読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ある日ロボットの足を拾ったのび太。するとそれから家の庭に次々とロボットの部品が落ちてくるようになり、ママから隠すため、鏡面世界でそれを組み立て、しずかちゃんを呼んで一緒に遊んでいた。しかしそのロボットには兵器が組み込まれており、持ち主である少女リルルは、ロボット惑星メカトピアからやってきたスパイだった。地球侵略の危機を知ったドラえもんたちは仲間同士で地球を守るために奔走するが……。
これまでの来訪者はだいたい味方だったり何かに困って助けを求める人たちでしたが、今回は敵側。敵として対立するも、子どもらしい親切心や優しさに触れ、危機を退ける手がかりを作ってくれるという、泣かせる立ち位置です。
地球侵略の危機という規模の大きさに、最終的に過去を変えるタイムパラドクスのエピソードを用いていて、さすがだなあと唸る。「ドラえもん」だからあっさりしているけれど、みっちり描いたらどうなるんだという切なさ。ラストシーンもとてもよかった。
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