読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
藤原夫妻のもとに引き取られ、妖怪たちの起こす出来事に巻き込まれながら、人の友人もあやかしの友も得た夏目。優しいひとたちを守りたいと、ときには困難に立ち向かう夏目だが、祓い屋の的場をはじめとした異なる考えを持つ人々との関わり方にも思い悩み……。
第4シーズン。的場がだいぶ登場するようになった時期ですね。
このシーズン、夏目の過去にまつわる話が結構多い印象で、見ていてだいぶ切なくて……。無力な子どもでしかなかった夏目が、結局失うしかなかったものってどれだけ多かったことか。過去も含めていまの自分だと言える、いま一生懸命幸せになろうとしている夏目を見ていると涙しか出てこない。本当にどうか幸せに、と祈らずにはいられなくなる。
特に最後のエピソードにあたる、幼い頃に父親と過ごした家に行く話。ここに登場する親戚の人たちは本当に優しくて、その家の子どもだった三世子の気持ちも痛いくらいわかってしまって、夏目は本当に苦しかったろうな。本当に理解し合うことはできなくても、お互いに穏やかに生きられたらいいね……。
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