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戦況は緊迫……ついにエグバード軍の飛行船が爆撃を開始した。戦地に赴いた兄・フランツに代わり、ロートリンゲン王国の王女として”高貴なる者の義務”を果たそうとするアンジェラは、国防婦人団の団長を務め、戦地を慰問する。一方、飛行船を軍に提供し、軍人たちを家に招くセシル。彼に反発し、反戦運動に身を投じるランディ——戦火が引き裂いた三人の運命は。(裏表紙より)
アンジェラがみるみる王族として成長していく中で、この巻はランディの言動が辛い……。セシルの言うことは最もなんだから、何故そこで思考停止してしまうのかなあとじりじりする。言うばっかりならなんでもできるよね……と我が身に照らしても思う。ランディも三巻で成長してくれたらいいな。
三巻で最終巻。戦後が描かれる。三人が再会した時、それぞれどんな風になっているのか。楽しみ。
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