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スカーレット・クロス 月の下に咲く花 (角川ビーンズ文庫)
《神の子》と謳われる若手最強の祓魔師・ギブ神父と、その下僕たるヴァンパイアの少女ツキシロ。二人が主従になったばかりの頃の物語『月色の免罪符』や、ギブの初々しい少年時代を描いた『月明かりの守護』、ギブの両親の破天荒な恋物語『月彩の約束』など、書き下ろしの表題作も含めた豪華な短編集!
「約束するよ。死が二人を分かつまで、共に生きよう」それは《聖なる主従》をとりまく、五つのスペシャル・ストーリー!(裏表紙より)

最終巻にいく前にちょっと一息。初々しい少年時代のギブとレオンの話などもありますが、やはり一番ときめいたのは! ギブの両親の話である「月彩の約束」だ!
ぼんやりと、ユリアさんは聖女と呼ばれる人だから清らかな人だったんだろうなあくらいの想像だったんですが、なかなかぶっとんだ人で大変面白かったです。あっという間に尻に敷かれてしまった、伝説のヴァンパイアであるミフネヤさんも非常にいい男でした。この二人の話もっと呼んでみたかったな! 挿絵が麗しくてときめいた。ミフネヤさんちょうイケメンだなおい! ギブのイケメンはここから来てるのか……。
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