読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
顔・髪型・服装すべてが地味でさえない図書館司書デイジー。34歳の誕生日の朝、彼女は心に誓う——負け犬から脱して結婚するのだ! ゲイの美容コンサルタントを得てクールな女に変身したはいいが、夜遊びデビュー早々、デートレイプ・ドラッグを捜査中の警察署長ラッソと鉢合わせ。マッチョで強引、理想とはかけ離れた彼に反発しつつ急接近するデイジー。が、ひょんなことから殺人事件に巻きこまれ……ロマンティック・サスペンスの女王が贈る抱腹絶倒の痛快作!(裏表紙より)
これは一応ハーレクイン系のロマンス小説と位置づけていいのかな(詳しくないのでなんとも)。だとしたらハーレクイン二冊目です。ロマンスの中に殺人事件が絡むお話。面白かった。
地味で冴えない34歳(!)のヒロインが大変身。このヒロイン、デイジーの言動が、どこか的が外れていておかしい。小さな街ということもあるけれど、●●●ー●をスピーカーおばさんのお店で買うとかな! 遊んでると思われたくて、という理由に噴いた。なんだかちょっとおかしくてかわいいぞ。しかもその買い物が後々までネタとして扱われて、噴いてしまった。
ヒーローのジャックはマッチョで強引な警察署長。バツイチ。真面目で初心なデイジーをからかうのを楽しみにしている。二人のやり取りが、どっちもいい年して子どもか! というレベルで面白い。喧嘩ップルかわいい。
ロマンティック・サスペンスと銘打っているけれど、デイジーが積極的に事件解決に乗り出すわけじゃなかったのがちょっと残念。地に足着いた女性なんだけど、もうちょっと活躍してくれても! おかしな言動だけじゃなく! と思う。
でも面白かった。
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