の世渡り術というシリーズで、読者対象が絞られているからか全体的に読みやすくて、このシリーズいい本だなあと思った。
みんな大人だから、自分の14歳はこうだったからという体験を交えたり、14歳の悩みはいつかきっと些細なものになってしまうよという励ましだったりして、本の紹介といいながらも、大体の人は14歳の人たちに向けてメッセージを発信している。
私がこの紹介で一番読みたいと思ったのは、森絵都さんが紹介した『冒険者カストロ』でした。
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銀の言いまつがい (新潮文庫)
「がんがらじめ」「リンプインシャンスー」「ヤカンにお湯かけといて」——細かいことは気にしない。「まつがい」だからこそバシッと伝わる、焦りや緊張や思惑や本音がある。正しい日本語を超えた楽しい日本語。※本書は、爆笑、赤面、共感、おもわず拍手、などの含有成分は『金の言いまつがい』と同一ですが、読む方の体質により、より面白くなってしまう場合があります。ご注意下さい。(裏表紙より)

読んで思わず噴き出してしまう言い間違い=『言いまつがい』を集めた一冊。これは絶対に公共の場では読めない。
上記の紹介文にある「がんがらじめ」……私も昔は言えなかったし書けなかったです。パソコンで変換しようとして「あれ? 変換できない……」と間違いに気付いた次第。
収録されているのは、オカン、オトン、会社の同僚の話が多い気がしました。特にオカンの言いまつがいは絶品ですね! 笑った笑った。
お姫さま大全 100人の物語
物語、舞台、アニメ、神話、史実などに登場するお姫様・女王様といったヒロインを軽く解説した一冊。面白かった。エリザベス女王のことがあるかと思えば、十二国記の陽子のことを説明するページがあったり、日本から中国、中東、西洋の様々なところからの紹介があります。アジア系はちょっと少なめ? 代わりに創作物語のキャラクターの登場があるかな。
個人的な見所は、中身ももちろん面白かったんですが、カラーページの宝石類やドレスの写真かな! 数ページしかありませんがときめきました。
作家の口福 (朝日文庫)
贄沢なチーズ鱈、卵の黄身をとろっと絡めたトースト、はんぺんのオイルフォンデュ、白砂糖入りの七草粥、ハーブティーで淹れたココア、モンゴルのいのちを頂くヤギのシチュー……20人の作家が自分だけの“ご馳走”を明かす。読めば「美味しい!」を共感できる極上のエッセイ集。(裏表紙より)

恩田陸、絲山秋子、古川日出男、村山由佳、井上荒野、山本文緒、藤野千夜、川上未映子、森絵都、津村記久子、三浦しをん、江國香織、朱川湊人、磯崎憲一郎、角田光代、道尾秀介、池井戸潤、中村文則、内田春菊、中島京子(敬称略)の、朝日新聞土曜別刷り「be」に連載された食に関するコラムを集めた本。作家さんのお名前を見れば分かる通り、大変贅沢な一冊で、もっと読みたい! と思いました。美味しそうだなんだよなー!
作家の一日に絡めて書いている人もいれば、思い出をまじえて書いている人もいて、すごく面白かった。
雲のむこう、約束の場所 新海誠2002-2004
『雲のむこう、約束の場所』が公開された頃の、インタビューの一冊。新海さんのこれまでに触れられていたり、雲のむこう〜について語られていたり。作品についてとか。
新海さんはすごく好きなクリエーターさんなんですが、雲のむこう〜でご一緒していたスタッフの方々が語る新海さんがすごく真面目で、しかも筋の通った方で、なんだかすごく嬉しかった。新海さんが村上春樹がお好きだったとは知らなかったな。この本を読んで色々発見があった。すごく興味深いインタビューでした。
ディズニーリゾート150の秘密 (新潮文庫)
東京ディズニーリゾートのとっておき秘密ベスト10、やっぱり知りたい舞台裏事情など、徹底取材で解明した150の秘密を大公開します。知ってました? 東京ディズニーシーは実はアメリカのボツ企画だったって。絶対に別の場所で同時出演しないミッキー驚異のスケジュール管理の真相は? どこが違う、TDRとUSJなど、世界最高権威の研究集団による究極のディズニー雑学集大成。(裏表紙より)

ディズニーリゾートの裏話本。私はディズニーランドに一度しか行ったことがないので、アトラクションの名前があってもぴんと来ないのですが、なるほどそうなのかと思って読みました。
キャスト応募についての話が面白かったです。そういう風に決まるのか。
ディズニーリゾートに限らず、ウォルト・ディズニーの有名な逸話の話もあったりと、雑学本として、とても興味深かったです。
伊坂幸太郎---デビュー10年新たなる決意 (文藝別冊)
18歳のときに書いた処女作をリメイクした書き下ろし「クリスマスを探偵と」や、ロングインタビュー、対談などを集録した特集ムック。
書き下ろし小説面白かった! いい話だ。
インタビューもすごく面白くて、興味深かった。伊坂さんはすごく熱心な研究家でもあるんだなあと思った。そこまでして作り込まれた小説を読める読者はしあわせものです。それだけでなくて、編集者さんのコメントにあるように、お人柄も素敵。いい人だ。
すこしずつすこしずつ、小説の中でできることを探っていくところや、もやもやしたものを伝えたいと仰る。きっと、読んだ人がそこに自分なりのテーマを見つけるのが伊坂作品だと思うので、すごく腑に落ちた。
萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母(文藝別冊)
ロングインタビュー、家族へのインタビューと、交流のある作家からの寄稿が見所。作品の紹介もあってうれしい。いくつか短編が収録されているのですが、個人的には『月蝕』が読めてすごくうれしかった。こういう話好き好き。
子どもの昭和史少女マンガの世界 2 昭和38年~64年 (別冊太陽)
1に引き続き、昭和38年から64年の漫画作品を、カラー写真とコラムで紹介するムックの二巻。当時雑誌に掲載された表紙(あおり文入り)が見られたりして面白いです。巻末に「平成に読める昭和のマンガ ベスト百」と昭和39年から64年の少女マンガ史年表あり。
知っているマンガがあるとうれしいなあ。
子どもの昭和史少女マンガの世界 1 昭和20年~37年 (別冊太陽)
昭和20年から37年の少女漫画を、カラー写真とコラムつきでまとめてある一冊。少女漫画だけでなくて、それの前身であろう少女雑誌にも触れています。カラー付きなのがいいな。巻末に少女マンガ史年表(昭和20年から38年)と貸本少女マンガ年表(昭和32年から44年)あり。
目が大きくて外国人のような顔立ちの少女たちがいっぱいいるのは時代なんだろうなあ。ちょっとレトロででも乙女ちっくで好きだな。
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Author:月子
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