読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ある日学校中の生徒がゾンビと化し、学校に閉じ込められてしまった女子高生のくるみ、ゆき、りーさん。絶望する彼女らを励ました保健室のめぐねえの発案で、学園生活部を立ち上げ、生き抜くことを決意する。隠れていたみーくんを保護し、意見の相違を乗り越えながら、生き抜くと決めた五人。だがついに彼女たちが「卒業」する日がきてしまう。
ゾンビが溢れる世界で、学校で生き残る女子高生たち。それだけでもキャッチーですが、最後の最後にマジかよと思われる意外な展開と、走り出す彼女たちという、青春×ゾンビの掛け合わせが面白い作品でした。アニメも見たくなったぞ。
普通の学校の風景が、まるで夢から覚めるみたいに現実の世界に戻っていく冒頭の描写があるんですが、これが後々大事なオチにつながるものだったことにびっくりした。現実から目を背けたいし、心の中にある大事なものに縋っていたい、彼女たちの気持ちを思うと……。
たった五人で生き延びるにもなかなか上手くいかないんだから、それ以上の数だともっと大変だよなあ、そりゃ内部崩壊もするわ、と他のゾンビ作品に思いを馳せたりもしました。
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