読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
この世界には、目に見える人間の世界と、精霊の世界ナユグが重なっている。女用心棒で凄腕の短槍使いのバルサは、ある日川に落下した新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを助ける。ナユグの水の精霊の卵を宿して水の守り手となったチャグムは、神を称する父帝に疎まれ、このままでは殺されてしまうという。母である二ノ妃の依頼を受け、チャグムを守り通したバルサ。やがてこの出会いは時をかけて国々を揺るがす大きな流れを生み出していく。
第二シーズンまでは見ていて、最終章の録画をうっかり忘れるという大失態を犯してから、早数年。最後まで一息に見ました。
面白かった!! 最終章、すべての人たちが少しずつ少しずつ繋いだものが、バルサやチャグムを育てて、助けたんだなあと思えるシーンがいっぱいあって泣きました。バルサとジグロの長い旅が終わったこと。チャグムと父帝が和解に至らずとも互いの生きる道をまっとうしたこと。そして何よりタンダの思いが遂げられたこと。見届けられてよかったなあとしみじみ思いました。
ドラマ版はやっぱり、帝がね!笑 俳優さんの演技力で存在感を強く感じられる登場人物で、最初から最後までラスボス感があって、この人の終わりが物語の一つの結末を象徴するようで、とてもよかった。
しかしタンダが報われると「お願い、お願いだからここで死なないで!」と思ってしまうのは……笑 報われない、だからこそかっこいい人だったのでね。ラブシーン、ちょっと泣いた。本当によかった。
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