マンガと社会学についての論文集。筆者はばらばらです。マンガで卒論を書くにあたってという話、少女漫画の読者に焦点を当ててみたり、少女漫画に描かれる「もう一人の私」について論じてたり。マンガで卒論を書く場合、作品論的なものが多いことを指摘されて、若干身につまされる思いがしながらも、読む。
藤本由香里さんの「分身——少女マンガの中の「もう一人の私」」というのが面白かったなあ。双子マンガについて論じているのですが(この場合、同性の少女たちの双子)、双子マンガって、確かに子どもの頃すごく多かった気がする。
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