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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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胡竜の巫女姫 其は国守の鍵 (一迅社文庫アイリス)
胸にある竜の痣は、胡竜国を守る儀式のため、天に選ばれた証。そう隣国から嫁いできた母に聞かされたテルンビルト王国の王女・璃杏は、儀式に参列するために胡竜国の王都へと向かうことに。ところが、気づいたら近衛軍に守られていた場所から、知らない場所に移されていて!? 訳が分からない中、なんとか逃げ出せたものの、辿り着いた街では誰も王女だと信じてくれないばかりか、騙されて妓楼に売られる始末。そこで出会った近衛兵だという青年・滄波も胡散臭くて――。あなたは味方? それとも敵? 過酷な運命に立ち向かう姫君の中華風ラブファンタジー! ※電子版はショートストーリー『大蛇の餌づけ』付。(Amazonより)

テルンビルト王国の王女オリーヴィアは、異国の人であった母親の血筋ゆえに魔術の力を秘めていたらしく、国を守る存在として胡竜国へ儀式を行いに向かう……というお話なんですが、世間知らずで不器用ながらも、ひたむきにしたたかに強く生きようとするヒロインで、素敵でした。
璃杏(オリーヴィアの胡竜名)は妓楼で生活するところが一番の見せ場だった気がするので、すごく瑞山さんらしい作品だなあという感じがしました笑 恋愛よりも、璃杏が成長する物語としてもっと読みたいと思いました。
そういえばさらっと短く作中で語られましたけれど、『双翼の王獣騎士団』と世界観を同じくする作品だったんですね。ラルフとエリカは無事結ばれたようで何よりです笑
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