読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「その時は――魔女〈ティナーシャ〉を殺すさ」
契約のもと、一年という限られた時間を共に過ごすオスカーとティナーシャ。だが突如二人の前に、ティナーシャのかつての婚約者・ラナクが姿を現す。古き魔法大国の血を継ぐ彼は、新たに国を興すと大陸全土への侵攻を企てて……。その時、オスカーとティナーシャの選んだ道とは――大陸の完全支配をもくろむ巨大魔法と王剣の剣士の、熾烈なる戦争の火蓋が切られる。(裏表紙より)
ティナーシャが過去と決別する第二巻。中盤からはボーナストラック的に、オスカーとティナーシャの平和だけど平穏じゃない日常を描く話が詰まっていて、とってもとってもにこにこして読みました。
トゥルダール関連の話はかなり重くて、ティナーシャがどれだけの苛まれたのか、そしてオスカーが現れたことでちょっとばかり気持ちが安らいだのかを想像するとたまらない。ラナクと戦う彼女は凄まじくかっこよくてぞくぞくしました。ああー好きー。もう民はいないのに縛られたままのその魂たちのために王たらんとするヒロイン大好きー!!!!!
そして短い話の数々。これで付き合ってないんだよな。いやもういっそ早く結婚しろよ!!!? お互いに好き合ってるんじゃんばかばかばかー! 早くしないと絶対に取り返しのつかないことになるよ私知ってる私ならそうするもん!!!!!
なんとなく読むのが怖い気がして、ずっと積んだままだったのですが見事にはまっています。最終巻までちょっと温存しておかないと、心臓がもたない気がする。
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