読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
離婚して独り身のハーヴェイは、娘の結婚式でイギリスに渡る。だが娘からバージンロードを義父と歩きたいと言われ、人生最悪の日だと自棄酒を煽る。その場に居合わせたケイトは、気難しくしょっちゅう電話をかけてくる母親の相手をする窮屈な日々を過ごしていた。そんな二人が出会い……。
恋愛や結婚に失敗したことのある男女が偶然出会い、恋をするけれど少しのすれ違いで別れそうになり……というべたべたのロマンス。お互いの存在が良い方向に作用して、ケイトは母親との付き合い方を少し楽に感じられるようになったり、ハーヴェイは疎遠だった前妻と娘との仲を修復し……と、人との出会いは運命を良い方向に回すなあ。
「私たち幸せになれると思う?」「見当もつかない。でも頑張るよ」っていうラストの会話が、大人な台詞だなあと思いました。娘の結婚式のシーンが中盤にあるから余計に。若いと「幸せにするよ」って多分言うんだろうけど、失敗を知っている大人だからこそ「頑張る」って言うんだよな。
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