読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
洋菓子店“パティスリー・ラ・サンテ”のオーナー・比呂也は、パティシエの退社で閉店の危機に直面していた。その窮地に現れたのは、比呂也の理想を実現するに申し分のない腕を持つパティシエ・孚臣。だが彼は、先日、成り行きで肉体関係を持ってしまった相手だった!? 『オンとオフの切替さえすれば』自分の理想のために孚臣の採用を決めた比呂也だったが、『こっちも込みで』と伸ばされた手をなぜか振り払うことができなくて……。天才パティシエ×美麗オーナーのデリシャスラブ。(裏表紙より)
味覚は優れているけれど作ることには向いておらず、自身はオーナーに徹している比呂也。次のパティシエを探さざるを得なくなったところ、偶然出会って一夜をともにした孚臣がやってくる。実は素晴らしい腕前の持ち主だと知って雇用関係を結んだけれど、なんだかんだで肉体関係も含む関係になってしまい。
調理場で致すんじゃない! という気持ちになってしまうのは本当にごめんなさい。
ちょっと素直じゃないところのあるオーナーと、言葉が足りないパティシエのお話。姉と兄が絡んでくるところがいかにもBLだなあ。
終盤で比呂也が勝手にこじらせてすれ違っているの、ちゃんと話せばいいもの……と思ってしまった。嫉妬とはいえ態度に出すのよくないよ!
ひたすらにガレット・デ・ロワが食べたくなってしまう作品でした。ああ、あの甘さが恋しいよー!
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