読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
山奥に引きこもっていた少年・白火の下を《神獣の末裔》たるソウガの姫・グウィンが訪れる。彼女は滅亡の危機に瀕した国を救うために、様々な褒美を提案して助力を請うが白火はことごとく拒絶してしまう。だが――「ソウガの一族に協力し、この地よりカースの魔の手を完全に退けることができたなら──妾を好きにしてよい。貴殿の奴隷にしようが、素材にしようが、煮ようが焼こうが構わぬ」彼女自身を対価に契約は成立。敵国の圧倒的兵力に対して白火は《変幻流転》――超常の力を持つ武具を創る力を用いて対抗し、たった一人で戦局を打開していくのだが――? 必敗必死を逆転し、新たなる王道を斬り拓く大スケール無双戦記ファンタジー、ここに開幕!(裏表紙より)
《封命具》と呼ばれる自動的に動く道具を作ることができる少年、白火。山奥に一人きり《封命具》を作って暮らしていた少年が、神獣の末裔であるソウガ一族の姫グウィンに連れられて戦うことに。戦いの始まりといった感じで、まだまだいっぱい謎があるよ! という感じです。
グウィンは猫系の異種族なんですがとってもかわいい。気高くってでも弱いところもあって、主人公を信じてくれる正統派なヒロイン姫。彼女に仕える侍女のダナは主人公を敵視しながらも手を貸してくれる明るく元気なしっかり者ヒロイン。カナリア一族のアミラは儚くて可愛らしい、主人公一途に思うヒロイン。いいヒロイン揃ってます!
白火が《封命具》を作ることしか頭にない完全なる社会不適合者なんですが、そのまっすぐな気質が時には救いになることもあって……いい主人公だなあ本当に。
敵側に《封命具》に関する秘密があるようなので気になります。《十二刃》の何人かと共闘するっていう展開があったりしないかなあ。
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