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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」
「兵の魂」を求め旅をする侍・リューマは、竜に襲われた街の唯一の生き残りである少女フレアと出会う。竜の出現に怯える人々は街を守ると宣言した一流剣士・シラノに救いを求めるが……。

「ONE PIECE」と世界観を同じくする物語。少年漫画の読み切りのお手本のようだ。
一匹狼だけど義理人情に厚い主人公。主人公を疑い、別の人間を盲目的に信じているヒロイン。ヒロインをはじめ大勢の人々に支持されているけれど実は裏の顔がある敵役。リューマを信じてくれ、みんな目を覚ませとはらはらするし、リューマがシラノたちをぶっ飛ばして街を守る展開は熱い。最後の「ONE PIECE」との繋がりを見せてくれるところも含めて、短編らしいまとまったよい作品だなあと思いました。
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「陰陽師」(Netflix)
人ならざるものが跋扈し、人の欲と陰謀が渦巻くこの時代。源博雅は怪異に遭遇した友人のため、あやかしを討とうと、陰陽師に助力を求める。だが稀代の陰陽師・安倍晴明は俗世にも人にも執着しない変わり者。しかしこの出会いは、二人の運命と京の行末にもかかわることになる。

原作未読ですが、過去の映画を見たりなんだりした覚えがあります。
男性二人のバディもので、やっぱりクソデカ感情が絡む。出会いによって新しい世界に引きずり出され、まったく別の人間の魂に心を惹かれて、いつしか守りたいと思うようになるという関係、好きすぎる。また思われている一方はちょっと鈍感気味なのがよいですね……そんなの当たり前だろってことなんでしょうけど、当たり前じゃないんだよなあ。
過去の映画公開時はあまりよくわかっていない部分が多かったけれど、いろいろな創作物に触れて、こうしてアニメを見るとわかるようになった部分が多いな。ちょっと以前のものも見てみようか。
B00S1LOS9Y
何故私はここにいるのだろう? 気が付くと見知らぬバーにいる二人。二人を迎えたバーテンダーはデキムと名乗り、これから命を賭けたゲームをするように告げる。実はこのバーを訪れるのは互いに関わりのある、すでに死んだ二人なのだ。そうして明らかになる死の真相。果たしてこのバーは何のためにあるのか?

ダーツ、ボウリング、アケゲーなど、何らかのゲームで二人を対戦させて、その死を裁定するという、人間の複雑さと、人ならざるものたちの変化を描くちょっとミステリー要素がある作品。
主要登場人物以外に出てくるのはゲームをする二人なんですが、心残りや裏切り、入り組んだ人間関係を描いているものが面白くないはずがない。話が進むにつれてトーテムに所属する面々のことがわかる話も入ってきて、面白く見ました。贅沢を言うならもうちょっと人間同士の話が見たかったなあ。
「とつくにの少女」
ある日呪われた外つ国の人外である「先生」は、内つ国の人間の少女シーヴァを保護する。捨てられたと思しきシーヴァはもう内つ国には戻れない。異形を恐れないシーヴァと暮らしをともにする先生。異形と人、相容れない存在同士は、しかし穏やかな日々を送り……。

モノクロで描かれた絵本のような作品。原作は未読。優しい雰囲気なんですがずっと寂しくて、いまにも割れてしまいそうなガラスみたいなお話だなあと思って見てました。ずっと怖いことが起こりそうで……。最終話の曖昧さは、触れてはいけないもの、世界の秘密や真実や、明らかにしてはいけない先生やシーヴァの心の本質に触れるようなもののような気がして、優しいのに怖かった。とても。
とても美しいアニメーションで、原作の世界を表現したかったのだと伝わるようでした。
B0CZKZ9DBZ
冬と春の間のこと。今日もなでしこやリンたちはアウトドア活動を満喫中。ツーリングをしたり、電車で旅をしたり、バスに乗ったり。色々なものを見て、食べて、楽しんで。時にちょっとしたピンチを乗り越えながら、思い思いのキャンプをする。女子高生たちのアウトドアストーリー。

ソロキャンもすっかり定着しましたが、そうなるのもわかるくらい、楽しそうにアウトドアするなあと思える作品。ちょっとした失敗もだいぶ危ない失敗も含めて、キャンパーにはあるあるなんだろうな。温泉に入った後のツーリング、考えてみればわかることなんだけれど、なるほどなあと思っておかしかった。
一人でキャンプをするのも楽しそうだけれど、みんなでわいわいも楽しい。ひとりになりたいときはそうできる、そういう気分になったら集まれるって大事だよなと思いながら見てました。
B0D8KTCRNV
異世界の女神ヴィシスにより、クラスごと召喚された三森灯河。大魔帝に対抗するための戦力して喚ばれたクラスメートたちは言われるがままスキル鑑定を行っていくが、灯河は最低ランクのE。ヴィシスに役立たずを見做され、この程度のスキルでは生き残れない遺跡へと捨てられてしまう。ヴィシスへの復讐を決意した灯河は、エルフの女騎士セラスたち仲間とともに、女神と手先となったクラスメートたちと敵対することも辞さずに動き始める。

異世界転生した先で珍しいスキル持ちになって、影の立役者のごとくみんなを助ける、という王道展開を外して、ダークヒーロー化していく作品。でも異世界のわけあり女性たちを次々に仲間に引き入れていくハーレム展開は外せないのか……。
アニメ12話では、トーカが仲間を集めて本格的に傭兵団を立ち上げるまで。クラスメート側は人数が多いだけに一枚岩ではないので、ここから揉めていくんだろうなあ。ヴィシスもめちゃくちゃ腹立つので、トーカには全力でやり返してほしい。
B0DHKLJ9H5
フォルトナ王国の孤児のニナは、大国に嫁ぐはずが事故死した王女の身代わりとして、第二王子アズールに見出された。身代わりがばれないよう窮屈な生活を強いられ、無理やり王女教育を施され、反発するニナだが、真っ直ぐな気性とアズールとの関わりを経て守りたいものを見出す。やがてついに旅立ちの日が来て……。

身代わりものの異世界ファンタジー。原作は未読。
孤児の少女が本物の王女のように心身ともに成長し、自身を見出した王子と惹かれあい、定められた通りに国と彼を守るために別れて、行き先の国で問題児的な王子に好かれて、かと思ったら恋した彼が乗り込んできて……という、みんな大好き王道大河恋愛ファンタジー。少女漫画の恋愛ファンタジーあるあるの三角関係。これ、セトがニナのために己を投げ打つ勢いで献身するようになるんでしょ……大事なものを選ぶニナの背中を押すんでしょ……好き……。
気持ちいいくらい王道なので、この先どう捻ってくるのか気になる。宗教関係とかアリシャは多分生きてるだろうしとか。
B00JTPQTLQ
キメラアントとの戦いに赴くゴンとキルアたち。一方、人を滅ぼすために動き出すキメラアントたちだが、暇を持て余した王は盤上遊戯を遊び、「軍儀」と呼ばれる競技の世界王者と対戦することになる。この盲目の少女コムギとの出会いが、王とキメラアント、この世界の行末を決めるのだった。

原作で読んだときにもうずっと泣いてしまっていたキメラアント編の後半、そして会長選挙戦の開始や不穏すぎる次の物語の始まりを描くシーズン6。
キメラアント編は原作を読んだときにも号泣したけど、アニメもやっぱりだめだった。王とツムギに泣き、ネテロ会長に泣き、ゴンとキルアに泣き……。その後の会長選はゴンが不在で、キルアのキリキリする展開が続き、けれどジンがいて、とこちらも息を詰めながら見守ってしまった。
原作準拠のアニメ、面白かったです。
B0D78L5L9M
触れたものをすべて死なせてしまう呪いを受けた貴族の坊ちゃん、その恋人のメイドのアリス。呪いを解くため、時間を遡り、魔女シャーデーに呪いを解いてもらおうと仲間たちとともに動き出す。呪いをかけたシャーデーの秘密とは? そして坊ちゃんとアリス、みんなの未来は。

ハッピーエンド! みんなが幸せになる、優しいお話でした。
人の心が読めてしまうシャーデーと友達になって未来の悲劇を回避しようと動き出す坊ちゃんたち。みんなのその想いが本物だと知ってシャーデーは心を改め、変えなくていいと望んだものはそのまま、回避できるものは回避するという未来を確約する。そして本当にその通りになるという、シャーデーのあっさり感がちょっと拍子抜けではあるのですが、本当はこうやって軽やかな人だったのかなあと思わせるところもあり、彼女は彼女で本来の自分を生きていけるのであればよかった。
坊ちゃんとアリスは落ち着くべきところに落ち着いたのですが、ウォルターとダレスが第3期一番じれじれもだもだな恋模様なのがよかった。大声で愛を叫べるっていいなあ。
B0D78LYWRD
触れたものをすべて死なせてしまう呪いを受けた貴族の「坊ちゃん」と、思いを通じ合わせたメイドのアリス。魔女の友人ができ、家族との距離も縮まり、少しずつ呪いと魔女の関係を知る二人。すると周囲の人々の関係にも少しずつ変化が……?

いつものようにじれじれもだもだな二人の話が続くのかと思ったら、大きく動く第2シーズン。魔女と呪いと、その解決法を模索し、新キャラも登場。
びっくりしたのがウォルターとダレスの関係。そこ進展するの!? というかダレス可愛いな! アリスが結構ぐいぐいいく人なので、自分に自信がないながら一生懸命になる、時々ちょっとずれているダレスがすごく可愛くて……。
この感じだとみんなそれぞれに治まるべきところに治りそうかな。ハッピーエンド目指してみんな頑張れ。
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Author:月子
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