読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
幼い頃から妖怪と呼ばれるものの類を目にしてきた夏目貴志は身寄りがなく、自分にしか見えないそれらのために親戚のもとを転々とする日々を送っていた。心優しい藤原夫妻に引き取られた夏目は、祖母レイコの遺品である「友人帳」を手に入れたことで、祖母と関わりのあったあやかしたちをはじめとした、彼らと人々の事件に遭遇する。すべては心優しい友人たちのために。
原作が好きなのでアニメは一期だけを見て終わっていたんですが、最近アニメの新シリーズ制作決定の話を聞いたので、せっかくだからおさらいを兼ねて見始めました。
第三期はシリーズ屈指の名場面であろう、夏目が藤原夫妻のもとに行きたいと言うまでの話が入っています。そんな切ない話の後に、できなかった影踏み鬼をしてあやかしみんなで遊ぶのが、泣ける……。
原作になかなか新規の女子キャラが登場せず多軌が出てくるまで間があった影響か、早々に離脱する笹田が残っているオリジナル展開。また原作で謎めいていた藤原さんがだいぶ初期から登場して結構よく話しているので、原作でしか知らなかった身としては意外でした。どんな人かわからない、からの、めちゃくちゃいい人……というあれがよかったものだから。
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